関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/7/31 ○ vs 阪神タイガース 3-2

1点リードの9回となれば、今季はとくにドラの鬼門であり、山本の初勝利が吹っ飛びやせんかと、ヒヤヒヤさせられたんやけどね(苦笑)。
案の定、そういうピンチが到来したものの、今日は何とか逃げ切りに成功して、奴に記念すべき初勝利がつきました。
こういう継投が毎度ビシッと決まってたら、今頃は楽にAクラスを争ってたはずなんやけど、それが地力のなさなのよねぇ。
まぁ、とりあえず今日はめでたし、めでたしということで。


山本は前回5イニング2失点で、勝利を掴むことはできまへんでしたが、非常にまとまった投球で今後を期待させる内容でした。
ボールには切れがあり、制球も悪くない。
同期の清水よりもずっと安定感があるので、前回の投球が続くならそのうち勝てるやろと思ってたのよね。
そしたら今日は前回以上の投球で、打順一回りは走者も許さんという見事な投球。
二巡目からやや慣れられたのか、ピンチの連続になってしまいましたが、6イニングを1失点とQSをマークする投球は、8連敗中に崩壊していたローテーションのなかでは、絶賛に値する投球やったと思います。
4回、5回とピンチが続いたために、勝利投手の権利を得たら降板するのかと考えてたら、6回もマウンドに上がって走者を許しながらもゼロに抑え、リリーフに後を託しました。
勝たせてもらうのではなく、自ら勝ちに相応しい逞しさを見せたのは、非常に立派な投球やったね。
次も期待大ですわ。


打線の方はクリーンアップが合計8安打、チームで11安打しながら3得点。
ほとんどが単打やったことや、二度も走塁死があったことから、得点が伸びまへんでした。
チーム打率はリーグ2位やけど、ホームラン数は最下位。
トップの読売121本、ベイ109本、スワローズ102本に対して、ドラは試合数の半分強程度の55本のみ。
ナゴドのパークファクターを考えても、火力不足は明らかやと思います。
今オフでのこの欠点解消は、待ったなしやと考えてもらいたいね。

 


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