関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2017/4/16 ● vs読売ジャイアンツ 0-2

9回裏、ドラの最後の攻撃で、先頭打者・藤井が出塁して無死一塁。

ここで解説者の彦野氏が、「ここからクリーンアップに回るようなら面白いですね~」ってなコメント。

いやいや。

そこが一番、面白くないんですが!

仕事しないんですが!

6回二死二三塁で平田、8回一死一二塁でビシエド、二死一三塁でゲレーロが凡退。

出塁率の大島を中心に、チャンスを作ってお膳立てし続けても、こいつらクリーンアップがことごとくそれを潰しまくる。

脇役が頑張って最少の得点をして、それを投手陣がギリギリの綱渡りで守り切る。

そんな試合展開にならなければ、今のドラには勝ち目がないのよね。

クリーンアップというのは三人いますんで、全員好調なんてことがなくても、常に誰かは打ってくれるんやないかと思うんやけど、開幕からずっと誰も仕事してないのよね。

決定打を打ったのは、先日のゲレーロのサヨナラ打「だけ」やないの?

投手陣は整備されてきて、それなりに機能し始めているだけに、いかにそれを援護できるかがチームが前進するためのポイントです。

しかしそのための打線の屋台骨が腐ってるんやから、どうにもなりまへんわ。

当然、代わりの人材がいるわけでもなく、どうやっても厳しいシーズンにしかならんのは明らかやね(分かってたことやけど)。

読売やホークス、タイガースあたりなら、さっさと代わりの外国人を探しに行くんでしょうが、ドラにはそんなことはあり得まへんし…。

給料ドロボーにならんうちに、さっさと仕事してもらいたいもんです。

 

7回裏、二死走者なしから粘ってチャンスメイクして満塁。

ここで代打に起用されたのは、二軍での好調を評価された右打者の阿部。

読売はさっさと絶好調の大竹を降板させただけに、先手を打ってどんどん投手をつぎ込んでくるのかと思ったら、このピンチで左腕・山口を続投させるという意味不明な継投策。

逆にドラにとってはつけ入るチャンスであり、案の定、山口は制球が定まらずはっきりしたボール球を続けてカウント3-1。

山口が完全にアップアップなだけに、次は絶対にストライクを取に来るチャンスボールになるはずやった。

ところが阿部は、真ん中低めへ来たストレート系のボールを、落ち着きなく見送ってカウント3-2。

正直なところ、個人的にはここで勝負あったと思いましたわ。

絶対優位な立場で、肝を据えて攻撃的になれん選手は勝負どころでは使えん。

あそこでは結果は空振りでも凡打でもええから、とにかくフルスイングして欲しかった。

ガッカリしたわ、ホンマに。

 

しかし高給取りたちは、いつになったら仕事するんやろね。

ビシエドには欠陥が見えてたから、再契約も微妙な気がしてたんやけど、今んとこ危惧が当たってたことになります。

さっさと打って、私がアホやったと知らしめて欲しいもんやね。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/