久々に見た涌井の好投と、細川の一発という、投打の一人ずつによる勝利。
今のドラはこういう勝利しかありまへん。
しかも今日の相手は5位で、ドラと同様に目標を失ってるヤクルトであるうえ、場所がホームのバンテリンドームとなれば、勝ったところであんまり意味は感じられんのよね。
まぁ、勝った方がええのは間違いないけど、手応えはそんなにないような気がします。
問題は14連敗中のアウェイカードやからねぇ…。
涌井はようやく、看板通りの投球をしてくれましたな。
ずっとストレートがシュート回転して、制球が不安定やったのが、今日のストレートはキレイに真っすぐ捕手のミットに収まってましたわ。
長い調整明けの前回はイマイチに感じたけど、今日の投球はさすがに文句なしです。
問題はこの投球が続くかどうかやけど、今季の奴は信用ならんので、とにかく次も頑張ってもらいたいたい。
「涌井」の看板は、こんなもんやないはずやからね。
勝ち試合の8回に投げる投手として、清水がポジションを失った今、新たに指名されたのは松山でした。
これには私も、もっと早くそうすべきやと思ってましたんで、納得の起用でした。
(そうなれば大事に使ってもらえるしね)
青木に死球を食らわせたものの、安定した投球内容で初めての8回をゼロで締めました。
奴は手首が立った状態で腕を振れますんで、ストレートに強いスピンを与えることができます。
以前にも言いましたが、将来のクローザー候補やと思いますんで、大事に起用してもらいたいわ。
細川はサイスニードから三本目のホームラン。
続く打席でも二塁打と快打を続けて、三打席目はカウント0-2から四球を選びました(ストライク臭かったけど)。
ここまでは褒められる内容やったけど、8回一死三塁での打席でミソを付けたなぁ。
真ん中付近にストレートが三つ来たのに、それを全部ファールにして最後は見逃し三振。
せめて前に飛ばして1点取る打撃が見たかった。
その前にこの試合であんだけ打ってるのに、あの場面で勝負されること自体、まだまだ奴がホンモノと認知されてない証拠やね。
もっと、もっと打たなアカン。
石川昂は復帰初戦やったけど、そんなに悪くなかったかな。
少しずつズレて凡打になったけど、これは感覚の微妙な調整で何とかなるんやないかな。
このカードの中で、奴らしい当たりを見たいもんやね。
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