私ゃ、ここ数年間ずっと言い続けてきたのが、「春からチームを作っていって夏から勝負できるチームにしたい」というものです。
とくに今季はスクラップ・アンド・ビルドで、若竜を中心としたチームに変貌したんで、春先からあちこちでモロさを露呈して、借金が雪だるま式に増えていったけど、とにかくその若竜たちが前半戦でキャリアを積んで、夏以降を本番やと考えたいと書いてきました。
とにかく夏までは屈辱に我を忘れることもあったし、首脳陣の不始末に頭を抱えることもしばしばやったけど、この若いチームはきっとキャリアを積めば強くなる、そう信じているうちにシーズンも折り返しを迎えたのよね。
そして今、ドラゴンズはこれで3カード連続で勝ち越しとなり、甲子園で阪神に連勝して見せました。
おいおい、強くなってないか?
期待していた若いドラゴンズの強さが、発揮されつつあるんやないの?
ちょっと気分が高揚する勝利でしたわ。
今のローテーションでは、メヒアは安定感では一番やね。
ボールが速くて制球も安定してる。
最近、当たりを引くことが少なかった外国人ガチャやけど、久々に大当たりを引いたかも知れまへんな。
ハマスタ、バンテリンドーム、甲子園と、三つのマウンドに上がったけど、初見でありながらどこでも結果を残したのは、非常に頼もしいね。
唯一、5回に投手の伊藤将に打たれて、二死満塁の大ピンチを迎えたけど、続く森下を力でねじ伏せて無失点。
もし近本がいたら…とは思ったけど、主力のアクシデントはお互い様です。
後半戦は、奴に大車輪の活躍を期待したいね。
細川は昨日から強い当たりをガンガン打ってたのに、打球が上がらず野手の守備範囲に飛んでしまってノーヒット。
結果は悪かったけど内容は悪くなかったし、第一打席もバットの先での当たりやったけど、右翼フェンス際まで飛ばして感じは悪くないと思ってたのよね。
そんで第二打席では、甘く入ってくるカットボールを、打った瞬間それと分かる左翼席中段への先制弾!
内容的に当然やと思いましたが、それでも奴に結果が出たことは嬉しかったわ。
明日も一本欲しいね。
忘れたらアカンのが後藤やね。
伊藤将のボールが高く浮いてきたところやったけど、一死二三塁で溝脇が何もできずに凡退した、二死後の打席やっただけに大きな一打でした。
左vs左やのに奴を送り出した立浪監督の見る目と、奴の必死な思いが乗り移ったこれ以上なく重要な一打になりましたわ。
こんな試合ができるなら、きっと明日も勝てる。
ずっと逃してきた3タテを、今度こそ達成して欲しい。
涌井、明日は日本シリーズやと思って、一世一代の投球を期待してまっせ。
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