関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/3/5  オープン戦第二週

オープン戦開幕から少しインターバルを置いて、また週末に三戦目、四戦目を消化しました。

いずれも三万人を超える観客で埋まった本拠地で、楽天を迎えての二連戦。

起用された投手は、ベテランや新外国人が中心やったけど、二試合で合計20失点という惨憺たる結果となってしまいました。

正直なところ、オープン戦序盤のこの時期に、山井やら吉見や岩瀬や松坂あたりのベテランを、あんだけ投げさせる意味については疑義がありますわ。

この時期はだいたい、早めに調整してる若手を中心に投げさせ、徐々に調整を進めるベテランは中盤以降の登板になると思ってるんで、ベテラン連中に投げさせてもある程度は打たれるもんやないか。

まぁ、そういう意味ではここまでのオープン戦で、ベテランがボコボコにされてるのは無視してもええように思います。

星野仙一追悼試合で見せる試合ではありまへんでしたが(苦笑)。

 

それにしても、松坂は思ったよりも状態は悪くありまへんな。

昨季は140kmを超えるストレートは見られんかったらしいですが、日曜の投球では2イニングでストレートはほぼ140km超えやったんやないかな。

右肩痛の恐怖心から、左肩を開いて強引に投げる傾向があったらしいですが、肩の状態が改善して腕の振りも改善してきたのかも知れまへん。

先日の練習試合では変化球もキレキレなところを見せており、思い切り腕が振れるようになってきたとしたら、ひょっとしたら相当戦力になってくれるかも知れまへん。

これまでは個人的評価の中では、戦力としては完全に考慮外やったんですが、視界の中に含める必要がありそうですな。

 

二軍で小笠原が炎上したらしいですが、何があったんやろね。

相手を下に見て油断したのか、少々気になりますわ。

う~ん。

 

 

 

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2018/2/25  オープン戦開幕

 

この間キャンプインして、そんでこの間に対外試合が始まったと思ったら、もうオープン戦が開幕とか。

ホンマにあっと言う間に調整が進んでますな。

この数年間とは違って、今季はホンマに久々に楽しみが多いシーズンになりそうなんで、オープン戦で何が見られるのかはホンマに楽しみですわ。

で、私ゃテレビ中継のない生活をしてますんで、なかなか各選手の様子が分らんのですが、YouTubeなんかで動画を見たのと、スコアを確認した範囲で分かったことを書いてみたいと思います。

 

 

まず周平。

ここまでの打撃は文句なしやね。

奴の入団以来の課題は、トップが作れないためタイミングの変化に弱く、内角にバットが出にくく外角を左にしかヒットできなかったところ。

それを今季は甘いボール、内角寄りのボールを、思い切って右へ引っ張れてますわ。

秋から石井コーチが付きっ切りで教え、それを波留コーチが春も継続しているようで、別人のように鋭いスイングを見せるようになりました。

シーズンインすれば厳しい攻めも増えるでしょうが、スイングの形自体がまったく変わってますんで、今季は相当期待できるんやないか。

期待しては裏切られてきた数年間やったけど、そろそろホンマに開花するのかも知れまへん。

楽しみですな!

 

鈴木翔太はイチオシの投手なんやけど、ここまではええとこありまへん。

とくに制球を気にしてるのか、ストレートの威力がイマイチで、甘けりゃ打たれるというボールになってます。

打者が当てるのに手こずり、甘くても誤魔化せるくらいでないとアカンのに、あれでは今季は期待できんかも。

もっと圧倒的なところを見せてもらいたいんやけどな。

 

その圧倒的なところを見せたのが小笠原。

スタミナ配分のために抑えめに投げても、打者が差し込まれるストレート。

あれなら今季は大ブレークするかも知れまへんで。

今季のエースは奴になる可能性大ですわ。

 

最後に京田やけど、昨季の時点で二年目以降のパワーアップを期待してたんやけど、それが早くも現実のものになってきたかも知れまへん。

プロのスピードに対応するため、ミート優先、出塁優先の打撃やったのが、思い切り打ち返す打撃に進化しつつあるんやろか。

私が奴に期待するのは、ミスター・ドラゴンズ、立浪氏のような長打もあるクラッチヒッターなんやけど、ポテンシャルは十分やと思ってます。

このまま順調に調整が進んで、開幕を迎えて欲しいもんやね。

 

 

 

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2018/2/18  対外試合開始

 

この間、キャンプが始まったと思ったらもう対外試合がスタートして、もう来週にはオープン戦も開幕するとはね。

時間の経過は早いもんですな。

例によって私ゃ試合そのものは見れんのですが、友人にYouTubeでの動画チェックを教えてもらい、そこで最低限の選手の出来を測る毎日ですわ。

従来に比べるとチェックは難しいけど、何とか開幕までの楽しみを探しておきたいんやけどなぁ。

 

そんでスコアと動画見た限りやけど、今んとこ小笠原と柳は順調すぎる内容で、ローテーション入りに大きくリードしてる状況やね。

まぁ、ポテンシャルを考えれば小笠原は今季エース級になってもらわなあかんし、この状況に驚きはないんやけど、柳の仕上がり具合は実に心強い。

持ち球すべてが低めに集まり、ストライクを取るのに困らない、奴らしい投球やと思います。

 

一方でドラ1トリオの中では、鈴木翔太は出遅れてますな。

結果が先行する二人に対して、完全に見劣りします。

とくに今日の投球は、自慢のストレートが高めに浮いて、次々に痛打を食らってしまいました。

ストレートで打者を押し込めるだけのストレートがなければ、奴の開幕ローテーション入りはないやろね。

次の登板までにどれだけ調整できるか、非常に気になりますわ。

 

ジーは前評判上々やね。

150kmのストレートはありまへんが、NPBでは十分力押しのできる程度でしょうし、制球良く低めに集める投球は正にNPB向きやと思います。

多分、大いなる戦力になってくれるんやないかな。

 

打つ方で目立ってるのは、嬉しいことに周平ですな。

トップが作れず内角に差し込まれるというのが、入団以来の奴の悪癖やったけど、その悪癖を修正するために奴は構えの時点でトップを作り、ボールを待つスタイルになりました。

この修正によって内角の強いボールを、思い切り引っ張る打球も見られており、この時点までは十分期待できそうやね。

また阿部の、力を抜いてインパクトでヘッドを走らせるスイングもいい感じ。

これからもええところを見せて欲しいね。

 

 

 

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2018/2/11  情報が少ないっっっ

 

松坂が入団したところで、もともと話題に乏しかったドラ関係のニュースが、奴一色になるのは予想してはいたんやけど、いざキャンプインになるとその通りになってしまいましたな。

テレビもネットも「中日」とあれば、八割、九割は松坂、松坂、松坂!!!!!という毎日。

ドラが注目されるのはええけど、私ゃ奴にはあんまり興味がないんで、他の選手達の仕上がり具合を知りたいんやけどなぁ。

 

…というのも実は私、住居の補修工事のためにスカパーのアンテナを外されてしまい、キャンプやオープン戦はおろか、開幕戦すら見られないという非常事態に陥ってるのよね(涙)。

選手を動画でチェックする機会がほとんどなくなってしまい、頼りになるのはスポーツニュースかネットニュースのみ。

そういう中で情報を松坂に独占されてしまうと、その他のチーム状況がほとんどわからない。

正直なところ泣きっ面にハチという気分ですわ。

 

そういう中でも何とか情報集めてるんですが、今んとこケガ人もなく順調と言うべきなんやろか。

一つだけキャッチできた嬉しい情報は、ジーが前評判通りに期待できそうやということ。

杉下御大は15勝できると仰ったようやけど、それがホンマならめっちゃ嬉しいね。

早くシーズンで見てみたいもんですわ。

 

 

 

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2018/2/1  キャンプイン!

 

いよいよ2018年のプロ野球が始動しました。

ドラも自主トレで故障者を出すことなく、全員でスタートすることができたようですな。

自主トレ期間中には、ウワサされていた松坂の入団が現実のものとなり、一気にドラの露出が増えました。

まぁ、奴が戦力になるかどうかは分らんけど、プロとして注目が集まることは悪いことやないでしょう。

同じ時期には岩瀬の補償拒否が報道されたりして、チームの雰囲気にミソを付けたところもありましたが、そんな騒動を吹き飛ばすようなドラの躍動を見てみたいもんです。

 

気になるのは、決して小さくないゲレーロ退団の穴を、何とかして埋めることができるのかどうか。

まずは新外国人が機能するのかどうか。

昨年のキャンプでは、ゲレーロにある程度の手ごたえが感じられたこともあり、たとえこの時期の打撃であってもシーズンを予想できるかも知れまへん。

周平がブレークしてくれたら文句ないんやけど、毎年言ってることやから期待はせんとこ。

 

ゲレーロの穴が目立つだけに、目が行くのは野手の方なんやけど、実のところ注目すべきは投手陣なのよね。

ドラの反転逆襲のキーになる連中やけど、競争も激しいだけに誰が出てくるのか楽しみですわ。

とにかく個人的には、鈴木翔太の開幕ローテーション入りがなるのかどうか。

大野雄大とジーは決まり、吉見と又吉も濃厚となれば、ガルシアや小笠原、柳、笠原あたりと、たった二つのポジションを争うことになります。

シーズンは長いんで必ず出番はあるでしょうけど、やはりフルシーズン投げられるかどうかは、プロのキャリアとして重要ですんで、何とか勝ち取ってもらいたいね。

それともう一つは、岡田が完全復活するのかどうか。

岩瀬が今季も戦力になるかどうか分らんこと、小川が故障で出遅れてることを考えると、リリーフ左腕は岡田しかおらん。

毎年、春先は血行障害の影響が強く出てたらしいけど、さて今季は復活してくれるやろか。

頑張ってくれよ。

 

 

 

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2018/1/17            ウソかホンマか分らんけど

 

大野奨太の補償選手って岩瀬だったとか?

球団が兼任コーチだから対象外とか言って、奴をプロテクトしてなかったとか?

ソースが東スポなんで真偽不明と思いたいけど、山崎武司氏まで事実を前提に話してるみたい…。

 

万が一それが事実なら、ドラのフロントは糞だわ。

全員クビでええよ。

記事が事実なら、球団は移籍に同意するよう奴を説得し、あげくに奴が引退を口にして拒否したとのこと。

球団の至宝である岩瀬にキズをつけて、ゴメンなさいでは済まされんで?

いやいや、ホンマに勘弁して欲しい。

あり得ん!!(# ゚Д゚)

 

 

 

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2018/1/7  星野仙一は私の宗教だった

 

私の40年以上ものドラフリークとしての人生、その前半を支配していたのは星野仙一でした(後半は落合博満)。

ドラに入れ込み始めた頃には、彼は背番号20を背負ったチームのエース。

気合いを前面に押し出して、引退間際ではヘロヘロ球に威力を乗せるような、力や技を超えたような投球に私は魅入られました。

男とは、野球選手とはこうあるべき。

まだガキだった私に、そういう意識を強烈に刷り込んだのが彼だったのよね。

 

引退後は、NHKスポーツキャスターとして得た国民的人気者を捨てて、Bクラスに沈んだ地方球団の新監督に就任すると、世紀の大トレードで三冠王・落合を獲得するなど、躍動的にチームを強化して二年目に優勝。

第二次政権でも読売とのし烈なデッドヒートを制して、世紀末に優勝。

鉄拳制裁や乱闘など、大いに暴力の匂いをさせ、しかし私はその戦闘的な姿勢に憧れて、彼がドラの指揮官であることを誇りに思ったもんでした。

間違いなく彼は、私の人生、生き様に、大きな影響を与え、私の中に彼が活きているんですわ。

 

しかしそんな私の彼への感情が反転したのは、彼がドラをクビになりタイガース監督に就任したことでした。

いや、タイガースへ行くのは良かった。

ドラのコーチに決まってた、島野氏を強引に引き抜いたのも目を瞑ろう。

でも「甲子園は一番!」、「タイガースファンは日本一!」とか言うセリフは、私にはガマンできんかった。

私が愛したミスター・ドラゴンズは、いつも「ドラゴンズが一番!」というヒーローやったはずなのに…。

常に彼は、率いるチームのファンへの責任を果たしていただけやと、実は私も分かってはいたんやけど、それでも宗教のようにミスター・ドラゴンズを信じていただけに、それを受け入れることはできんかったのよ。

裏切者!

 

6日朝に起床すると、家内から「ニュース見た方がいいよ」と言われ、そしてスマホで記事を確認して愕然としました。

まだ死ぬような年齢やないのに、あの星野が死んだとか…。

憎い、憎いあの星野が。

ザマミロとでも言ってやりたかったはずやのに。

…私のヒーローが死んでしまった。

そんなアホな…。

 

この十数年間の私は、彼に対して愛憎入り混じった複雑な気分でしたが、もうそれも終わりです。

私という人間の何分の一かは、間違いなく星野仙一でできている。

彼が私の中にいる限り、強くても弱くてもドラを愛し、そして野球を愛していきたいと思います。

ホンマに今までありがとうございました。

そしてお疲れ様でした。

合掌。

 

 

 

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