関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

20174/14  ○ vs読売ジャイアンツ 3-2x

カミネロに対してゲレーロは、際どいボールを見極めるわファールで粘るわと、開幕後初めて丁寧にボールを見る打席を見せてくれました。

キャンプの頃の奴は評論家諸氏にも評判が良かったのに、オープン戦から開幕にかけてどんどん打撃が粗くなり、テークバックで左肩を大きく入れてから背中にバットが付くまでフルスイングするようになってしまいました。

こんだけ滅茶苦茶フルスイングすれば頭もブレるし、そりゃ打てまへんわ。

ここまで何と四死球ゼロという数字が示すように、おそらく日本の野球をナメて、どんなボールでもロングヒットにしてやろうなんて、甘い錯覚をしてしまったんやろな。

それがやっと普通にボールを見るようになりましたんで、12回に打席が回ってきたら面白いかなぁ…なんて思ってたのよね。

サヨナラヒットを打ったコースは甘かったけど、以前のような粗いスイングならファールになってたはずや。

明日、こういう打撃がまた見られたら、ようやくクリーンアップに芯ができるかも知れまへんな。

私ゃ、奴の方がビシエドよりは打つと予想してましたんで、それを証明してくれたら嬉しいですわ。

明日が楽しみです。

 

大野とマイコラスが互いに相手打線を圧倒する、久々の迫力ある投手戦。

これでどうやって得点するんや?と思ってたら、読売が勝手に転んでくれて、やっと大野が勝てるかと思ったら直後に2失点とか、ホンマにズッコケましたわ。

だから奴は本物にはなれんのよね。

…しかし、強いボールを取り戻して、今後もローテーションで機能できることは示してくれたかな。

今日は初回から気迫が漲り、とにかくストレートを待ってる打者にもストレート、ストレートの連投。

そのせいで球数が嵩んで、終盤にガス欠になってしまいましたが、相手を圧倒する投球を久々に見せてくれました。

力任せなストレートで勝って行くうちに、キレイに勝とう、楽に勝とうという意識が生まれたんやろね。

それでストレートはサビつき始め、それとともに勝てなくなった。

何が悪かったのかが理解できたなら、これからはしっかり投げてくれると信じます。

次こそ勝ってくれよ。

 

ゲレーロに光が見えたと思ったら、一方でビシエドは5タコ。

奴も奴で、ロングヒットが欲しいのかブリブリ振り回して打撃が粗い。

4番があれでは、まだまだ苦労しそうやね。

 

そんで杉山。

しょーもないパスボールに悪送球。

集中力欠いとるんやないか。

しっかりせぇ!

 

 

 

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2017/4/13 ● vs東京ヤクルトスワローズ 2-3x

今日は社用で試合中継はできず。

ひたすらスマホで経過をチェック。

まぁ、マジメに見てたら気分悪くなったかも知らんから、こういう日の社用は良かったと考えますわ(苦笑)。

 

しかし、とりあえず今日は又吉の先発デビューが、上々の結果に終わったことを喜ぶべきやろね。

これは今季以降のドラを考えても、目先の一勝を挙げるよりずっと大きな投球やったと思いますわ。

これで吉見、バルデス、若松に続き、四人目のローテーションの一員として起用できることを示してくれました。

他球団のローテーションと比べて、この四人が互角に渡り合えるかどうかはわからんけど、しっかりイニングを食って試合を作ってくれたら文句なしでしょう。

明日の大野が、今度こそ力を見せてくれたら、五人のローテーション投手を揃えられることになりますんで、頭数で言えば他球団には劣らんやろね。

そんで今日の又吉は8イニング115球を投げ、尻上がりに調子を上げる安定した投球だったみたいなんで、ホンマに頼もしいですな。

二死走者なしから畠山に一発食らうというミスはありましたが、次は先発で一勝してくれることを大いに期待してますわ。

 

投手陣の整備が進んでる一方で、打線の方は深刻やなぁ。

序盤の無死からのソロホームランと、投手のタイムリーといった、相手投手がギアを上げてない時に打った2点のみ。

ちょっと相手投手が警戒してギアを上げたら、もう太刀打ちできんからね。

現状ではゲレーロはいてもいなくても同じであり、少しでも頼れそうなのは大島、ビシエド、平田の三人だけ。

マトモな代打は藤井のみと、力的にスカスカですわ。

チャンスをもらってる若手が、一人でも早く頭角を現して欲しい。

そしてそのためには、主軸が打ってそれを助けて欲しい。

責任感持って、頑張ってもらいたいですな。

2017/4/12 ○ vs東京ヤクルトスワローズ 3-2

勝ったのは良かったし、何より三ツ間のプロ初勝利、亀澤のプロ初本塁打と、記念となる試合になったのも嬉しいんやけどね。

しかし今日は2点リードで勝ち切らんといかん試合やったやろ?

いったい何やってんねんと、試合後半からはイライラしてましたわ。

7回の2失点は、一見ビシエドのエラーが原因に見えますが、実のところ元凶はベンチの投手運用にありました。

(もちろんビシエドのエラーは糞もええとこやったけど)

結果論ではなく、バルデスは6回のピンチを切り抜けた時点で、降板させるべきやったのよね。

というのも、どんなに好投していてもバルデスは、80球前後を境に必ず球威が落ちるからです。

だから中盤からピンチの連続になり、最後は大量失点することもあり得るというのが、奴の投球のパターンなんですわ。

どんなに頑張っても100球までが奴の一試合のスタミナであり、しかも奴は登板間隔を詰めることが多いだけに、試合後半のスタミナには十分気を配らなアカンのよ。

たとえば昨季の奴は6勝やったけど、中五日で6イニングと決めて起用していたら、二桁勝ってたかも知れまへん。

だから今季は奴の起用について、十分配慮してやって欲しいね。

 

三ツ間はいよいよ重要な場面を任されるようになってきましたな。

今日も1点を争う場面で登板して、2イニングを1安打3三振の無失点と、ほぼ完ぺきな投球を見せてくれました。

右打者のアウトローへの制球が素晴らしく、スワローズ打線をねじ伏せてくれましたわ。

こうした好投が評価され過ぎて、チームの10試合中で7試合も起用されるという、完全な登板過多となっていますが、まだフルシーズン投げたことがなくペース配分も知らん投手だけに、大事に育ててもらいたいね。

 

亀澤は少しスイングが変わったやろか。

フォロースルーが大きくなって、レベルにスイングするようになったように見えますわ。

ゴロを転がして足を生かす打撃から、今季はスタイルを変えてきたとしたら、今日の長打二本も理解できるような気がします。

まぁ、打撃がなんぼ良くなっても、あのチョンボがなくならん限り、奴というプレーヤーをあんまり高くは評価できんのですが。

安定したプレーができるよう、頑張ってもらいたいね。

 

クリーンアップが11打数1安打で打点ゼロ。

打線の真ん中でブチブチ流れを切るのは勘弁してもらいたいわ。

バイプレーヤーで勝って行くのは限度があるんやから、そろそろ仕事してもらいたい。

明日は打ってくれよ。

 

…それにしても、杉山ももう少しマシな打撃をせんと、スワローズのバッテリーはバルデスの方を警戒してたで?

投手以下に見られてるんやから、ちったぁ恥ずかしいという思いをしてちょ。

 

 

 

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20174/9 ● vs横浜DeNAベイスターズ 1-2

今日は家族サービスで外出してました。

外出や社用でドラの野球を見られん時は、いつも録画して後でチェックするんやけど、今日に限って録画するのを忘れてたのよね~(涙)。

そのためホンマに久しぶりに、まったく試合のェックができんという事態になってしまいました。

…嗚呼。

まぁ、また負け試合やったんで、わざわざもう一回見なくて済んだと思えば、悪いことやないんやけど。

さぁ、今日もええとこ探しやね。

 

今日の光は、吉見の復調「だけ」やったかも知れまへんな。

前回は東京ドームでまったくええところなくボコボコにされてしまっただけに、今回も同じような投球を繰り返してしまうと、チームからの信用を失いかねなかったんやないかな。

それが結果を見れば、今回は7イニングを4安打、7三振の無四球で2失点。

キレと制球力という奴の武器を生かして、エース格としての役割を果たしてくれたと思います。

問題の梶谷に打たれた逆転ツーランは、奴らしくない初球ど真ん中という最悪のボールであったみたいやけど、ホンマに終わってみればこれだけが痛かったね。

しかし大野の先行きに暗雲が漂っているなかで、ローテーションの中心に据えられる投手を確認できただけでも、今日は大きな収穫があったと思いますわ。

次の登板では、何とか勝ってくれることを期待してます。

 

やっぱりクリーンアップが機能せんと、どうにもならんな。

ビシエドなんかは14安打してるけど長打は二塁打一本だけ、そして本塁打2本はベイスターズ、スワローズと並んで最下位。

三人合わせて12打点は、筒香が絶不調で5番が流動的なベイスターズに次いで二番目に少ない。

どっかで爆発してくれんと厳しいわ。

 

さて、次は鬼門の神宮。

また三つやられそうな気がしますが、少しでもええところを見たいもんです。

 

 

 

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20174/8 △ vs横浜DeNAベイスターズ 1-1

初回に石田の立ち上がりのボールで、絶好調の大島が完全に差し込まれてたのを見て、「あ、こりゃアカン」と思ったのよね。

ストレートがキレキレ、制球も良くて、ドラ打線が太刀打ちできる相手やないのは明らかでした。

それが終わってみれば1-1のドローなんやから、上出来と言ってもええでしょう。

大きな収穫もあったし、内容的には昨夜以上の満足度でしたわ。

それにしても筒香がWBCの影響なのか、眠ったまんまなのはありがたい。

明日も寝続けてもらいたいね。

 

若松は前回の登板で炎上してしまいましたが、今回は修正して8イニングを6安打、5三振、1四球の1失点と、デビュー年のような輝かしい投球をしてくれました。

奴と言えばチェンジアップが注目されがちやけど、本来の奴の武器はボールのキレと制球力やと思うのよね。

それが昨季はフォロースルーで下半身がブレて、身体が一塁側へ流れていたため、ボールを引っ掛けたり抜けたりで、キレも制球力もガタ落ちしてました。

おそらくデビュー年の活躍でテングになって、鍛錬を怠ってたんでしょうが、今季はしっかり修正してきたようですな。

7回には無死満塁のピンチを招き、佐野にカウント有利から不用意にストライクを投げて、タイムリーを許してしまったのは反省点やけど、よくぞ1失点で抑えたと思います。

次もこういう投球ができるなら、また二桁勝つこともできるやろね。

 

延長11回の二死満塁で、三ツ間を起用したのはギャンブルやったね。

確かにオープン戦から好調やけど、勝敗を決めるような修羅場での経験はほとんどなく、今日の登板では緊張感がありありでしたわ。

ボール先行でカウント3-1と、あっという間に追い詰められました。

もう真ん中にストレートを投げるしかなくなり、敗戦必至となってしまいましたが、ここで開き直れたのか次に内角へストレートを投げ込み、打者・宮崎は見送り。

そしてラストボールには外角低めいっぱいに、全力のストレートで三振を奪ってガッツポーズ!

いずれのボールも三ツ間が真ん中へ目いっぱい投げたら、力が入ってたまたま内角、外角に決まったのと、打者の宮崎がヘタレで打ちに行けなかったのが勝因であり、決して奴の力だけでピンチを切り抜けたわけやありまへん。

しかし絶対絶命のピンチを三振で切り抜けたという事実は、奴に大きな自信を植え付けたはずですわ。

また厳しい場面で起用されることもあるでしょうが、今後の奴の登板に注目したいですな。

 

田島がストレートにこだわって復調したことも大きいね。

思いのほかチキンぶりを見せてくれましたが、もう奴も大丈夫やろ。

さらに岩瀬の神がかりな投球はホレボレしますわ。

これで8回、9回のポジションは埋まったかも知れまへん。

明日も頑張って欲しいですな。

 

 

 

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20174/7 ○ vs横浜DeNAベイスターズ 7-5

昨夜、負けはしたものの浮上の兆しは見えたと感じましたんで、いつか勝てるやろと思ってたら翌日さっそく勝てました。

大野の体たらくで逆転を食らいながら、打線がクリーンアップの6安打4打点と今季初めての反発力を見せて、再逆転しての今季初勝利。

ようやく今季のスタートを切ることができました。

まぁ、今季はそれほど勝利に執着はしてまへんが、ドラだけ勝ってないのは気にはしてましたんで、とりあえずはホッとしましたわ。

言いたいことがたくさんあるんで、勝利の味は格別やとは思いまへんが、明日からまた、ええ野球を見せて欲しいですな。

 

それにしても…

もっと又吉を大事に使ってや!

水曜日に48球投げた後、たった中一日で46球。

奴は現状のドラ投手陣では切り札的な存在なんやから、便利屋やなくローテーションに入れるか、8回9回の勝ちパターンのリリーフで使うか、重要なポジションに決めて起用すべきですわ。

確かに今日の勝ちは奴の好投が一番の要因でしょうが、こんな乱暴な投手運用では長いシーズンは戦えまへん。

明日からは奴を正しく使ってもらいたいもんです。

 

開幕投手の大野は、今日も5イニングで5失点と散々な出来に終わりました。

早々に相手に2点を与えたのを、自軍の打線が頑張って逆転してくれたのに、その直後にも失点、最終的には逆転を食らってしまいました。

力を入れたストレートは150km近いスピードを計時してましたが、指のかかったいいボールを安定して投げられず、簡単に打ち返されてましたわ。

東京ドームでは開幕戦という緊張感で打たれたのかと思いましたが、今日の本拠地でもボコボコにされたのを見ると、ひょっとすると今季の奴はあんな感じなんやろか。

もし奴が昨季並み、あるいはそれ以下の投球しかできんとなれば、ドラのローテーションは相当厳しいことになってしまいます。

次こそ、ええところを見せて欲しいんやけど、どうなるやろね。

 

それにしても、今日もマズいプレーが出ましたな。

初回は無死で三塁に大島を置き、亀澤が浅いレフトフライを打ちましたが、まだ一死になるだけ、しかもクリーンアップに回るというのに、大島が本塁へ突入して憤死。

決して無理するところやなかった。

そんで5回表の一死一塁、筒香がフルカウントから三振した際、一塁走者がスタートして盗塁のかたちになったのを、杉山が誰もいない二塁に投げて走者は三進。

 

さて、やっと一つ勝てました。

明日に先発する若松には、ええところを見せて欲しいですな。

 

 

 

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20174/6 ● vs広島東洋カープ 3-5

チーム状態は少~~し改善が見られますかね。

今日もポコポコと単打中心に集めて15安打しながら3得点と、無駄打ち、空打ちの連続やったけど、9回の土壇場でようやく上位打線が繋がって同点とする2得点。

判定が覆った昨夜の本塁クロスプレーのように、平田のフェンス際への打球が紙一重で捕られたり、あるいは菊池の神業でタイムリーを阻止されたりと、あと一息で流れを完全に引き寄せることができずに敗れてしまいました。

もともとこの連敗の原因は、大野と吉見の両エース格やクローザーの田島、打点を稼げないクリーンアップといった、チームの核である選手たちが働かんことなんやけど、クリーンアップはビシエドと平田に目覚めの兆しが見えてきました。

ゲレーロはまだまだの状態やけど、これで少しは得点力も上がるんやないやろか。

また明日、先発する大野も二度も無様なところは見せんと信じたい。

このナゴヤドームの六連戦、どっかで勝ってくれるんやないかと期待しようか。

 

問題の新井の犠飛の場面、私ゃフロ入ってたんやで見てないのよね。

犠飛で2失点とかどうなってるんやろ。

東京ドームでのランダウンプレーとか、今季のドラの守備陣は不思議なプレーをしてるんやなぁ。

う~ん、少々恥ずかしいね。

 

リリーフ陣は総じて仕事してくれたけど、岡田はいったいどうしたんやろ。

今日は投球を映像では見てないんやけど、どうも今季はボールが走ってないみたいやね。

WBCに合わせた調整が、何らかの影響を及ぼしたんやろか。

ドラの左腕リリーフ陣では、一番手か二番手の人材だけに、ちょっと奴の不調は気がかりですわ。

 

遠藤はせっかくチャンスをもらってるのに、またヘッドが下がったスイングになってきて、ちょっと打てそうな雰囲気がありまへんな。

キャンプから実戦に出ずっぱりで疲れが出てるのかも知れまへんが、このチャンスを逃すようなら二軍で高調の友永あたりとスイッチさせられる可能性もあります。

ここらでビシッとええところを見せてもらいたいもんですな。

 

明日からはベイスターズとの三連戦。

東京ドームで醜態をさらした大野と吉見には、ここで汚名返上することは義務やと思って頑張ってもらいたいね。

頼むで。

 

 

 

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