初回に石田の立ち上がりのボールで、絶好調の大島が完全に差し込まれてたのを見て、「あ、こりゃアカン」と思ったのよね。
ストレートがキレキレ、制球も良くて、ドラ打線が太刀打ちできる相手やないのは明らかでした。
それが終わってみれば1-1のドローなんやから、上出来と言ってもええでしょう。
大きな収穫もあったし、内容的には昨夜以上の満足度でしたわ。
それにしても筒香がWBCの影響なのか、眠ったまんまなのはありがたい。
明日も寝続けてもらいたいね。
若松は前回の登板で炎上してしまいましたが、今回は修正して8イニングを6安打、5三振、1四球の1失点と、デビュー年のような輝かしい投球をしてくれました。
奴と言えばチェンジアップが注目されがちやけど、本来の奴の武器はボールのキレと制球力やと思うのよね。
それが昨季はフォロースルーで下半身がブレて、身体が一塁側へ流れていたため、ボールを引っ掛けたり抜けたりで、キレも制球力もガタ落ちしてました。
おそらくデビュー年の活躍でテングになって、鍛錬を怠ってたんでしょうが、今季はしっかり修正してきたようですな。
7回には無死満塁のピンチを招き、佐野にカウント有利から不用意にストライクを投げて、タイムリーを許してしまったのは反省点やけど、よくぞ1失点で抑えたと思います。
次もこういう投球ができるなら、また二桁勝つこともできるやろね。
延長11回の二死満塁で、三ツ間を起用したのはギャンブルやったね。
確かにオープン戦から好調やけど、勝敗を決めるような修羅場での経験はほとんどなく、今日の登板では緊張感がありありでしたわ。
ボール先行でカウント3-1と、あっという間に追い詰められました。
もう真ん中にストレートを投げるしかなくなり、敗戦必至となってしまいましたが、ここで開き直れたのか次に内角へストレートを投げ込み、打者・宮崎は見送り。
そしてラストボールには外角低めいっぱいに、全力のストレートで三振を奪ってガッツポーズ!
いずれのボールも三ツ間が真ん中へ目いっぱい投げたら、力が入ってたまたま内角、外角に決まったのと、打者の宮崎がヘタレで打ちに行けなかったのが勝因であり、決して奴の力だけでピンチを切り抜けたわけやありまへん。
しかし絶対絶命のピンチを三振で切り抜けたという事実は、奴に大きな自信を植え付けたはずですわ。
また厳しい場面で起用されることもあるでしょうが、今後の奴の登板に注目したいですな。
田島がストレートにこだわって復調したことも大きいね。
思いのほかチキンぶりを見せてくれましたが、もう奴も大丈夫やろ。
さらに岩瀬の神がかりな投球はホレボレしますわ。
これで8回、9回のポジションは埋まったかも知れまへん。
明日も頑張って欲しいですな。
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