176cm、65kgとヤセ型の体格で、ショートと外野を守れるスピード自慢。
50mは5.9秒と、わずかにドラフト5位・伊藤君の5.8秒に譲るものの、左打席からの一塁到達タイムはベストが3.53秒という韋駄天。
今ドラフトのスピード優先という指名方針に、ピッタリ合致した選手ということなんやろか。
3位という上位指名となりました。
正直なところ個人的には彼をほとんど知らず、動画を探してみたところ打っているところはあんまりなかっただけに、彼の技術を知った風に書くのはちょっと厳しいなぁ。
無理やり記事らしくはしてみたいと思いますが、とくに彼については入団後を楽しみにしたいと思います。
(すんまへん)
彼の武器は何度も書いたようにその足であり、左打席からの一塁到達タイムはベストで3.53秒。
実はこれは相当凄い数字なのよね。
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【NPBのベストタイム】
16年 3.75秒 本多(ホークス)
17年 3.61秒 サントス(マリーンズ)…日本人一位 3.82秒 亀澤(ドラゴンズ)
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全盛時の赤星 3.75秒
アルトゥーベ 3.33秒(MLBベスト)
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もちろん3.53秒を安定的にマークできるわけやないけど、それでも日本国内では異次元のタイムなのは間違いありまへん。
もしプロ入り後も足の威力を発揮できるなら、相手チームの守備網には相当な脅威になるでしょうな。
ただしこれは打撃スタイルにもよりますんで(走り打ちに近くなるとタイムが上がる)、プロ入り後に強い打球が欲しくなって強振するようになると、一気にタイムが落ちる可能性もあると思います。
要するに一塁到達タイムを武器にできるかどうかは、プロのスピードボールへの対応力にかかってくるということですわ。
そして守備と打撃については、先に書いたように未知数です。
打撃についてはバックネットからの動画を見て、右にも左にも幅広く打てるところは確認しましたが、スイングの強さや精度についてはよくわかりまへん。
おそらくは即戦力ではないと思いますが、輝く原石であることは期待できます。
三年後の一軍を目指して、頑張ってもらいたいね。
まずは春のキャンプを楽しみにしたいと思います。
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