2016/9/7 ● vs 広島東洋カープ 0-5

う～ん。

もう２位からの追い上げもなく、チームがノリにノってて優勝を待つだけというチームは、「ゾーンに入る」というか力以上のものが出るんやろか。

吉見もそれほど悪い出来やなかったと思うんやけど、甘くもないボールをカットされ、上手く合されて、ことごとく失点してしまいました。

まぁ、エースが通用しないとなれば、野手陣の方に頑張ってもらいたいのに、初っ端から簡単な打球をミスって先制点を与えるわ、相手ルーキーに軽く捻られるわでええとこなし。

もうちっとええとこ見たかったなぁ。

カープの敵役をしっかり務めただけで、ドラファンとしは退屈な試合でしたわ。

明日は一つくらい勝ちたいね。

吉見の調子自体は悪くなかったはずなんやけど、カープの打者がそれを上回って来たように感じましたわ。

ただし吉見のように抜群の制球力を武器にする投手としては、相手の打者が狙い球を絞りやすければ、合わせることは可能やと思います。

制球に不安のある投手は狙ったコースにボールが行く確率が低いため、打者としては配球を読むことは難しいですからね。

そういう意味ではドラのバッテリーの配球は、下位打線に対しては内角勝負できるのに、上位に対してはほぼ外角に配球が外偏っていたため、いくら厳しいコースであっても対応はしやすかったかも知れまへん。

大野と吉見を立てて完敗してしまうんやから、ちょっと今のカープには勝てる気がしまへんわ。

参りました。

ほとんどええところのなかった試合にあって、吉見をリリーフした佐藤が２イニングを６人で抑えたのは嬉しかったね。

勝敗が決していて、ほぼノープレッシャーなマウンドではありましたが、まずストレートの回転が非常に良く、ノビのあるボールで打者を完全に押し込んでましたな。

そのストレートがあったために、勝負球というにはやや不足のスライダーも、十分機能していたと思います。

間違いなくいいモノ持ってるんやから、先発として投げた試合でもこんな感じでノビノビ投げてもらいたい。

頑張れ。

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2016/9/6 ● vs 広島東洋カープ 1-4

やっぱり首位チームの野球は違うね。

６連勝してきた勢いがどこまで通じるかと思ったら、試合前半からカープに効果的な得点をされて、早々に４点ビハインドとなってしまえばちょっと勝ち目はありまへんな。

ドラの方もヒットはそこそこ打って抵抗したんやけど、カープとは対象的に次々に併殺でチャンスを潰すなど、野球の質そのものの違いを見せつけられてしまいましたわ。

１番・大島が３安打してるのに、２番・堂上、３番・平田がノーヒットで打線は機能不全となったほか、中盤の無死一塁のチャンスは２イニング続けて併殺打。

さらには唯一の決定機たる５回の無死一二塁では、大野がスリーバント失敗で無駄死に（奴はよく勝負どころでバントを失敗すしますなぁ）。

無駄なアウトを増やさない、地小さなプレーも確実に決める、などといった集中力を発揮しない限り、カープに勝つことは難しいでしょうな。

数年前まではドラがそういう野球をやってたはずなんやけど、それがすっかり失われてしまった以上、これからもう一度やり直さんと仕方ありまへん。

秋季キャンプから猛烈に練習してもらいたいもんやね。

また大野はマツダスタジアムで結果を出せまへんでしたな。

それなりに球威のあるボールは投げていたと思うんやけど、少しづつ甘くなったところを確実に打たれてしまいました。

２回は先制されたところまでは仕方なかったけど、石原には外角を狙ったボールが逆球となったところをタイムリーされたのは痛かったね。

わざわざ９番のジョンソンやなく８番と勝負したんやから、あそこは確実に仕留めて１点に留めなあかんかった。

続く３回にはキクマルコンビの連打と連携ミスで失点しつものの、牽制で一走の丸を刺して二死走者なし。

これでピンチは去ったと思ったら、新井に対して内角を攻め切れず、真ん中に入ったストレートをバックスクリーンへズドン。

それぞれドラにとっては、非常にダメージのある失点が続いて、完全に試合の流れを失ってしまいました。

大野には、エースと呼ばれるためのポテンシャルがあると思います。

しかし真のエースである吉見と比べて、試合の要所での対応に大きな差がありますわ。

もっとメリハリをつけて、チームを勝たせる投球をしてもらいたいもんです。

福田はトンチンカンな打席が減って来て、内容のある打席を見せてくれるようになってきたと思います。

今季終了までに、本物の迫力のある打撃を見せてもらいたいですな。

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2016/9/4 ○ vs 読売ジャイアンツ 5-3

今日も家族サービスで外出してましたんで、試合経過はスマホでチェック。

一戦目、二戦目と違って今日は先制を許し、３点を追いかける展開となってしまったうえ、打線の方はマイコラスにまったく手も足も出ず。

そこまで見てて、さすがに今日は負けかと思ってたんやけどね。

よくぞ諦めずに逆転した。

よくぞ小笠原に勝ちをつけた。

この三連戦については、文句のつけようがありまへんわ。

実に素晴らしかったね。

迷走を続けた今季のドラが、ようやく自分たちのスタイルに辿り着いたということかも知れまへん。

梅雨場からち～～～っとも面白くない野球を見せられてきましたが、最後の最後でようやくファンに応えるような野球になってきたような気がします。

今季も残りは少ないけど、最後まで楽しませてもらいたいもんやね。

今日はとにかく小笠原でしょう。

ここまでビシッと抑えてきたわけやなく、それなりに失点をしてきたんやけど、それでも味方のサポートが十分ならすでに２つ、３つは勝っていてもおかしくない投球内容やっただけに、ここでようやく初勝利を挙げられたことは、奴の野球人生にとって非常に大きなエポックとなったでしょうな。

今日は立ち上がりから球威が出て来る前に３失点してしまい、マイコラスの出来を考えると今日も勝利は厳しいと思ってたんやけどね。

しかしそこで諦めず、３回の絶体絶命のピンチも切り抜けて、降板前の６回、７回あたりは逆に圧倒的な投球を見せたことが、この素晴らしい初勝利に繋がりましたな。

また６回表に打順が回ってきた際に、すでに103球投げていた奴に代打を出さなかったベンチの英断も、試合の流れに大いに影響を与えたと思いますわ。

とにかく素晴らしい初勝利でした。

おめでとう！

今日はベンチも打つ手がズバズバ当たって、勝利の大きな立役者でしたな。

８回の攻撃では、無死一二塁で堂上にバントを命じたベンチワークも、結果的には勝利に繋がりましたな。

気付いてた方も多いでしょうが、代打攻勢をかけた藤井の犠飛の後で、野本もタイムリーを放って１点差に迫った際、マイコラスはキャッチャーのカバーに回らず、マウンドから降りたところでボ～っとしてたのよね。

あれは完封を逃して集中力を欠いたんやろか。

そうだとしたら、ベンチの策が当たったということになりますわ。

いい雰囲気になってきました。

今日の福田は２安打。

マイコラスから粘りに粘ってのヒットに、澤村の剛速球を完璧に捉えて弾き返したヒット。

それぞれ内容があって良かったわ。

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2016/9/3 ○ vs 読売ジャイアンツ 5-1

今日は久しぶりに帰省してきてる娘を連れて、日中は家族サービスに勤しんでたため、今日の試合は９回二死まで屋外でスマホをチェックしてました。

いくら四連勝してるとは言え、予告先発が実績の乏しい小熊vsドラキラーの大竹と聞けば、事前の予想では勝ち目が薄いと感じて当たり前でしょうな。

そんな感じで気楽にスマホを見てたら、初回すぐにチャンスを掴むと相手が派手にズッコケてあっさり先制、そんで４番も仕事をしてあっさり３得点のスタート。

昨日から上手く行き過ぎという展開なんやけど、小熊が先発なんで、昨日のジョーダンのように５回までリードを保てるかが心配だったのよね。

それがほとんど危なげない投球を見せて、７回途中まで１失点の快投。

う～ん、あんなにヘタレこいてたチームが、こんなにすべてが好回転するようになるもんやろか。

ちょっとキツネに摘ままれたような気分やけど、とにかくええところを少しでも見せてもらえるのは嬉しいもんです。

明日の先発は小笠原だけに、このいい流れに乗って初白星をプレゼントしてやってもらいたいね。

頑張れ、ドラゴンズ！

今日は「コイツは仕事してない」という選手は、少なかったかも知れんね。

投手陣も野手陣も多かれ少なかれ、ほぼ全員が仕事してくれたんやないかな。

こういう時のベンチはかなりムードがいいはずです。

ある評論家がドラに対して、「選手がベンチの顔色をうかがいながら野球をしている」と指摘してたようですが、もうおそろくそういう空気はないのと違うかな。

やっと普通に野球ができる環境になってきたということやろか。

そういうことなら、これからの残り少ない試合では、少しは野球が楽しめるのかも知れまへん。

初回に打った福田のタイムリーは技ありやったね。

大竹が併殺を狙って内角に食い込んでくるシュートを、おっつけて右中間へ弾き返す二塁打。

こういう高等技術も見せてくれるのに、安定しないのがもったいない。

狙い球を絞っていく頭脳と、狙ったボールを一発で仕留める集中力とスイングの精度、これらを今後高めて行ければ、きっとオールスターには出られる選手になるはずです。

是非とも頑張ってもらいたいですな。

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2016/9/2 ○ vs 読売ジャイアンツ 8-7

今日から、下のYahoo!ブログから引っ越してきました。 http://blogs.yahoo.co.jp/m_shimo2002/33587410.html#33587410

関西出身のオヤジですが、現在は千葉在住。 遠い関東の地から中日ドラゴンズに勝利の念を送り続けて42年、今季は長い長いファン生活の中でも、ドラゴンズが最大のピンチを迎えたシーズンとなりましたが、それでも最後まで見守り続けたいと思います。

関西弁での語りとなりますが、それでもご興味のある方はどうぞご贔屓に。

それでは今日の試合やけど、やっぱりどん底の時期を考えると、チームの調子はかなり上がって来たみたいやね。

オールスター明けから監督休養までが４勝13敗、そんで休養発表から今日までが９勝12敗。

弱いことには変わりないけど、アマチュアレベルの弱さから普通のプロの弱小チームにまで、レベルアップしたということやろね。

チームの勝率が上がったからと、それが必ずしも監督交代が理由やとは言えんけど、逆に無関係と言うのはもっと難しいような気がします。

明らかに他球団よりも戦力は一段落ちるうえに、お家騒動で球団全体がゴタゴタしてる中で、それでも四割程度勝てるようになったのは上出来やないかな。

今後も若手を主に起用して、来季への光を少しでもたくさんかき集めてもらいたい。

残り19試合、若いドラゴンズの胎動を見たいもんです。

今日は先制しながらもジョーダンが逆転を許し、追いついては離されで厳しい展開になったのに、それでもビッグイニングを作って再逆転するというスリリングな試合になりましたな。

とくに５得点した６回の攻撃では、福田の同点弾に、堂上が繋いで周平が逆転打と、若竜が躍動したものだったんで非常に気分は良かったね。

まぁ、福田はまだ一発で狙い球を仕留めるほどの精度を見せてくれないんで、マシソンのような剛球を打ち返すのは難しいでしょうが、交通事故はあり得るところまでは戻ってきたように思いますわ。

周平にしてもまだ開幕頃の溌剌としたスイングではなく、合わせたような打球が多いんやけど、早く奴らしい伸びる打球を見たいもんです。

又吉と福谷はまた打たれてしまいました。 又吉の場合は中盤で起用しましたんで、起用法に誤りはないと思うんやけど、祖父江を挟んで８回という終盤に福谷を起用してきたのは疑問符が付きますわ。

奴らを終盤魔の修羅場で起用するには、もっと中盤や敗戦処理で成功体験を積み重ねてからやと思うのよね。

今季はもう勝ち試合では使わんくらいで丁度ええよ。

明日の予告先発は小熊と大竹でかなり分が悪いけど、それでも何とかええとこ見せてもらいたいね。

頑張れ、ドラゴンズ！

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