うわぁ…
久々に痺れたわ、この試合。
両軍で1点を争う膠着した展開の中、今季のエースと目される小笠原が強力ベイ打線をねじ伏せる。
その一方で4番・石川昂が、膠着状態を打ち破る値千金のホームラン。
このたった1点を、小笠原、祖父江、福、マルチネスと繋いで守り切っての価値ある勝利。
何やら本拠地で勝ったのが5/2以来らしいけど、その勝利は確かな手ごたえのあるものになりましたわ。
決してこの勝利はマグレやないし、今後のチームの指針を示すような内容やなかったかな。
チームの順位が何位とか、私ゃすでに違う観点からドラを見てますが、見たいのはこういう若い主軸の働きで勝つ試合です。
今後もこういう試合が何度も見られると、我々を期待させてくれる気分のいい野球でした。
ありがとう!
小笠原は前回が無様な投球やっただけに、汚名返上を期す登板やったけど、見事な投球で期待に応えてくれました。
5月の月間チーム打率.286、OPSも.821と凄まじい破壊力を発揮しているベイ打線を、ほぼ完ぺきに抑え込んで見せましたわ。
唯一のピンチは6回やったけど、四割打者の宮﨑、WBC戦士の牧の中軸を封じて、7イニングを103球、被安打3、9奪三振という今季一番とも言うべき、「エース」の投球で1点を守って降板。
よう頑張ってくれましたわ。
リリーフした祖父江がピンチを作ったものの、その後を継いだ福のヨコを大きく攻める投球も素晴らしかったね。
難病判明から半年とちょっとで、こんだけの投球ができるのは、奇跡に近い回復かも知れまへん。
最後を締めたマルチネスも素晴らしかったし、今日の投手陣には言うことなしですな。
そして我が若き4番打者、石川昂の決勝弾も見事やったね。
一打席目にやられたツーシームを狙ったらしいけど、コースとしては簡単なボールやなかったと思います。
それを左翼席まで持っていくんやから、大したもんだわ。
こういう1点の攻防では、投手がなんぼ頑張っても援護がもらえず、耐え切れなくなって先制を許して、そのまま負けるという試合ばっかりやったんで、一発で必要な1点を取るという、ドラにとって一番望み得る展開にできましたわ。
やっぱりチャンスを作らんでも、一発で1点が入るホームランは大きいね。
贅沢を言えば、最終打席でストレート攻めされたのをバシッと仕留められたら、明日以降で相手に与える圧力はハンパなかったと思うんやけどね。
まぁ、それはこれからでしょう。
明日もデッカい一発を頼むで~
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