5試合終えてすべて快勝とは言え、実のところ緊張感漂う場面が全試合にありました。
しかし終わってみたらスコアは開いてるというのは、日本の強さを見せたということですな。
日本での試合では一つも負けて欲しくないと言ってきましたが、その通りの結果を残すだけでなく、すべて快勝で終えてくれたのは日本の野球文化のためにも嬉しいことですわ。
何せTV中継がサッカーW杯を上回る視聴率を残したとかで、(はしゃぎ過ぎやとは思うけど)一般社会に対して野球の認知度が上がると考えれば、非常にありがたい。
いよいよ海を渡って、WBC『本番』が始まりますが、多数のメジャーリーガーを揃えたチームたちに、どんな戦いをしてくれるやろか。
決勝でアメリカと激突となれば、シナリオとしては最高なんやけどね…。
大谷はちょっと力が入り過ぎてたんやないか。
立ち上がりから力みが随所に見えたけど、4回あたりからは抜け球が目立ち始めて、5回は最初からリリーフに代えた方が…と思ってたんやけど、案の定イニング途中で降板になってしもた。
おそらく今回のWBCでの登板は最後ということで、この一戦に120%の力を出そうとしたんでしょうが、90%くらいのテンションで投げた方が圧倒できたんやないかな。
一方で奴が打席で見せたセーフティバントは、試合を動かすグッドアイデアやったと思いますが、イタリアの投手陣は思った以上に素晴らしく、要所で一本が出て大量得点したものの、終わってみれば日本打線は8安打なんで、打ち崩したという印象はありまへん。
もっとレベルが上がってくる、準決勝以降の相手投手を日本打線がどう打つのか。
これまで打線をけん引してきたヌートバー、近藤、大谷あたりは、今日は爆発力を見せられんかったけど、村上と岡本に強打が見られたのは好材料なんで、全員が状態を上げて何とか準決勝を突破して欲しいわ。
投手陣ではダルビッシュが今回もイマイチやったかな。
まぁ、スライダーを試してたような気がするんで、結果だけで見るのもおかしいんでしょうが。
奴はおそらく決勝で先発するでしょうから、最後に奴らしいところを見せてくれることを期待します。
(一方で今永は今後、切り札になるやろね)
第三回、第四回と続けて準決勝敗退に終わってるだけに、とにかく次を勝ってくれ。
日本野球がまた、国民的スポーツの地位に戻ってくることを期待してまっせ。
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