序盤にホンマに珍しく4番が仕事をして、3点リードで試合をスタートするラッキーな展開。
一方的に負けまくってるベイを相手に、一矢報いる絶好のチャンスになったけど、例によって小笠原がフラフラと2失点。
無四球はええとして、有利な展開にありながら5イニングで9安打もされるようでは、ローテーション三番手としてはまったくモノ足らん。
何であんなに変化球に逃げるんやろか。
9安打されたうち、変化球が打たれたのは6安打。
ストレートでもっと押さんと、変化球は生きない。
ただしそのためには奴のストレートは、被打率.277とまだ威力が足らん。
だから大野雄からアドバイスを受けたように、とにかくストレートを磨くべきや。
もともと奴はそういう投手のはずであり、このままカーブ投手になるのはもったいないわ。
もっともっと、上を目指せ。
フラフラの小笠原が6回途中でピンチを招いて降板すると、残り4イニングを祖父江、藤嶋、清水、Rロドリゲスと繋いで、1点差を守り切って見せました。
ロドリゲスという大ゴマが欠けたというのに、藤嶋を勝ちパターンにハメ込み、さらに短期間で二軍調整から復帰した祖父江も復調して、厳しいリレーも成功させるようになったのは見事やね。
まぁ、現状では勝ち試合は続かず、勝ちパターンのリリーフ陣を無理させる展開にならんから、万全に近い状態で登板すればこれだけの力は出せるんでしょうが。
(裏を返せば勝ててないということやけど)
先発を5イニングやそれより短いイニングで降ろすと、リリーフ陣の負荷がとんでもなく高まるけど、最近はそこは上手く運用できてるんやないかな。
今後、ローテーションの谷間がいくつ埋まるかで、このリリーフの状態も左右されるでしょうから、しっかり人選してもらいたいわ。
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