関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2022/1/4 立浪新体制に期待する

落合排斥以来の10年間で、CSなしのAクラス一回のみと、暗黒期真っ只中のドラゴンズ。

とくに5位に終わった昨季は、目撃したドラの歴史においてもっとも退屈で悲惨やったと、ファン歴47年の私が確信するシーズンでした。

ドラのゲームを見るのが苦痛やという、初めての経験をした一年であり、変わらなければならないと強く感じた一年でもあったわけです。

 

しかしシーズン終了間際には、ついにミスタードラゴンズの新監督就任が発表され、秋季キャンプで船出するという激動のオフになったのは記憶に新しいところですな。

秋季キャンプでは、与田体制下での弛緩した空気が一掃されたようで、それだけでもチームが前進したと言えますわ。

一方でオフの補強は、ドラフトのほかは育成でマリーンズ・大嶺、そして又吉FAの補償で岩嵜を獲得したのみで、外国人補強は一切なし。

熱意が感じられん球団側の姿勢は、ミスタードラゴンズを迎えてなお変わらんのやと、ガッカリさせられたんやけどね。

まぁ、それでも個人的にはそれも「良し」と考えてます。

 

公式スローガンとは別に、私ゃ今季のドラには「新陳代謝」や、「CHANGE」を求めたい。

せっかく伸び切れてない有望な若手を抱えてるんやから、とにかく連中に出番を与えて伸ばす。

固定化されたメンバーを一気に流動化させ、緊張感でピリピリした競争意識をチームに植え付ける。

ここ数年ずっと言うてきた、戦う土台造りのための一年にして、それで成果を出してくれたら文句ありまへん。

外国人補強によってポジションが埋まってしまい、若手が出場する機会が奪われるより、チームの土台がしっかり固まるまでは補強は不要。

今のドラに必要なのは、とにかく新陳代謝なのよ。

土台が固まり、ホンマに優勝が目前になったら、その時に初めて補強すればええと思う。

…だからと言うて、球団が「補強は不要」と胡坐かいててええわけやないし、一方でせっかく空いてるポジションにベテランを使っても、何の意味もないんやけどね。

申し訳ないけど、確固たる実力者やないベテラン連中には、サポート戦力に回ってもらわんといかんし、使い始めた若手は少しアカンから次の選手というパッチワークもナンセンスや。

とにかく若手に場数を踏ませ、新しいピカピカのドラゴンズの土台を築くシーズンとして、立浪新体制に大いに期待します。

自主トレからキャンプ、オープン戦に、まずは注目ですな。

 

 

 

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