前半から機動力を生かし、さらに相手の相次ぐミスもあって大量リードしたため、最後にこんな紙一重な展開になるとは予想せんかたなぁ(苦笑)。
まぁ、今季は予想通りにリリーフ陣に昨季ほどの安定感がなく、最少得点差を守り切るような野球はできんのやけど、2イニングを3点差で逃げ切ることも難しいとなれば厳しいね。
8回を祖父江-福-谷元と、本来なら1イニングを任せるべき投手をワンポイント的に起用して、何とかかんとか1点リードで最終回へ。
例によって9回表に満塁の決定機を逃すと、又吉もあわや同点を招くような投球。
最後はライオンズがヤケッパチ走塁をして、結果的にアウトにはなったものの、薄氷を踏む思いをしたのは間違いありまへん。
今のリリーフ陣には大ゴマがいないことは、首脳陣も十分理解してるため、今日のように勝ちパターンの投手たちを、贅沢にもワンポイント的に起用して見せました。
今季はとくに祖父江と福の調子が上がってない。
又吉が復活してきたからまだ戦えてるだけに、Rマルチネスが戻ってくるまでは、ひたすらガマンするしかありまへんな。
橋本をうまく勝ちパターンにハメることができれば、首脳陣としては上々の評価を与えられるんやけどな。
打線の方は、堂上が本格的に爆発しつつあるのが嬉しいね。
守備良し、長打あり、小技もありと、足を除けば素晴らしい選手になってきたんやないか。
あんなに脇を開けて、スイングが波打ってたのに、脇が締まってヘッドが走るようになったのは、涙が出そうになるほど幸せな気分ですわ。
19年のキャンプの頃でもいいスイングしてると思ったんやけど、あのシーズンはその後だんだん元に戻ってしまった。
それだけに今季はこれが続けられるのかどうか。
そして身体が最後まで続くのかどうか。
今の状態を長くキープできたら、ひょっとしたら京田も阿部も、戻るべき場所がなくなってしまうかも知れまへんな。
あのルーキー時代に描いた夢を、十数年後に実現できるのかどうか。
愉しみにしたいと思いますわ。
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