昨日までの負け方があまりにも悪かったんで、この先どんだけ沈んで行くんやろと思ったけどな。
柳が素晴らしかったね。
いよいよエース格に台頭してきたと言えるかも知れん。
序盤はかなりフラフラで、九里の方がよっぽど出来は良く見えたくらいやのに、しっかり内角を使って尻上がりに調子を上げ、8イニングで14奪三振の無失点と完ぺきな投球を見せてくれました。
一昨年の前半もどんどん勝ち星を伸ばしましたが、その当時よりも現在の方が状態はええのと違うか。
ゲームを支配することができる投手として、存在感を大きくしつつありますわ。
入団当初から光るモノはあって、二ケタは勝てる投手になれると思ってたけど、いよいよ奴はその個人的な想像を超越し始めており、大野雄と肩を並べるんやないかという勢いを感じます。
次の登板がまた楽しみになってきましたな。
チームの大きな課題である打線の方は、阿部の代わりの三ツ俣を連続出場、そしてあまりにも状態の悪い3番・福田に代えて福留を起用。
この刺激策がようやく当たって、3/31以来の5得点。
二ケタ得点やなくたった5得点するのに、半月以上を要したあたりにチームの大きな闇を感じてしまいますが、とりあえず一息つけたやろか。
ちょっと右肩が入り過ぎてた福留は、最近になってかなり状態が上がって来て、今日なんかは奴らしい鋭いスイングを見ることができました。
続けて使うと疲労で調子を落とすでしょうが、重要なポイントで使って行けば大きな戦力になってくれるでしょう。
また三ツ俣については、プロ生活で一番大きなチャンスかも知れまへん。
この数年間は使ってもちーっとも結果を出せなかったのが、今季は要所で光るプレーを見せてます。
奴が2番に定着してくると、打線がさらに機能する可能性を感じます。
これからも頑張って欲しいね。
根尾が満塁で貴重な2点タイムリー。
これでチーム全体の打点ベスト3は、ビシエド7点、キノタク6点、続いて奴が5点。
打率は低いけど、立場的にはそれほど悲観されるような数字ではありまへん。
山ほど三振をしてアウトも相手に献上し続けてますが、今日タイムリーを打ったのは低めに沈むツーシーム。
このコースへの落ちるボールは、奴がずっと苦しんできた配球やったけど、アウトを重ねるなかでようやくそこにアジャストできたわけやね。
これこそ有意義な三振、有意義なアウトがあったからこそであり、若手の苦戦をガマンする意味やと思います。
残された時間は多くないけど、是非とも頑張ってチーム内の地位を上げていって欲しいね。
ちなみに出番を失いつつある平田に阿部、福田やけど、このままベンチに置いとくんやろか。
落日のベテランの扱いは難しいで…。
親サイト : 「関西竜魂」 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/