自主忌引の間にドラフトが実施されて、個人的にはこれまでまったく触れずにいたんやけど、やっぱりノーコメントっつーのも味気ないんで、少しだけ『雑感』めいたもんを書いてみたいと思います。
コロナ禍におる今回のドラフトは、アマ選手たちが実戦さらには練習機会を奪われた期間があり、成長すべきレベルに到達できなかったり、成長度合いをチェックしにくかったりと、個人的には非常に難しいものになると思ってたのよね。
ところが指名人数は例年通りであり、育成選手まで相当数が指名されたのは意外でした。
しかし高校生の指名、とくに上位指名がやや少なかったのは、やはり通常の成長カーブが望めないというリスクを感じたんやろか。
そんななかでドラが指名したのは…。
1位 高校右腕
2位 大学右腕
3位 高校左内野手
4位 高校左腕
5位 高校右腕
6位 社会人左外野手
育成 大学左腕
育成 高校左腕
育成 高校右腕
秋口に米村スカウト部長のコメントとして、野手の補強を強調してましたんで、ようやく貧弱な野手層の補強に着手するのかと思ってたのよね。
それが中京大中京高の高橋君による、プロ志望への転向から風向きが変わり、いざフタを開けたら例年以上に投手、投手…。
もともと補強ポイントは外野手と左腕やと言われてたのが、それを無視したような結果になったのは意外でしたわ。
結果として完全にポイントがズレてますんで、ぶっちゃけ「ええのかこれで?」と思うところはあるんやけど、今年についてはやむを得んところもあるのかも知れまへん。
大野雄のFA流出リスクとリリーフ陣の疲弊、そして梅津など期待の若手の伸び悩みや故障を考慮すれば、来季は投手陣の構成を一から作り直す必要があったのは事実。
個人的には、長い目で見れば忸怩たるものもありますが、モヤモヤしながらも容認しつつあるのが今回のドラフトでした。
そんで1位の高橋君やけど、彼は甲子園での交流戦を見て、久々に心躍りました。
だから彼を1位で一本釣りできたのは、ラッキーやったと思います。
正直なところ彼以外の選手たちについては、あんまり知らんのやけど、これから勉強させてもらいますわ。
YouTubeでチラ見した程度なら、6位の加藤君が面白いと思ったんやけど、キャンプはどうなるやろか。
それにしても…。
ホンマに野手の方の補強はどうするんやろ。
何やら大島オーナーは「来年は優勝!」なんつー、お気楽なコメントをしたらしいけど、カネもかけずにムシのええこと言うてて腹立つわ。
やることやってくれ!
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