関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2020/11/14  2020年ドラフト

 

自主忌引の間にドラフトが実施されて、個人的にはこれまでまったく触れずにいたんやけど、やっぱりノーコメントっつーのも味気ないんで、少しだけ『雑感』めいたもんを書いてみたいと思います。

 

 

コロナ禍におる今回のドラフトは、アマ選手たちが実戦さらには練習機会を奪われた期間があり、成長すべきレベルに到達できなかったり、成長度合いをチェックしにくかったりと、個人的には非常に難しいものになると思ってたのよね。

ところが指名人数は例年通りであり、育成選手まで相当数が指名されたのは意外でした。

しかし高校生の指名、とくに上位指名がやや少なかったのは、やはり通常の成長カーブが望めないというリスクを感じたんやろか。

そんななかでドラが指名したのは…。

 

 1位 高校右腕

 2位 大学右腕

 3位 高校左内野手

 4位 高校左腕

 5位 高校右腕

 6位 社会人左外野手

 育成 大学左腕

 育成 高校左腕

 育成 高校右腕

 

秋口に米村スカウト部長のコメントとして、野手の補強を強調してましたんで、ようやく貧弱な野手層の補強に着手するのかと思ってたのよね。

それが中京大中京高の高橋君による、プロ志望への転向から風向きが変わり、いざフタを開けたら例年以上に投手、投手…。

もともと補強ポイントは外野手と左腕やと言われてたのが、それを無視したような結果になったのは意外でしたわ。

結果として完全にポイントがズレてますんで、ぶっちゃけ「ええのかこれで?」と思うところはあるんやけど、今年についてはやむを得んところもあるのかも知れまへん。

大野雄のFA流出リスクとリリーフ陣の疲弊、そして梅津など期待の若手の伸び悩みや故障を考慮すれば、来季は投手陣の構成を一から作り直す必要があったのは事実。

個人的には、長い目で見れば忸怩たるものもありますが、モヤモヤしながらも容認しつつあるのが今回のドラフトでした。

 

 

そんで1位の高橋君やけど、彼は甲子園での交流戦を見て、久々に心躍りました。

だから彼を1位で一本釣りできたのは、ラッキーやったと思います。

正直なところ彼以外の選手たちについては、あんまり知らんのやけど、これから勉強させてもらいますわ。

YouTubeでチラ見した程度なら、6位の加藤君が面白いと思ったんやけど、キャンプはどうなるやろか。

 

 

それにしても…。

ホンマに野手の方の補強はどうするんやろ。

何やら大島オーナーは「来年は優勝!」なんつー、お気楽なコメントをしたらしいけど、カネもかけずにムシのええこと言うてて腹立つわ。

やることやってくれ!

 

 

 

 

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