先発のロドリゲスが安定せず、打線が援護しても二度とも逆転を食らう。
打線の方も2得点はしたものの、10安打に6四死球と走者を出しまくりながら、モタモタと残塁の山を築く消化不良な展開。
今までのドラならええとこ同点止まりで、ほとんど1点を追いつけずに負けてたやろね。
それを何とか逆転するところまで持って行って、追加点が取れないなかでリリーフ陣が最高の仕事をして、たった1点のリードで逃げ切り勝ち。
決してスマートな勝ち方やなかったけど、それでも勝つというのは勝ちグセがついてきたんやろか。
夏場までの6回までリードされるとほぼ負けるという傾向は、後半で必死に勝ちに行くのがしんどいから、馬なりで個人プレーだけやればいいという、選手たちの負け犬メンタルのためやった。
勝ち続けることで勝つことに慣れて、負けることへの抵抗感を植え付けられることで、選手たちに今までにない力が出せるようになったんやないかな。
おそらく暗黒時代を戦ってきた高木、谷繁、森といった監督たちも、同じように目先のゲームを勝つことで、常に勝てるチームにしようと思ってたんでしょうが、彼らはそれを叶えることはできまへんでした。
与田監督と彼らにどんな違いがあるのか分からんけど、目先のために戦って負ける悪循環から、ようやく脱しつつあるのは嬉しいね。
今季の好調が来季に繋がるかどうかが一番重要なんやけど、今の勝ちがなければ来季もないでしょうから、是非とも頑張ってもらいたい。
貯金8で3位までゲーム差4。
最近は久々に3位の勝敗が気になりだして、やっぱり勝利って素晴らしいと実感してます。
明日の予告先発は松葉と小川やけど、これでどんな野球を見せるのか楽しみですわ。
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