得点経過を見ると、普通なら面白いゲームやったと言うべきなんやろね。
立ち直った井納に打線が抑え込まれ、ビハインドで進む厳しい展開になりましたが、中盤に掴んだチャンスをモノにして一気に大逆転。
継投に失敗して同点にされたものの、最後は主砲の一振りで再逆転して、勝ちパターンのリリーフ陣でガッチリ逃げ切り勝利。
痛快っちゃー痛快なゲームやったのは間違いないでしょう。
負けが込んでるアウェイの連戦のなかで、カードの初戦を取れたのも大きい。
アグレッシブに動いたベンチワークの勝利やと、言うてもええゲームでしたわ。
…それでも、個人的には違和感が残りました。
野球は心を持った人間がやるから面白いんであって、決してそれはスマホのアプリゲームやない。
努力や結果を徒労に終わったと、選手に感じさせたらアカン。
今日の清水は確かに3失点したけど、それは立ち上がりの制球の乱れと交通事故的な一発によるもので、ベイの打者をねじ伏せるような場面も多く見られました。
十分輝きも見せてただけに、しっかり5イニング以上投げられる内容に見えたんやけどね。
5回の攻撃でチャンスになった時、与田監督は清水に代打を出すやろとは思ったけど、ゲームを壊してもない投手を早々に降ろしてしまうのは、どんなもんやろね。
監督に星野仙一のようなカリスマがない限り、投手間には首脳陣への不信感が広がってもおかしくないと思うんやけど。
将来有望な若手を、こんな風に使い捨てるような起用は、個人的に支持しまへん。
止めてもらいたい。
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