関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2020/7/12 ● vs 広島東洋カープ 2-7

 

与田体制になって以来、そのベンチワークに疑問を感じて、モヤモヤを抱えたままの日々なのよね。

素人の考えが及ばん何かがあるのかも知れんけど、それでも今日もまさにそういうゲームやったかなぁ(苦笑)。

今季は若いメンツが育ってきて、楽しみなシーズンやと期待してたんやけど、首脳陣があんな感じで不思議采配を繰り返してくれるなら、それも無理かも知れまへん。

そりゃ、プロが考えるような妙案を、私のような素人がすべて理解できるわけもないんでしょうが、それにしたって不思議するのよねぇ…。

今日の場合、何故5番がキノタクなのか、梅津の7回続投は何故なのか、そしてその7回に二三塁で鈴木誠と勝負したのは何故なのか。

それぞれ首脳陣には意図はあったんでしょうが、見てるこっち側としてそれに高い勝算があるとは思えんのよね。

 

 

キノタクはカード初戦で貴重なタイムリーは打ったし、開幕からヒットも出ていて打率は高い。

昨季までのバットが役に立たん選手というイメージからは、確かに成長は見られるように思います。

しかし今までスタメンでは、ほぼ8番に固定されてきた選手を、だからと言っていきなり5番というのはちょっと…。

8番と5番では、奴自身のメンタルも相手チームのマークも、まったく違うものになりますわ。

そりゃ、キノタク自身にとってもキツいんやないのん?

結局、奴でチャンスを二度潰したけど、それは結果論やなく自明の理やね。

 

 

そんで梅津は6回のピンチで全力を尽くし、何とか無失点で切り抜けました。

ここまでで奴の投球数は114を要しており、6回に力を出し尽くしたことを考えれば、個人的にこれでお役御免やと思ったんやけどね。

奴へのエース教育なのか、それともリリーフの消耗を嫌ったのか、それとも梅津にまだまだ力があると感じたのか分からんけど、案の定7回にはいきなり連打を食らって大ピンチ。

ピンチを迎えると結局、梅津はマウンドから降ろされ、リリーフを使うことになったと思ったら、その祖父江も打たれてジ・エンド。

勝機は失うわ、梅津は消耗させるわ、リリーフはムダに使うわ、何かええことあったんか?

 

 

そんでその7回に、1点を失ってなお一死二三塁とピンチが続き、迎えた打者は4番の鈴木誠也

5番が鈍足の松山やということを考えれば、空いた一塁を埋めてゲッツー狙いやと思ったんやけどなぁ。

何で正直に鈴木誠と勝負したんやろか。

これも分からんなぁ。

不思議や。

 

 

一方で、石川昴が初スタメンで初打席初安打。

難しいボールをファールにせず、フェアゾーンに落としたのは高等技術やと思いました。

残りの3打席はすべて三振に終わりましたが、その内容には見るべきものもあり、一軍のボールへのアジャストは遠い未来ではないように見えました。

奴を昇格させてスタメンで起用したというのは、数少ない首脳陣の功績やと思います。

それだけに継続して起用してやって欲しいと、強く願うだけですわ。

次は頑張れ。

 

 

 

 

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