観客がスタンドに帰ってきたファーストゲームで、負けゲームを鮮やかにひっくり返すサヨナラ勝ち。
8回までは完璧に負けゲームやったんで、負けゲーム用の記事を考えてたんやけど、頼りになる本物の4番打者が決めてくれました。
その前にはキノタクによる二死からのタイムリーや、9回先頭の井領がヒットで出塁するなど、バイプレーヤーの頑張りもあったことは忘れたらあきまへんな。
『代打・三ツ間事件』からチームの状態は悪化してきましたが、これで何とかそれも払しょくできるやろか。
まだまだローテーションが不安定で、一気に勝っていけるとは思えまへんが、これを契機に反転攻勢に入ってもらいたいね。
明日は一年ぶりの今季初先発となる勝野やけど、何とか奴に勝ちを付けられるよう皆で頑張れ。
大野雄は7イニングを103球、4安打、6三振の2失点と、数字的には十分合格点やね。
しかしゲーム展開を重たくして、ヘタすりゃ奴自身が敗戦投手になってたのは、それこそ「ザ・大野雄」という投球やったからですわ。
「先に失点しないこと」、「得点の後に失点しないこと」、「二死走者なしで長打を食らわないこと」、こうした勝利のための定石をほとんど守れんのやから。
プロ入り以来ずっとこのへんは成長せず。
イニングは食えるし防御率もいい、素晴らしい投手のはずやのに勝てん。
だから毎年勝ちと負けが拮抗する、それが奴という投手ですわ。
今季FA権取ってドラから巣立ったとして、貯金を作れる投手になれるのかどうか、個人的にはそれが見ものやね。
まぁ、最多勝は高確率で獲れんと思ってますが、力量的にはもったいないわな(苦笑)。
とりあえず今季たくさん勝って見せてくれや。
大瀬良が左打者への被打率が悪いってことで、スタメンに左を並べましたが、あんまりコロコロとメンバーは代えるべきやないと思うんやけどな。
ベテランは「俺を信用してないのか」と感じてモチベーションを落とすし、若手は若手で「いつ代えられるか分からない」ってことで焦ってしまう。
どっちにしても選手のメンタルにいい影響はないんやから、ちっとは落ち着けんもんかな。
せっかく若手をスタメン起用しても、平気で二打席で終わりにしたり、ちょっとゴチャゴチャ動きすぎですわ。
ルーキー監督はよく動くという傾向がありますが、さすがにもう二年目なんやからドッしりとベンチに座ってて欲しいもんやね。
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