とうとう夏の甲子園の中止まで決まってしまいました。
誰も悪くない、仕方がないとは思いつつ、選手たちの虚無感を思うとやるせなくなります。
野球だけやなく、中学、高校のそれぞれ三年間の、総決算の場を奪われたすべての少年、少女たちに対して、何かの助けを与えてあげたいと、痛切に思いますわ。
私のような人生の過半を終えているような大人ならまだしも、まだ十何年かの人生経験しかない彼らは、その虚無感を消化する方法を知らないでしょう。
この辛い経験で成長できるならええけど、マイナスの方向で晴らすようなことになれば、これほど悲しいことはありまへん。
もし冬のサッカーやラグビーの全国大会が、予定通りに実施できたとしたら、また下級生たちが何事もなく総決算の大会に参加できたとしたら、そこへ強い嫉妬の想いを抱いたとしても、私はそれを責めることは難しい。
高校野球では地方大会だけは実施する構想がありますが、せめて多くの少年、少女たちの心を助けてあげたいね。
一方でＮＰＢは6月19日の開幕が濃厚になってきたようです。
拙速やないかと個人的には危惧するところもありますが、全国での新型コロナの新規完成車の減少傾向と、それに伴う緊急事態宣言の解除を考慮すると、その時期の開幕は説得力があるのかも知れまへん。
選手たちの精神的消耗も心配であり、その意味では早期に開幕時期を決定してやる必要はあるでしょう。
そして今季は調整が難しく、かつ短期決戦になるため、意外な選手が活躍したり、意外なチームが勝ったりする可能性もあるやろね。
…それにしても、セ・リーグはCSを実施しない方向らしいけど、野球を長く楽しむためには、ドラとしてはCSが必要かなぁと、スケベ心が湧いてきました。
う～ん。
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