関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/4/12 ○ vs 阪神タイガース 9-4

いろいろと明暗が浮き出たゲームでしたな。
まず明るい点を挙げれば、開幕投手に選ばれた笠原が、前回の序盤KOから調子を立て直して今季初勝利。
そしてビシエドの二発で主導権を握り、その後も珍しく欲しいところでタイムリーが出て綺麗に9得点。
三ツ俣が結果を出せなかったのが残念やけど、そのほかにチャンスを与えられた遠藤や井領、そして加藤がタイムリーを放ち、競争の中で存在感を示したことは嬉しいね。
加藤あたりはチャンスで打席に立って、首脳陣が「コイツじゃ打てん」とダブルスチールで得点しようとしたのが、その後のチャンスで初タイムリーを打ったのは失地回復の一打やった。


一方で、終盤の失点は勝利の喜びを半分にしてしまいましたな。
佐藤は開幕メンバーに選ばれながら、12試合で一度しか登板機会を与えられまへんでしたが、それが今日のように調子が上がってないという理由なら納得できますわ。
奴はあんなに踏み出す左足を、開いて投げてたやろか…?
キレのないボールが多いのは、何故なのか心配ですなぁ。
また同時に女房役の加藤まで、テンパってプレーが全部ボロボロになったのもいただけない。
イニング途中で交代させられるというのは、相当恥ずかしいことは自覚してると思うけど、早くああいう場面で投手を助けられる存在になって欲しいね。


笠原がボールの力を取り戻して、阪神打線を圧倒したのは嬉しかったね。
開幕からボールがイマイチ走らんし、制球もボロボロやったけど、今日はどちらも改善が見られましたわ。
しかし制球の方はまだまだで、抜け球も多く、どうしても球数が増えてしまいました。
新首脳陣は投手に変調が見られると、さっと代える方針のようやけど、早くこういう降板をすることなく一人でゲームを作れるようになってもらいたい。
柳とどっちが早く真の大黒柱になるのか、それを注目していきたいと思います。

 


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