関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/3/27  開幕間近

イチローの引退で個人的には大幅テンションダウンなんやけど、新世代ドラゴンズの開幕に対しては、無理やりにでもテンションを上げて後押しせんとね。
何人かケガ人が出たり、中軸打者の調整具合に疑問符がついたりで、ただでも戦力不足やと認識されてるなかで、さらに不安要素も少なくありまへんが、悪いことばかりやない。
あまり勝つことばかりを期待はしてまへんが、世間の低評価を覆す可能性はあると思います。
とにかく内容的に充実したシーズンを過ごしたいですな。


フレッシュの選手の台頭が少ないのは残念やけど、少しトウの立った戦力の成長が見られます。
第一に堂上直倫
プロ生活12年目にして、やっと下半身でリードするスイングが身に付きつつあり、ミートの精度も打球の勢いも格段に向上しました。
そしてまた内野手やけど阿部。
もともと技術的に評価は悪くなかったみたいやけど、それがようやく結果な表れてきたような。
二軍では石川駿が絶好調であり、野手の枠を考えれば三人とも使うというのは難しいとは言え、誰かが結果を出してくれるやろという楽しみはありますな。
オープン戦では平田、大島、ビシエドアルモンテといった中軸が不振で、得点力が半減してましたが、本番になればそこそこやってくれると期待したい。
だからこそ、そのなかで三人がどんな存在感を示してくれるのかが、非常に楽しみですわ。


開幕マスクは下馬評では加藤とのこと。
経験不足が決定的なネガ要素やけど、すべてを吹き飛ばすような強肩という武器は、チームにとっては大きいね。
これで投手がピンチで盗塁されるという恐怖から解放され、投球に集中できるようになれば、防御率も下がる可能性は高い。
甲斐キャノンを上回るとウワサされる、その強肩で一気にブレークしてもらいたいね。


投手陣にはあまり新鮮さは感じられまへんが、リリーフを中心にうまく整備されたように思います。
とくに田島・佐藤・ロドリゲスから鈴木博に繋ぐ終盤のメンバーは、ひょっとしたらリーグ随一かも知れまへん。
先発陣の弱さは否めまへんが、このパーツの整備が進めば、上位進出もあり得るんやないかな。
とにかく中盤までいかにゲームを作るか、それが今季のドラの運命を決めるやろね。

 


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