関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/7/7 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 3-0

両軍がエース格を押し立てて、予想通りの投手戦になりましたが、何とドラの方が少ないチャンスをモノにして先制し、そのまま勝ち切ってしまいました。
正直なところ、個人的にはドラが正しくないと思われる手を重ねてただけに、勝てたのは正直なところ意外でしたわ(苦笑)。
結果が良かったんで、むしろ今日のベンチワークの方が正しかったと言えるんでしょうが、ラッキーという気がしてなりまへん。
まぁ、結果としてガルシアに勝ち星がついて、福田の一打が決勝打になり、鈴木博にセーブが付いたわけやから、素直に喜んどくことにしますけどね。
負けると終戦ラインの借金二ケタに到達してるところでしたんで、何とか早く借金5つラインまで戻りたいもんです。


中盤までゲームが動く気配はなく、終盤に向けて確認しておく事実としては…。
① 小川は6回まで投球数87と、9イニング完投も視野に入れられるペース。
② 終盤のリリーフはメンバーが一新されたドラより、スワローズの方が圧倒的に安定している。
こうした要素を頭に入れつつ、策を講じる必要があると思ってました。


そんで7回、先頭のアルモンテがヒットで出塁して無死一塁。
アルモンテに代走を出したうえで周平が犠打を決めて、得点圏に走者を送ったわけやけど、私が考えたのは「得点は取れない可能性の方が高いと考えれば、アルモンテにはもう一度打席が回るのに…」ということと、「福田は得点圏では打てない」、「もし福田を歩かされたら代打に期待するしかないがゲッツーもある」、「得点できたとしても1点で逃げ切るのはムリゲー過ぎ」ということでした。
…であれば、アルモンテに代走は出さないし、当たっている周平の一打に期待するべきやなかったかと思いました。
ところが得点圏で、福田のほとんど当たり損ねの当たりが、二遊間の真ん中に転がってラッキーなタイムリー。
結果的にベンチワークが当たったことになりました。


ガルシアに代打を送った後、8回に起用したのは又吉でしたな。
最近の登板の中でも被打率は高く、1点を守り切る投手としては役者不足やないか、まだ佐藤優の方が可能性があるんやないかと思ったんやけど、奴も先頭打者を出塁させてピンチを招きながら、続く雄平の強い当たりがファースト正面を突いて、併殺を取れたのが大きかったね。
かなり幸運も感じましたが、これが又吉の立ち直るキッカケになればええんやけど…。


あれこれ言いましたが、結局は田代の牽制死がゲームの流れを大きく変えたということやろね。
地力で勝つのが難しいだけに、明日もああいう幸運が欲しいもんです。

 


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