両軍の先発投手が又吉と加藤という組み合わせなら、ドラの立場では勝たなあかんゲームやったけど、今日は肝心の又吉が思いのほか不調で失点が止まらない。
初回の失点にはすぐ援護があり、そして逆転してもらったのに、結局は逆転を食らってしまう始末。
こんな感じで初回から3失点なんて展開だと、4月頃なら反撃らしいことすらできずに、そのまますんなり負けてたところやと思うけど、突き放されても追いつき、追い越したあたりはチーム状態の向上を感じることができます。
投手があかん時には打者が頑張り、打者があかん時には投手が頑張る。
そういう調子のいいチームになってきたように思いますわ(その割に負けてるのが何とも言えんけど)。
チームがこういう上げ潮の間にどんだけ借金を返せるかが問題やけど、リリーフが手薄なところでジョーダンを持ってきたのは、珍しく首脳陣のファインプレーやないやろか。
奴としては不本意かも知れんけど、そこそこ投げられる投手がローテーションに揃ってきただけに、力のある投手がリリーフに欲しかったもんね。
楽なゲームにはならんでしょうが、今日みたいな内容で今週を乗り切ってくれたら、もう少し光が見えてくるんやないかな。
明日も勝って欲しいね。
ビシエドは打てる時とそうでない時の落差が激しいねぇ。
いったん打てなくなるとボールを最後まで見ることすらできなくなるのに、今日なんか普段打てないはずの内角高め、しかもボール臭いコースをレフトスタンドへズドン!
あれを打たれたら投手もたまらんやろ。
加藤が立ち直って1点ビハインドのまま、ゲームが安定してきたところでの同点弾も効果抜群。
これで打てない時の落差がもっと小さけりゃ、頼れる4番なんやけどな。
明日もこういう打撃を見せて欲しいね。
勝ったのはええとして、初回のレアードの一発は防げたのと違うか。
カウント3-0から外角ギリギリの素晴らしいコースへストレート、そしてスライダーを決めてフルカウント。
さらに同じコースへスライダーを投げてファール。
そしてさらに同じコースへスライダーを投げ込むと、甘めに入って痛い一発を食らってしまった。
最初に素晴らし過ぎるコースへ投げ込んだ以上、ボールが許されない場面で同じコースを続ければ、それ以上のボールを続けるのは至難の業やし打者も慣れて来る。
最後にスライダーが甘く入ったのは必然なのよ。
だからスライダーを投げるなら、ボールゾーンへ変化しないといけなかったし、あるいはほかのコース、別の球種でないとあかんかった。
間違ったらいかんところで、間違ったら大ケガするということや。
次はミスしないでくれよ。
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