今日もスタメンに荒木と藤井…(苦笑)。
連中がこれまでドラに多大な貢献をしてくれたメンバーであり、選手生活も終盤となって、幸せな幕引きをさせてやりたい気持ちは大いにある。
しかしこのチームが苦境にあり、大きな変革期に差し掛かっている今、連中に機会を与える余裕はないはずなんやけどな。
奴らを使って一つや二つ勝っても、そのためにチームの変革が遅れて、半年後や一年後にはそれ以上の星を落とすことになるんやないか。
はっきり言うと、3年後、5年後に主力になれる可能性のない選手はスタメンには不要やと、個人的には思ってます。
現状ではプロ野球界で一番弱いかも知れんチームは、一足飛びには強くなれまへん。
だからこそ三年計画で優勝を狙うような、戦力整備が必要なだけに、選手起用は将来の可能性を秘めた選手を最優先にせんといかん。
目先の1勝とか2勝は、はっきり言って度外視すべきやと考えますが、現場としてはそういうわけにはいかんのかなぁ…。
もう吉見はエースやなくなったんやね。
ピンチになっても簡単に失点せず、とくに試合の要所ではギアを上げて確実に抑えるのが、エース・吉見たる所以やったけど、今季の奴にはそういうクレバーさ、力強さは見られまへん。
ボールに威力がないため、いいコースに投げ込んでもカットされ、球数を要している間に甘く入ったボールを痛打される。
決め球になるボールがないため、打ち損じ待ちの投球になってるように見えますわ。
これではローテーションの軸を担うことはできまへん。
このままでは交流戦が終わるころには、ローテーションは大幅に入れ替わることになるやろね。
吉見や大野が巻き返すことができるのかどうか、心配しつつ注目したいと思います。
ゲレーロは敗戦に直結するエラーを連発。
しかしそれは奴の罪とは言えまへん。
奴という選手は、守備のミスをそれ以上のバットの爆発力で、カバーすることを期待されている選手です。
そういう意味では、今日の二塁打とホームランは完全復調への第一歩になる可能性がありますわ。
とくに最終打席のホームランは、今村の力のある高めのストレートを豪快に打ち返したもの。
これまでなら、空振りかファールになったコースをホームランしたというのは、本来の奴のバットに近づいてきたと思わせてくれます。
明日以降の奴に注目したいですな。
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