関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/10/17  ドラフト会議

 

まず、壮大な勘違いをしていたのが、非常に恥ずかしい!! (恥)
ドラフトは今日やったのね…(汗)。
ず~っと10月最後の木曜日という思い込みがあったもんで、とんでもないアテ外れな記事を書いてしまいました。
いや、ホンマに恥ずかしいっス。
これからは注意せねば…。


で、今年も抽選に勝って、石川君の交渉権を獲得。
とにかくスラッガーが必要なチーム事情を考えれば、今年のアマの中でベストな選手を確保できたんやないかな。
昨年の根尾に続いて地元のスター野手を一位指名し、競合の末に交渉権を得たというのは、ドラの再生への大きな一助になるものと思います。
とくに木製への適応が早いというのは、金属バットに慣れた高校球児としては異例であり、早めのデビューが期待できますわ。
今からキャンプインが楽しみやね。


正直なところ石川君意外の選手たちは、私ゃまだ十分な知識がないんやけど、印象だけを語るとすれば、もっと野手の指名が必要やったのと違うかなぁ。
投手は若い芽がいくつも芽吹いて来てるだけに、必要とされるなら左腕くらいで、右腕はそれほどニーズはないのと思うんやけど。
フィールドプレイヤーは石川君のみで、もう一人の野手は捕手。
かなり人員整理を進めた捕手も、補強ポイントの一つではあるけど、フィールドプレイヤーも必要やないのか。
個人的には、全体として80点あるかないか…という印象ですわ。
う~ん。

 


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2019/10/16  ドラフト迫る

25日のドラフト当日まで、あとわずか10日。
ドラの一位指名は奥川君が本命視されてましたが、今日になって石川君で行くと正式に公表されました。
佐々木君、奥川君はそれぞれ十年に一人という逸材であり、それをスルーしてええのかという声もあるやろね。
しかし私はこの方針を、積極的に支持したい。
ここをよくご覧になっている、数少ない方々はたぶんご承知のことやと思いますが、私ゃ一昨年、昨年のドラフトでは野手、とくにスラッガーの指名を強く訴えてきました。
打線の爆発力が乏しく、外国人のビシエド頼りの状況が続いてるのは、今季の5位という結果にも大いに影響したと思ってます。
国産砲ではわずかに福田が気を吐いていますが、奴ももう30才オーバーであること、そして近々FAの資格も得ることを考えれば、数少ない長距離砲ですら近い将来にいなくなる可能性があるのよね。


もちろん野球は投手が第一やけど、若い力のある投手の頭数がようやく揃ってきており、今やドラの補強ポイントではなくなってきたと思います。
佐々木君や奥川君といったスーパーエース級の素材は、確かに喉から手が出るほど欲しいけど、こうした現状を考えれば、今のドラの補強ポイントは一にも二にも、とにかく『スラッガー』ですわ。
一位の石川君は大正解、そして二位以下もとにかく長距離砲に絞って獲るべきでしょう。
スプリンター系の若手野手なら、京田以下、根尾や高松といった存在もいますが、スラッガー候補としては石垣くらいしかおらんもんね。


イーグルスも石川君を指名するという報道がありますが、さて今年も希望通りの選手を獲得できるやろか。

 


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2019/9/30 ● vs 阪神タイガース 0-3

19年のドラゴンズの戦いが、これで終わりました。
連勝すると連敗、連敗の後に連勝、そして連敗。
非常に浮き沈みが激しく、久しぶりに一喜一憂するシーズンになりましたが、終わってみれば定位位置の5位でフィニッシュ。
まぁ、思いのほか頑張ったんで、同じ5位であっても借金は五つしかなく、一時期には数年ぶりに順位を気にする日々がありました。
それ以上に、勝ったり負けたりしてたシーズン前半に、いろんな無名の若手を起用しては結果を出してた頃が、実は一番心が躍ってたような気がしますわ。
恐らく首脳陣は、どうせ今季は勝てないと見越して、思い切った起用で若手を育てようとしてたのが、夏場になっても致命的にAクラスから離されなかったために、本格的に勝ちに行ったということやないかな。
とにかく最初にええところを見せられただけに、後半にそこそこ勝てたものの、昨季までのような保守的な起用になってしまったのには、個人的にはガッカリです。
何だかかんだで、勝ちに行くことで起用が保守的になったわけで、それが来季に繋がる材料を腐らせることにならんかったかなぁ。
それに前半で結果を出した若手が、ケガや不調、そして保守的な起用のためにシーズン後半にはベンチにおらず、結局は前半の種まきが実を結ばなかったのも残念でした。
消化ゲームにまで中途半端にフルメンバーを組むとか、チームの内部事情とかファンには関係ないのに、しかもそのメンツがちーっとも働かんという。
つまらんものを見せられて、最後の最後に萎え萎えです。
新任監督によるチームの緊張感が失われる来季は、今季を上回る成績を残せるやろか。
とりあえず頑張って欲しいもんです。


大野雄の初タイトルは嬉しいね!!
その実力を考えれば遅すぎるくらいなんやけど、これで奴がまたワンランク上の投手になれるなら嬉しい。
そして防御率のタイトルを獲得しながら、勝ち星が9勝に留まったことは、自らの課題として考えるべきでしょう。
来季は最低でも15勝はできるよう、オフに鍛錬してもらいたい。
エースになった姿を、早く見せてもらいたいね。


今季も何とかこの駄文を、完走することができました。
どれほどいらっしゃるのか分かりまへんが、お付き合いいただきありがとうございました。
来季はもっと緊張感のある、楽しい文章を書けるシーズンになって欲しいもんですな。
それではまた、来季に!!

 


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2019/9/29 ● vs 阪神タイガース 3-6

フルメンバーでスタメンを組んで、そして敗れて5位確定。
一説によると4位と5位では選手の給料が違ってくるため、最後まで勝ちにこだわらんといかんとのことでしたが、その割にベンチメンバーはどんどん若手に入れ替えて、そしてそれを使わないというジレンマ。
こうした首脳陣による中途半端な起用法には、基本的なチームの方針のブレが感じられてなりまへん。
勝つことに徹するなら藤井の降格はあり得んし、若手を使うならここまで出番を与えんのはおかしい。
どっちつかずで何も目的を達してないような気がするんやけどな。
今日はゲームが中盤で壊れて、選手交代がやりやすくなったんでしょうが、首脳陣の割り切りのなさにはガッカリですわ。
シーズン前半の活気を生み出す起用が最後まで続いていたら、結果はどうなったか知らんけど、少なくとも面白いシーズンにはなったはずやと残念に思います。
順位が決定した最終戦では、もっと思い切った起用が見られるんやろか。
トップにはもっと明確な方針というものが必要なんで、是非ともそういうものを見せてもらいたいと願います。


結局、柳の後半戦の勝利は、10勝目の一つだけに終わりました。
前半戦の快進撃を見てると、タイトルを狙えるんやないかと思わされたんやけど、やっぱり奴のネックはメンタルでした。
自分のボールが通用するという自信が、奴にとって今季の活躍の大きな要因やったけど、10勝という大きな目標が奴のメンタルを崩して足踏みさせ、そして10勝を挙げて以降は目標を達した満足感が、奴のボールから魂を失わせたように見えましたわ。
もっと奴には確固たるモノが、断固たるモノが欲しい。
まだまだひ弱なイメージがぬぐえまへんので、状況に左右されんようなメンタルを身に付けるよう、鍛錬してもらいたいね。


ようやく根尾と高松がデビュー。
根尾は守りから入って一打席、高松は代走での出場となりました。
高松は盗塁を狙って欲しかったけど、ヒットで一塁から三塁まで駆け抜ける場面があり、持ち前のスピードの片りんは見せてくれたんやないかな。
一方の根尾は緊張があったのか、あんまりええところはありまへんでした。
守備では硬さが如実に見えて送球が乱れたけど、とりあえずアウトにできたのは良かったね。
しかし打撃の方はスイングすることができず、三球三振に終わってしまいましたな。
一球目ですでに立ち遅れが明らかになっており、これは厳しいと思ってたら、まともにスイングすらできんまま終わってしまいました。
ルーキー相手やというのに、外角やなく課題の内角に集められたのも厳しかったわ。
しかし一軍の一線級のボールを体感できたのは、奴にとって大きな財産になったはず。
明日は何とか初ヒットを見せてもらいたいね。

 


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2019/9/27 ○ vs 広島東洋カープ 4-1

う~ん、嬉しゅうない。
普通に戦って、普通に勝って、本来なら喜ぶべきなんやろか(苦笑)。
試合前の公示で藤井など三選手と、根尾、高松、渡辺との入れ替えがあり、遅ればせながらドラも育成モードかと思ったんやけど、結局は昇格組の出番はなし。
普通に勝負どころでは中堅クラスを起用して、何の変化もなく終わってしもた。
こういう起用をするなら、藤井を残して代打起用すりゃええやん。
わざわざ若手を上げて、もともとベンチにいた石垣やら石川駿あたりも含めて、誰一人起用せんというのは分からんわ…。
残る甲子園での二試合でも同じ起用を続けるなら、若竜の出番はホンマに限られたものになるやろね。
何やのん、ホンマに。
いったい今の監督は、渡辺やら伊藤をスタメンに起用した監督と、同じ人物なんやろか。
ワケ分からんわ。


小笠原が結果を出せたことだけは、このゲームの収穫やったかな。
5回のピンチで暴投して失点したのはいただけんけど、その後は抑えて6イニング1失点はまずまずでしょう。
まぁ、個人的にはもっと荒々しい方がええと思いつつ、今季最後の登板で一番内容のある投球をしたことは、大いに評価したいですわ。
来季は梅津と左右のエースとして飛躍することを、今から期待してまっせ。
頑張れ。

 


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2019/9/25 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 12-0

何も賭かかってないホンマの消化試合で、気楽に打線が爆発しての快勝。
まぁ、最下位スワローズはとっくに投打とも若手へ切り替えており、フルメンバーを組んだドラとしてはある程度は勝って当然やったけどね。
本拠地の最終戦という意味があったのか、礼儀正しくCS争いしてたフルメンバーでスタメンを組んできたため、限られたイニングを使って「試す」ということはできまへんでした。
こう言うては何やけど、『勝っただけ』というゲームに見えたかなぁ。
完全にペナントレースが終わった以上、勝敗よりも来季に向けた内容が欲しかった。
見ていて少々、寂しい気分になりましたわ。


梅津は抑えてるけど、出来としては結果程良くなかったんやないか。
むしろ逆に言えば、それでも無失点というのが奴のポテンシャルを表してるように思います。
きっちり指にかかったボールは、NPBには打てる奴はおらんと思えるほど、素晴らしいモノがあると感じました。
まだ安定してそういうボールは投げられんけど、球質が揃ってくると大ブレークするんやないか。
ヘタするとJAPANのエースになれる素材やと、来季の奴を非常に楽しみにしてます。
奴の成長スピードが、来季のドラの行く末を決めると言うても過言やないやろね。
オフは頑張れ。


残りはアウェイの三試合。
マツダで根尾が昇格するというウワサが出てますが、今まさに使わんでどうするのと思います。
結果を出してる若手は、しっかり使ってやるべき。
それが今の一軍連中のケツを叩いてくれるはずやで。
ホンマに頼むわ。

 


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2019/9/24 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 1-7

19年のドラのペナントレースが終わりました。
マツダまでに熱いゲームを見せてくれてただけに、勝敗は別として今日も同じようなゲームを期待したんやけど、勝機すら感じられん退屈極まりない展開に終始してしまいましたな。
すでにマツダで終わっていたのか、緊張で力を出せなかったのか、初回の大量失点で脱力してしまったのか。
いずれにせよAクラスを狙うチームとは、おおよそ思えない酷い野球やなかったかな。
こういうカタチで終わってしまうのは、ホンマに残念ですわ。
しかし昨季までと違って、得るものもあったシーズンやと思います。
何よりテールエンド間違いなしとの下馬評であった戦力から、さらにケガ人が続出したなかで、最後までCS争いを演じて見せたことは評価されるべきやろね。
やっと来季が楽しみやと言えるオフになりそうです。


それほど悪くないシーズンやと思いつつ、首脳陣が表現したい野球は途中でブレたんやないか、とか、展開を読む目は決して良くないとか、いろいろ反省を促したいところも少なくありまへんな。
前半では積極的に若い選手を起用してたのに、夏場からはCSを意識したのか、結果優先の保守的な起用になっていきました。
前半の野球を続けてたら、いい目にも悪い目にも変わった可能性はありますが、結果を出すべきは来季やと考えれば、前半の野球を続けて欲しかった。
また今日の先発にロメロを選んだあたり、展開を読むという点でも課題ありです。
奴は球団別に相性が分かれており、ベイと読売には打ち込まれてる一方で、今日途中から投げた山本は前回7イニング無失点と好投してます。
大事なゲームを任せるには、若竜では役者不足やと思ったのか知らんけど、こういう結果が出た以上は首脳陣に責任がないはずがありまへん。
監督交代から二年目のシーズンは、だいたいが成績を落とすことがほとんどなんで、そのジンクスを与田監督が打ち破れるのか。
死に物狂いでオフに努力して、来季は勝って欲しいね。


さぁ、そろそろ根尾を使おか!!

 


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