関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/9/15 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 2-6

ゲーム中盤で相手に先行を許すと、そのまま無抵抗に押し込まれての敗戦。
序盤で得点したあたりまでは見どころもあったけど、3回以降は1安打しか打てず。
しかも7回以降は走者すら出せないという、まったく寒々としたゲームに終わってしまいました。
昨日の大野雄の偉業を今日に生かすことはできず、マツダで切れた糸を繋ぎ直すこともなく、2019年のドラゴンズはまた敗者に終わったことを、本拠地のファンに証明するようなゲームでしたな。
シーズンの終了を満天下に晒した以上、これから来季のチームを作っていくためには、現在の敗者たるメンバーは残りのゲームには不要やないかな。
ここからはまだ敗者のカラーが着かない、経験によって成長できる選手たちを使って欲しい。
こんな負けゲームで、最後まで石垣を使わんという采配は、個人的にはまったく理解できまへんわ。
少なくとも山井や藤井といった、超ベテランに頼るのはここまでにするべきやと思います。
(もちろん来春に使える状態なら、チームをサポートする戦力であってもらいたいけど)
成果のない負けを重ねるために、無駄にゲームを消化するのだけは勘弁してもらいたいね。


一軍のゲームはあまりにもしょーもなかったんで、たまたま目にした根尾について書いてみたいと思います。
9月に入ってからの8試合の奴は、36打数13安打6打点の打率.361と絶好調モードに入り、通算打率も長く一割台を低迷してきたのが、ついに二割に乗せてきました。
奴がドラフトで指名された時から、打撃フォームには欠陥があることは分かってたんで、それをどこで修正できるかが奴の一軍デビューの時期を決めると考えてましたが、この好調に根拠があるのかどうかがポイントやろね。
実は奴の課題は一点に集約されます。
それはテークバックしたグリップが、背中側まで入り込んでしまうため、バットがまっすぐ出せないというものです。
スイングのスタートポイントが背中側にあるため、しっかりボールを捉えた打球はセンターから左方向にしか飛ばず、強く引っ張ることがなかなかできなかったのよね。
それが今日見た奴は、ややオープンスタンスで構えていたため、それによってグリップが背中側まで入り込むことなく、以前よりはスムーズにバットが出るようになってました。
しっかり欠点を意識して、修正するための対策をしたようなんで、今の好調には根拠があると思います。
せっかくこういう状態になったなら、残り少ない一軍のゲームに出さない理由はないんやないか。
この好調の状態を維持してる間に、昇格させてやってもらいたいわ。
それが来季のドラゴンズのスタートになるはずです。
頑張れ。

 


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