関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/6/29 ○ vs 阪神タイガース 6-1

交流戦初っ端のホークス戦で3タテを食らったものの、最悪のスタートとなった交流戦を三連勝でフィニッシュして、とりあえずペナントレース後半戦に向けていい流れを作ったドラゴンズ。
リスタートのカードはAクラスのタイガースで、その先発投手は前回の対戦でプロ初完封を献上してしまった青柳と、難しいゲームになると思われたのに、序盤で大量リードを奪って逃げ切り勝ち。
途中「?」と思わせる走塁もあったけど、とりあえず取るべき得点はだいたい取れましたな。
大野雄もとくに調子が良かったとは思わんけど、序盤の大量リードで余裕を持って7イニングを投げ切って5勝目。
こんなゲームでも、ロドリゲスとマルチネスを投げさせんといかんのが厳しいけど、難敵を崩して綺麗に勝てたということで、後半戦へまた勢いを増していけるんやないかな。
明日のタイガース先発は高橋遥と、またまた難敵やけど、勝ち頭の柳にしっかり勝ってもらいたい。
そういうリスタートができれば、後半戦のドラもまだまだ楽しめるやろね。


ヒーローインタビューには大野雄と加藤のバッテリーが呼ばれましたが、個人的には2回に井領が選んだ四球がキーポイントやったと思うのよね。
もともと青柳はそれほど制球の良くない投手やけど、そのために的が絞りづらく、とくに右打者はまともにスイングすらできないケースが多い。
初回もほぼ完ぺきに抑えられ、また厳しいゲームになるのかと思ってたところで、2回は一死から周平がしっかりボールを見極めて四球。
この一死一塁のチャンスをどう拡大するのかが問題になりましたが、続いて打席に入った井領もボールがよく見えてるように見えました。
カウント1-2と不利な状況にはなったものの、内角、外角と揺さぶられながら、シュートとスライダーをよく見極めて、そこから四球を選んだというのは、青柳をかなり追い詰めることになったと思いますわ。
今日のドラ打線は全体として、青柳のシュート対策をしてきたように見えましたが、連続四球で奴の動揺を誘えたことは、ゲームの流れを大きく変えましたな。
明日はまったく逆のタイプの高橋遥やけど、今度もうまく対策してもらいたいね。


個人的に大野雄はイマイチやったと思うんやけどねぇ…。
あんまりボールが走ってたようには見えなかったんで、もしクロスゲームになってたら、同じ結果にはならんかったかも知れまへん。
最近はボールの威力の割に、一発を食らうケースが多くなっており、もう少し投球内容を改善してもらいたいね。
次は完璧な投球を見たいもんです。

 


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