関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/6/9 ● vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 2-5

ドラ9安打、イーグルス7安打。
それでもイーグルスの危なげない勝利でしたな。
よく指摘してますが、やはりチャンスでの集中力がドラと他チームでは、段違いに見えますわ。
1点取るための、1点を守るための厳しさが、ドラにはまったく足りてない。
戦力の薄さは現首脳陣の責任やないし、その薄い戦力を育てて厚くしようとしてるところは評価できますが、勝つためのメンタリティを植え付けるという点では、まだ力及ばずという感が強いね。
というか、ひょっとするとそこに課題意識を持ってないのか…?


3回に3失点した場面では、美馬のアンラッキーなヒットで動揺したのか、それまでせっかく好投してた清水達が、茂木にストレートの四球を与えたのが痛かったね。
そんでピンチを招いたところで、浅村とブラッシュに連打を食らってしまった。
そんなに悪いコースやないのに、ああいうカタチで打たれてるのは何故なのか。
内角をまったく意識させられず、外角を踏み込まれて打たれてる。
こんな感じで、走者を置いたところで打者に攻めて行けず、受け身の投球になってしまうのが、ドラ投手陣の傾向なのよ。
ああいう場面でチビってしまうバッテリーだと、いつまで経っても、どんなにいいボールを投げても勝てん。
もっと打者とケンカするような投球を、見せて欲しいんやけどなぁ。


また得点圏に走者を進めた時に、どういう打撃をするのか。
2回無死一二塁、4回1点返した後の無死二塁、7回1点返した後の無死一二塁と、この三度の絶好機で後続打者は走者を進めることすらできまへんでした。
局面別の相手バッテリーの配球を読んだり、どういう打球を打つべきかという意図であったり、そういう頭の整理はできてなかったのか。
三ツ俣、桂、井領という若手の三連打で1点を返して、さらに無死一二塁という7回の絶好の追撃機で、ベテランの藤井が変化球を引っかけてニゴロ併殺打
あれはゲーム中で一番萎えましたわ。
外角のストレート二つでカウント2-0と有利になった場面で、甘いところに緩いボールが来たのを引っかけたんやけど、意識が一二塁間にあって変化球を打ったら、あんなセカンド正面やなくもっと一塁側へ打球は飛ぶんやないのか。
奴がどんな意識で打席に立ったのか、確認してみたいもんだわ。


ついに借金がデッドラインの「10」に到達しました。
チーム状態が上向く気配がまるでないなか、首脳陣がどんなかじ取りをするのか、注目したいですな。

 


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