関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/5/24 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 6-1

彗星のように、救世主が出現しました。
先日の読売戦での好投が、ビギナーズ・ラックやったのかどうか。
そういう意味でも、今日の勝野の登板には注目してたんやけど、それにしても見事な投球でしたな。
首脳陣はリスクを避けて早めに降板させましたが、6回2/3で3安打5三振3四球の1失点は、考えられ得る最高の結果でしょう。
140km台後半のムービング系ストレートは、スワローズの強力打線を押し込む威力があり、カーブにフォークで緩急やタテの変化も使える。
カウントを不利にして打たれるような、制球難で崩れることもない。
6回あたりからボールが上ずってきたように感じましたが、少なくともフィジカルが万全な間は危なげなかったね。
それにしても、こんな逸材をドラ3で獲得できるとは、ちょっとスーパーラッキーとしか言いようがない。
スタートが二ヶ月遅れましたが、もし最後までフィジカルが続くなら、奴は新人王を狙えるかも知れまへんで。
次の登板も楽しみですわ。


8連敗のスワローズと、同じく負けが込んでるドラが神宮で激突すると、どちらが勝つのかと思ってたら、勝野の好投であっさり勝ってしまいました。
ビシエドの復調に引き続いた周平の好調が、打線をけん引したのも大きかったね。
ある程度は欲しいタイミングで得点できたのは、奴らを中心にうまく打線が繋がったのが大きかった。
スタメン復帰させた阿部も復調気配であり、大島の4安打ももちろん勝因になりました。
このように好材料は多いんやけど、一方で京田には復調気配が見られず、途中交代した堂上も下半身リードでのスイングが影を潜め、昨季の打撃に戻ってしまった感があります。
ちょっとショートの人選が難しくなってきましたな。


あんまり何度も書きたくないけど、鈴木博は打順や得点差を考えれば、一番ありがたい場面での登板になったはずなんやけど、それであの投球ではクロスゲームで怖くて使えんで。
制球が不安なのは相変わらずやけど、速球派のはずやのに高めのストレートを、下位打線や代打に叩かれるようでは厳しい。
まだ首脳陣がガマンできるのかどうか、どうなるやろね。

 


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