関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/5/21 ● vs 広島東洋カープ 2-3

大野雄は頑張ったけどね。
野手の方が何もできまへんでしたな。
3回以降まったく走者すら出せず、防戦一方の展開になってしまいました。
ピンチの連続をよく凌いだとも言えますが、やっぱり強いチームはどこかで得点するし、一方でドラは唯一のチャンスで下位打線に回って無得点。
ただし野村が100球にも達せずに降板して、カープが勝ちパターンの継投に無理やり?入ったことで、少しは何か起こるかと思ったら、最後の最後でちびっと意地を見せてくれました。
結果的には届かんかったけど、内容はあったんやないかな。
これを明日に生かして欲しいもんです。


大野雄は中五日ながら、よく頑張りました。
7イニングで8安打されたものの、無四球で2失点なら十分期待に応えたと言ってもええでしょう。
ポイントになった5回は、菊池に対してカウント有利な状態から勝負できず、3-2にしてしまったことが結果を分けてしまいましたな。
まぁ、このゲームでは菊池は終始、大野雄とタイミングが合ってましたんで、好機で二度も奴を討ち取るのは厳しかったということでしょう。
続く6回もビシエドの判断ミスから、大ピンチを招いてしまったものの、そこを粘って無失点で切り抜けたことは無意味ではありまへん。
次は勝ってくれよ。


周平の最後の打席は、見ごたえがありましたわ。
負けたというてもあの一打を見ただけで、少しは気も晴れたように思います。
昨季なら絶対打てなかった内角を、しつこく攻められてもカットで逃げ続けて、そして最後に甘いボールを引き出して痛打。
これができるなら、今後もポイントゲッターとして奴を信頼できますわ。
これからも5番打者として、大いに期待してまっせ。


実のところ試合前にスタメンを見た時から、違和感は感じてたのよね。
日曜のゲームでも指摘しましたが、溝脇を出すなら京田とキャラが被るため、どちらかの置き場に困ってしまう。
溝脇が1番になったため、京田は消去法的に6番になってしまいました。
しかし京田はあくまでチャンスメイカーであって、ポイントゲッターにはなり得まへん。
得点圏打率.143しかなく、しかも5月の月間打率も二割に届かない。
6番打者は、クリーンアップが掃除しそこなった走者を帰すのが役割であり、京田のキャラはまったくそれに合致していないため、痛い目に遭わなけりゃええけど…と思ってたんやけどねぇ。
ああいうかたちで、最後に痛烈な凡退を見せられるというのは、やっぱり巡り合わせというものはあるんやね。
これに関しては珍しくベンチワークのミスやと思うし、明日のゲームでは考えてもらいたいんやけどな。
頼むわ。

 


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