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とりあえず、悔しい。
ゲーム展開に心臓がバクバクするようなことは、最近何年かは無かったんやけどね。
粘りに粘って2点のビハインドを追いついて、逆転サヨナラを視野に入れてクローザーの鈴木博を投入したのに、そのクローザーが自滅するんやもんな。
本人が一番堪えてるでしょうが、全員で作ってきたゲームを一人で壊してしまうというのは、昨季までよく見られた光景だけにキツい。
とくに今日の奴については、昨季の夏場あたりでよく見たような投球でした。
昨季の反省があるでしょうから、今季はああいう投球は減って、安定感を増してくれると期待はしてるんやけど…。
あ～、悔しいわ。
もう一つポイントになったのは、柳の交代機やないかな。
今季のドラは先発を引っ張らず、5イニング投げて勝ち投手の権利を手に入れたら、イニング途中でもさっさとスイッチする継投策が有効に機能してるんやけど、今日は割と柳を引っ張りました。
いつもなら6回は一死一三塁の場面で、継投に入ってもおかしくなかったんやないか。
同点で動きにくかった可能性はあるけど、あそこが分岐点にはなりましたわ。
アルモンテがマルチ安打したのは好材料ではあるけど、得点圏に走者を置いた打席で2タコやったのは痛かった。
とくに6回無死一二塁での見逃し三振は、狙い球が違ったんでしょうが、バットを出すことすらできまへんでした。
昨季序盤では決定打を打ちまくってくれたけど、このままでは外国人枠から弾き飛ばされる可能性もあるんやないか。
またライバルである福田も、松井雅の押し出し四球で追いついた直後の二死満塁で、まったくバッティングをさせてもらえず、ボール球に手を出して三振と、内容のない打撃をしてしまっただけに、ちょっとレフトが手薄になってきたかも知れまへん。
遠藤や井領、そして二軍のモヤあたりにはチャンスがあるでしょうから、それを掴んでもらいたいね。
開幕一軍を逃した松井雅が、いきなり打撃で結果を出してくれました。
第一打席でいきなりライト線二塁打を打ったのも良かったけど、同点機でカウント0-2と追い込まれながら、しっかりボールを見極めて押し出し四球を奪ったのは内容がありましたわ。
昨季は正捕手にもっとも近い位置にいたというのに、今季は二軍スタートとなったという境遇に、相当悔しい思いをしてるでしょうが、シーズンはまだまだこれからなんで、ポジションを再奪回するような活躍を期待したいね。
頑張れ。
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