関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/8/10 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 3-0

マツダでボコボコにされて、ほうほうの体でナゴドに帰ってきたら、やっぱり本拠地では少しは変わった姿が見られましたな。
ほとんど吉見の神がかりな投球によるものやったけど、ほとんど危なげなくゲームを進めて、久々にスキッとする完勝でした。
まぁ、チームがボロボロの状態なら、投手が頑張ってくれんと勝ち目薄いもんね。
そういう意味では、これ以上ない展開になったと言えますわ。
時すでに遅しという勝利ではありますが、こういう内容のあるゲームは何度でも見たいもの。
もっと言えば敵地でも、引き締まったハートによっていいプレー、いい野球を見せて欲しいもんです。


それにしても吉見の投球は見事でした。
全盛期を思わせるような、内外の揺さぶり、低めへ集める制球力でしたわ。
今季はこれまでも安定した投球を見せることはありましたが、中盤から終盤にかけて失点することが多く、どうしても完封には至らんかったのよね。
しかし今日は、神宮で何発も食らった山田とバレンティンにヒットも許さず、常にストライクを先行させて、103球の省エネ投球での完璧な完封勝利。
ヒジを壊す前はこういう投球が何度も見られたんやけど、今は安定感がないのが奴の課題です。
次の登板でもビシッと抑えてくれるかどうか、期待して見たいと思います。


ドラの打線はそこそこ打っても、最近はとくに得点になってまへんな。
8月に入って、チームの本塁打は8/1の周平の二発以来、今日のビシエドの一発まで6試合不発(当然5連敗中はゼロ)。
チームOPSは、首位カープの.889を大幅に下回る.608と最下位。
威力がピストルで弾数が少ないとなれば、どうやっても得点にはなりまへんな。
開幕からの打線の火力不足が、ここに来て極まってるということやろか。
いずれにせよ個々の打者は力不足であり、かつ得点するためのノウハウもないという課題を、どこかで克服せん限り同じことを繰り返すばかりやろね。
んー

 


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