伊藤の立ち上がりを見る限り、桑原を討ち取ったところは普通に良かったと思うんやけどなぁ。
例によって梶谷には制球を乱して四球、盗塁で二進を許して筒香にタイムリーされる。
ここまでは仕方ないように思いますが、続くロペスを討ち取りながら内野安打にされてしまったところで、完全に歯車が狂ってしまったんやろか。
柴田を何とか討ち取って二死まで漕ぎつけながら、投手の石田にタイムリーを食らったあたりで混乱の極みになったのか、続く桑原と梶谷に投じたストレートなんかは完全に棒球になってしまいましたな。
しかしいくら立ち上がりだったとはいえ、こんだけ無残に打たれてしまってはワン・モア・チャンスはなくなるのと違うか。
と言うか、すでにそれなりに経験を積みながら、ある程度のところで踏みとどまって試合を作れないというのでは、ヘタしたら今日の一回だけで今季積み上げた実績が全部パーと見なされかねん。
一番やってはいけない投球をやってしまっただけに、今後の奴の立場は微妙になってしまったんやないか。
次にもしチャンスをもらえるなら、今度こそビシッと投げてもらいたいもんやね。
続いて登板した三ツ間も、序盤で準備不十分ななかでの登板になったんでしょうが、それで?結果は残せまへんでした。
シュートはええと思うんやけど、それを生かせるボールが乏しいのかなぁ。
制球が微妙なんやから、絶対的な球種が必要なんやろね。
来季は飛躍して欲しいもんです。
浅尾が久しぶりに登板しましたが、完全にフォークボール・ピッチャーになってましたな。
もう150キロは投げられんだけに、スタイルを変えてくるのは正しい選択やと思います。
しかし奴も勝負できるボールがフォークしかなく、制球も決して良くないため、今のままでは勝負どころで投げさせるのは難しい。
シュートあたりを覚えるとかなり投球の幅も広がると思うんやけど、奴の投げ方だと開きが早くなって余計悪くなるかも知れまへんな。
もし来季も現役にこだわるなら、何かもう一つ覚えてもらいたいね。
周平が2安打。
しかし二本とも外角を打ったものであり、内角をガツンと引っ張って長打にするような打席は、まだほとんど見せてもらえてまへん。
それができん限り、奴のブレークはないと断言しますんで、早くそういう打撃を見せてもらいたいですな。
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