10回表、結果オーライで無死一三塁のチャンスを迎えた場面で、打席にはスタメンの松井雅がそのまま立って、結局は何もできずに三振。
相手が勝手にズッコけてくれたんで決勝点こそ取れましたが、それがなければ無得点で終わりかねんところでしたわ。
今季は何度か同じように、終盤の決定機で松井雅に打席を与えるケースがあったんやけど、ベンチは勝算があってやってるんやろな?
工藤も谷も残ってたんやから、ほかにカードの切りようはあったんやないか。
一つだけあり得るとしたら、松井雅をレギュラーに育成するための打席ということかも知れまへんが、それでも個人的には育成面も含めて生産的でない判断やったと思うわ。
誰が采配を振るおうが、「何で?」と感じるケースは多々あるもんやけど、結果が伴えば文句はありまへん。
しかしそれで結果が出とらんのが最近のドラだけに、おかしな判断されるとモヤモヤします。
勝てば官軍、なんやけどなぁ…。
どんな采配でもええけど、責任もって結果出してもらいたいね。
伊藤は6イニングで4安打5四球とピンチの連続やったけど、結局は1失点とまずまずの結果を残したと言えるやろか。
指にかかったストレートはやっぱり威力があって、スワローズ打線に対しても十分効果的やったけど、そういうボールを揃えられんのが奴の課題なのよね。
とにかく抜けてしまうボールが多く、バレンティンに浴びた同点打も高めに抜けた威力のないストレート。
制球云々の前に球質を揃える努力をせんと(それが制球難改善にも繋がるんやけど)。
今季はポテンシャルの一端を見せることはできましたんで、少し課題が解決するだけで来季は大きくジャンプできると思います。
それを楽しみにしたいですな。
親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/