カープには一方的にボコボコにされましたが、タイガース、スワローズ、読売には勝ち越して、ドラはチーム状態の上昇気配を窺わせてますな。
個人的にこのチーム状態がホンモノなのかどうかは、カープを除いてもっとも安定した戦いを展開してる、ベイスターズに勝てるかどうかやと思ってたのよね。
２位のタイガースは浮き沈みが激しく見える一方で、連中は現在３位やけどジリジリと勝率を上げて、最近五割を越えてきたように、より難敵だと感じてます。
とくに打線の破壊力は、カープに迫るものがありますわ。
だからこの相手とどう戦うかが、ドラの現状を一番よく計ることができると思ったのよね。
大野は今日も、しっかり「自分の投球」ができたんやないかな。
勝負どころの押したり引いたりはありましたが、基本的にパワーピッチングで強力なベイ打線を抑えてくれました。
天敵の筒香に対してはストレートを見せ球にした印象はありますが、しっかり残像として残るようなストレートを投げて、ノーヒットに封じることができました（四球一つ）。
やっぱりストレートで押すだけに早めにガス欠になって、100球を越えてきた７回には大ピンチとなりましたが、最後までクロスファイヤーにこだわって何とか１失点で切り抜けたというのは、個人的に大いに評価したいと思います。
もう今季は奴に完投、完封は望めんとは思いますが、７回までしっかり投げて試合を作ってくれたら文句はありまへん。
こうやってどんどん勝ち星を伸ばしてくれることを、今後も期待したいですな。
福田が出場32試合目にして、ようやく第１号ホームランを放ちました。
当初はなかなか一軍のストレートにタイミングが合わず、不安定な打撃しかできまへんでしたが、最近にきてようやくストレートを強振することができるようになってきました。
今日の一発は甘いコースでしたが、外国人の速くて重いストレートを弾き返したものであり、これから量産体制に入ることも期待させるものやったと思います。
ただし、奴は狙い球の絞り方にも課題があり、中途半端なスイングを見せるケースが少なくありまへん。
もう少し頭を整理して打席に入り、もっと豪快な打撃を見せてもらいたいですな。
ベイスターズのエース格との対戦で、クロスゲームをモノにできたのは大いに手ごたえが感じられます。
このカードが勝ち越すことができれば、Ａクラスが見えて来るだけに、頑張ってもらいたいね。
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