伊藤準規が一球もストライクを取れず、押し出しで1点差になった時には、鈴木翔太の勝ちはほぼなくなったかと思ったんやけどね。
すぐに伊藤を降ろして又吉にスイッチして、後続を討ち取って事なきを得ました。
…が、ほぼ二週間ぶりの伊藤をこの重要な場面で起用することへの勝算が、首脳陣にどの程度あったんやろ。
試運転なしでいきなり鉄火場に投入したはええけど、アカンとなってすぐに又吉を投入したけど、だったら先に又吉を投げさせときゃ良かったやん?
つーか、高山を討ち取ってすぐに小川を降ろしたけど、上本の次は糸井・福留と左が並ぶんやから、小川の続投という選択肢もあった。
あの場面で伊藤を起用して、また危うく勝ちを落すところやったのと違うか?
今季のドラの継投には常に『?』が付きまといますが、そろそろロジックを感じさせる起用に落ち着いてもらいたいんやけどな。
ホンマに頼むわ。
もう鈴木翔太には制球はもとめたらアカンと思うんやけど、それにしても今日の奴の調子はイマイチやったかな。
ストレートで打者を押し込む場面がそれほど見られず、タイガース打線の不調に助けられた側面が大きかったような気がします。
それでも要所を締めて結果的に最少失点に抑えたというのは、ローテーション投手としての役割を何とか果たしたということで、一定の評価はするべきやないかな。
一方、菊池雄星についての記事の中で、肩の可動域が広すぎると自分で肩の動作を制御し切れない、という記述を見たことがありますが、鈴木翔太についても同じようなことが言えるのかも知れまへん。
フォーム的には制球は良くなるはずやのに、肩が一定に回ってくれないように見えることがあります。
これを修正するのは、おそらく一朝一夕には難しいでしょうから、今季は奴の四球をデフォルトとして起用するべきやろね。
つーことで、奴が四球をいくつか出したくらいで、首脳陣はアタフタするのは止めたらどうやろか。
奴の得点圏被打率はそれほど悪くないし、奴からの継投策はこれまであんまり成功しとらんことを考えても、ストレートには本来の力があり、かつ球数が一定の範囲に収まってる間は、奴にマウンドを任せるのがええのと違うかな。
まだ奴は若いし、勝ったり負けたりの中で、何とかイニングを伸ばさせることが大切やと思います。
次はナゴドで勝てるよう頑張りや。
ゲレーロへのマーヘクが厳しくなってきましたな。
避けるのがあまり上手くなさそうに見えますし、今後がちょっと心配です。
致命的なケガをせんように注意して欲しいけど…、大丈夫やろか。
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