やっぱり勢いというのは大事なもんで、奇跡のような昨夜の勝利は、今日も不利な展開のゲームを引っくり返してくれました。
しかも立ち上がりからドラ打線を零封していた小川が、急きょアクシデントで降板するとか、追撃のチャンスを藤井が潰しかけたら、平田が超ラッキーなタイムリーで得点し、そんで逆転機ではその藤井が勝ち越しタイムリーを放つとか、ドラに有利に、有利に流れが来るような展開になったあたり、目に見えない力が働いてるとしか言いようがありまへんでしたわ。
(しつこいけど浜スタ三戦目をもっと大事に戦ってたら、さらに連勝が続いてたんやけどな)
こういう何をやってもうまくいくという状態を、できるだけ長く続くように、首脳陣は打つ手を間違えんことが重要やと思います。
せっかくのチャンスやから、日曜のゲームもしっかり勝って3タテしておきたいね。
又吉には凄みはないものの、今日も7イニングを8安打、2三振、3四死球の2失点。
ピンチは多く招きつつも、粘って失点を抑えてハイクオリティ・スタートを達成。
立ち上がりに乱れて押し出しで失点するなど、不安定なところも露呈しましたが、そこから立ち直れるのが先発した時の奴のええところですな。
奴はリリーフでああいう投球をすると、精神的に整理できんまま傷口を広げてたと思うんやけど、長いイニングでの修正能力であるとか、ペース配分を完全に身に付けたという印象がありますわ。
相手打線を圧倒して完封するような投球は、奴にはそれほど多くないかも知れまへんが、安定して役割を果たしてくれるようになりました。
柳の先発起用や大野の復帰によって、苦しかったローテーションがダブついて、又吉を再びリリーフへ戻すような動きがあるかのような、アホらしい情報を目にしたことがあるんやけど、こんだけ長いイニングを安定して抑えてくれる投手は大事にせなアカン。
何より新しい職場でイキイキしとる人材を、再び元の職場に戻すような行為が、どんだけその人材のモチベーションに悪影響があるのか、それを首脳陣にはよく考えておいてもらいたい。
次の登板にも大いに期待してまっせ。
最近ようやく他チームと戦えるようになってきましたが、それはローテーションが最低限のレベルでは揃いつつあること、そしてビシエドの復調が理由でしょうな。
こういうチームが上げ潮の時期でこそ、全体の底上げを図って欲しいね。
ローテーションの鈴木翔太、小笠原、そして加入予定の柳は固定してもらいたい。
それを周囲がサポートすれば、シーズン後半はかなり戦えるようになると期待できます。
頑張ってや。
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