今日は鈴木翔太が降板した時点で、たとえ負けたとしても十分満足できるゲームやと思いましたわ。
いやいや、ホンマに素晴らしい(笑)。
投打の若武者が躍動しての勝利は、明日のドラゴンズを夢見させる内容でしたな。
今季見せるべきなのは正に今日のようなゲームであり、こういう勝利をシーズン後半で多く見ることができれば、来季の躍進を予感できるんやけどね。
シーズン前半の負けが、シーズン後半の躍動に繋がるのなら、私ゃなんぼでも耐えることができます。
頑張ってくれよ!
まずは京田でしょうな。
右に左に、テクニックに強振に、さらにスピードと持ち得るすべての武器を使っての4安打。
さらに瞬時の判断と快速を駆使して、決勝までの3得点を一人で叩き出す神がかりな活躍を見せてくれました。
(ショートでのバンザイはご愛嬌(苦笑))
オーバーフェンスはなくても外野を割るだけのパワーはあり、少々タイミングを外されても合わせる技術もある。
さらにおそらく球界でもトップクラスのスピードもあることから、我慢して使っていけばきっと結果は残せるとは確信してました。
確信はしてましたが、ここまでは出来過ぎですわ。
今後、各チームのマークは一気に厳しくなるでしょうから、その時にどれだけ対応できるのか、さらに夏場までに疲労が蓄積してきたあたりで、どれだけ踏ん張れるのか。
それが奴の今季の成績を決めるでしょう。
シーズン前の個人的な予想では、100試合スタメンで出て打率.250、20盗塁という数字を期待してたんやけど、さてどれくらいそれを上回ってくれるのか。
非常に楽しみになってきました。
そしてもう一人は鈴木翔太。
6イニング投げ切ることができて、初めてのクォリティ・スタートを記録するとともに、2勝目をマークしました。
ベイのエース格であるウィーランドを向うに回して、クロスゲームで流れを最後まで相手に渡さなかったことは評価したいね。
とくに序盤は力を抜いて軽く投げていたのか、課題の制球も悪くなかったと思います。
しかし問題はやはり制球難ですな。
全体的にというより、ことさらウィーランドの打席の度にリズムを崩してしまったという印象で、あれは大きなマイナスポイントになってしまうやろね。
とは言え、これまでの登板でもそうやったけど、奴はピンチで大崩れしないという長所を見せており、今日も失点の後はしっかり抑えて見せました。
許す走者が多いため、見ていてカッコのいい投球やないだけに、チャンスをもらってる間に改善して安定したところを見せて欲しい。
頑張れよ!
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