関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2017/5/6 ● vs 読売ジャイアンツ 1-6

もうここまで弱いと、「今日はどんな負け方してくれるんや?」と、マゾヒスティックな気分になってきましたわ(苦笑)。

予告先発が大野となれば、ロクな投球せんのは分かってたんで、どんだけ無様に打たれるのかという目で見てたし、負け前提で見てると妙な快感があるというのを初めて知りました(笑)。

今日なんかはホンマに何も見せ場がなかっただけに、こういう悟りを開かん限り、アホらしゅうて野球なんか見れんかったもんね。

さて、明日はどんな負け方を見せてくれるんやろか。

 

それにしても、こんなに主軸が働かんチームも珍しい。

投手で大野に吉見、打で両外国人(平田も)。

チームを勝たせるべき存在が、逆にチームの足を引っ張ってるんやから、そりゃ連敗するのも当たり前でしょうな。

問題はこれらの不良債権化してる大物たちに、どこまでチームがガマンするか。

奴らを斬り捨てるのは簡単やけど、そうなると今季を戦うチームとして、芯を失ったドラは完全に瓦解してしまうやろね。

これからの100試合以上を若手育成という名目のもとで、バラバラになったチームで戦い続けるのかどうか。

ホンマは主軸を真ん中に据えたうえで周囲を若手で囲んで戦うというのが、今季のドラのミッションのはずやったのに、主軸の体たらくのためにチーム戦略がすべてオジャンですわ。

若手を育成したいとは思いつつ、チームの規律を失うのは恐ろしい。

だからとにかく主軸の一人や二人が、早く復調して若手を生かす体制を整えて欲しいね。

 

よそを見てみると、阪神が若手とベテランが一体となった勢いを見せて、現状では強いところを見せてますな。

とくに打線では糸井と福留がチームを推進しつつ、周囲の北條、中谷、高山、梅野などが活躍してます。

これも昨季にBクラスという結果と引き換えに、若手の育成という種をしっかり撒いて来たことが、今季の好成績に繋がっているのは間違いありまへん。

厳しい目が注がれるタイガースという人気チームで、強い信念を持って若手を起用し続けている金本監督には、個人的に感服せざるを得まへんわ。

あれを見てるだけに、ドラにも同じ姿勢で起用するだけの首脳陣の覚悟が欲しい。

二軍がベーブルース杯を連覇したらしいんで、元気なところを見せた選手には、できるだけ機会を与えてもらいたいね。

そのためには、主軸の復活が不可欠なんやけど…。

 

大野が二軍落ちとのこと。

来週5試合しか予定されてないため、ローテーションを飛ばせるからという理由のようですが、一回休んだくらいで調子が戻るもんやろか?

自分のボールを取り戻すまで、しっかり調整してもらいたいね。

一方で奴の穴を埋める存在として、小笠原が一軍に復帰してきました。

ボールの凄みを考えると、ひょっとしたらチームを勝たせる選手の一番手になるかも知れまへん。

また伊藤準規も投げているボールは、以前よりかなり落ち着いて来て、「ピッチング」と言えるレベルになってきたように見えます。

奴らと鈴木翔太でヤング・ローテーションを構築し、ドラをけん引するようになれば最高なんやけどね。

来週の試合が楽しみですわ。

 

 

 

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