カープの予告先発が最多勝を争うジョンソンということろで、ドラにはほぼ勝ち目はなかったんやけど、シーズン前の期待値から考えれば、選手会長でありエースと呼ばれるはずやった大野が、互角に渡り合って欲しかったね。
しかし今季ここまでの奴は、対カープで1勝3敗、防御率7.40と惨憺たる成績であり、完全にその期待を裏切るどころか、カープ25年ぶりのリーグ優勝の立役者となってしまいました。
それだけに今日の奴は、カープに対して最後に一矢だけでも報いたかったはずなんやけど、今日も見事に返り討ちにあってしまいましたな。
選手会長がたったの5イニングで降板してしまっては、ドラにはわずかな可能性すらも残りまへんでしたわ。
一方の主将である平田も、二打席凡退するとベンチに下がってしまいました。
チームの中心を期待された二人の現状を見れば、今季のチームの低迷も不思議やありまへん。
二人には大いに責任を感じてもらいたいもんです。
(片方は責任を感じる前に出て行きそうやけどね…)
ジョンソンはさすがに最多勝を争うだけのことはありましたな。
たとえば近藤に対しては、一打席目で内角をヒットされると、2打席目、3打席目ではその近藤が得意とする内角のさらに内側を攻めて料理し、4打席目では近藤が内角に注意が行ったところを逆に外角に振って三振。
相手の得意コースから少し厳しいところを攻めるというのは、配球のイロハであり当然ではあるんやけど、それは少しでも制球を誤ると痛打されるという諸刃の剣。
しかしそれを完遂してしまうあたりがジョンソンの凄みであり、かつ近藤が見下ろされてるということでしょう。
ドラの方では大野がボールゾーンを狙ったスライダーが甘く入るとか、要所での制球ミスを確実に打たれて大量失点しており、このあたりを見るだけでも両者の力量差ははっきりしてますわ。
また今季の大野は、ストレートに威力のなさが目立ちます(杉山に言わせるとシュート回転してるとか)。
これはキャンプでの調整の失敗を示してると思いますんで、来季こそ間違えんようにしてもらいたいですな。
福田は2打席目、3打席目ではジョンソンを上手く打ったんやけど、4打席目のチャンスでは石原の配球と今村の球威にやられてしまいました。
ストレートに対応し切れないままスライダーを見せられると、あとはストレート一本で簡単に三振。
チームの勝負どころで、ボールや配球に対応できるよう、もっと成長して欲しいですな。
ビシエドが復帰したみたいやけど、守備はできず、二軍での調整もなかったのに大丈夫なんやろか。
つーか、復帰する気があったんか?
まぁ、貴重な選手枠を使うんやから、来季も残るつもりなら頑張ってもらいたいね。
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