関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/5/13 ● vs 読売ジャイアンツ 5-9

勝敗が決まってイライラした中盤やったけど、そんな展開でも藤嶋が見せた快投には留飲を下げましたわ。
4イニングを2三振のパーフェクト。
いくら勝敗が決していたとしても、この結果は素晴らしいと思いますわ。
勝ったゲームでもヘタしたら負けた気分になる時もあるけど、今日は負けたけど勝ったような清々しい気分です。
結果も素晴らしかったけど、とにかく奴が素晴らしいのはビビらないこと。
恐れを知らんという若手の特権をフルに生かしてることが、見ていてホンマに気持ちええね。
ええボール、ええ制球力を持ってる柳が、同じことをできたらローテーションの軸になれると思うんやけどな。
それくらい藤嶋のハートの強さは、素晴らしいと思います。
もちろん好投のベースは、あのクイック投法からのキレのいいボールとフォークであり、今後あのフォームに他球団が慣れてきたら打ち込まれる可能性もありますが、それでも将来を感じさせてくれる投球でしたわ。
たぶん次はもっと重要な場面での起用になるでしょうが、その時にもっと輝いてくれることを願って止みまへん。
頑張れ!


笠原はホークスの和田のように、ちょっと打者のタイミングをズラすフォームが特徴なんやけど、昨季よりもボールそのものに威力がない気がしますわ。
打者が奴のボールに威圧されてる感覚がありまへんので、今のままでは何度登板しても結果は出ないんやないか。
奴はメンタルが強そうに見えまへんので、このまま打たれ続けることで、せっかく昨季掴んだ自信が木っ端みじんになるのが怖い。
ちょっと時間を与えて、復調するまで待ってやるべきやと思うんやけど…。
現首脳陣は投手の見切り方が良くないと思うのは、私だけなんやろか。

 


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2018/5/12 ○ vs 読売ジャイアンツ 6-0

前夜にコテンパンにやられたと思ったら、同じスコアでやり返したね。
やっぱりそれはそれで嬉しかったけど、投打ともに外国人の活躍があってこその勝利というのは、個人的には少々モヤモヤしますわ。
今季も当たり外国人を連れてきたことは評価するし、その活躍でそれなりに勝利を拾ってるのも嬉しいけど、連中はいつ出ていくか分からん存在であり、やはりベース戦力である国産組が機能せんと、長期を見越したチームの強化はできまへん。
国産組で得点していくことが大事なんやけど、それがまだ十分できてないのは問題大きいと思うのよね。
大島はせっかく前夜にマルチを達成したのに、今日はなしとかもったいない。
京田のマルチはいつ以来や?
福田も走者なしで一発が出たけど、チームが欲しい場面でタイムリーを打たんと。
平田もタイムリーが欲しい。
周平ええ加減にせえ。
つーか、国産組からスターが登場せんと、マジでファンから見捨てられていくだけやで。


正直なところ、シーズン序盤ではガルシアには期待してなかったのよね。
とくに100球以上は投球内容が落ちると感じてましたんで、今日のように115球も投げて完封できる投手やとは思ってまへんでした。
動くストレートとしっかり抜けるチェンジアップの配球は威力十分で、読売打線をねじ伏せて見せました。
今やローテーションの軸となってますんで、今後はフルシーズン戦えるよう、大事に使ってやってもらいたい。
次も期待してまっせ。


明日は松坂が登板します。
読売戦というのは、注目が集まってええですな。
前回の登板は調子の悪いなか、何とかまとめて見せたような投球内容やったけど、今度は読売をビシッと抑え込んでくれると嬉しいね。
周囲の投手の手本になるような、そういう投球を期待したいですわ。
頑張ってや。

 


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2018/5/11 ● vs 読売ジャイアンツ 0-6

そりゃ、相手の先発が菅野なら、勝ち目が薄いのはしゃーないけどね。
それでももう少し何とかなったのと違う?
勝てとまでは言わんけど、無死二三塁で打者4番っつーと、普通なら1点くらいは入るやん?
それが三人続けて内容のない打撃に終わって、結局は無得点。
もうね、こいつら最低限の仕事すらできんのかと。
菅野のボールが凄いのは間違いないけど、三人で1点くらい取ってくれよ。
福田よ、狙ったボールをスイングして、かすりもせんというのは相当恥ずかしいで?
ビシエド…、は期待してへんけど(苦笑)。
ホンマ、がっかりでしたわ。


その福田やけど、意識が右へ行ってるためか、やたらヘッドが遅れて出てきますな。
それでも下半身が回ってたらヘッドは走るけど、回ってないと思うのよね。
だから滅多にレフトに打球が飛ばんし、強いボールに差し込まれる。
そのうち修正されるかと思ってたんやけど、開幕から少々マシになったとはいえ、やっぱり直らんままなのはキツい。
奴本人も意識してるはずなんやけど、これ以上不調が続くとキツい。
阿部あたりに出番を与えた方がええかも知れんけどなぁ。


小笠原も期待したレベルには、なかなか達してくれまへんな。
とくにストレートの威力が、三年目で一番足らんような気がしますわ。
若いころの大野雄のように、ストレートでドン、ドン、ドーンと押して、最後にチョロっと曲げてみるような、そういう投球ができるだけの能力があるはずなんやけどなぁ。
ストレートがもっと走らん限り、しんどい投球が続くんやろね。


それにしても、あの首脳陣の谷元へのこだわりは何やろね。
先日までは短い好調期があったけど、また出れば打たれるに戻ってしもた。
確かに奴が本来の投球をしてくれるなら魅力的やけど、今の状態で登板させるのは自殺行為のような気がしますわ。
ちょっと考えてもらいたいけどなぁ。

 


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2018/5/9 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 3-2

個人的な気分を言うと、今季はずっとイライラしてるのよね。
昨季あたりまでの最近何年かは、最初から負けを仮定して見てましたんで、精神衛生的にそんなに悪くはなかったんやけど。
最初から弱いのは分かってるのに、今季に限って何で?と思ってたら、どうやら理由が分かってきましたわ。
何度か指摘してきましたが、『やれるはずのことをやらない』。
力を出し切ったけど、単純に弱いから負けるというならまだ納得できる。
しかし、弱いクセにやれることすらやらずに負けるというのが、どうにも納得できない。
とくに日本人野手の連中が、レギュラーを中心にほとんど仕事しとらんのは、いったいどういうことなんやろね。
大島、京田の1・2番の低出塁率は、チャンスが作れない原因である以上に、相手チームに多くのアウトを献上してることになる。
とくに京田を2番に置き続けるのは、そろそろ自殺行為やと考えるべきでしょう。
OPSが.700すら達しない平田に福田、そして周平。
極端に低い盗塁阻止率と打率で、カベの役割程度しかできない捕手陣。
アルモンテを中心とした外国人の活躍がなければ、ドラの得点力は半分程度になるやろね。
ホンマはもっとやれるはず、という意識がどうにも私をイライラさせるんやけど、もうそろそろ地力くらいは出してもらわんと…。
頼むで、マジで。


今日の吉見は久々に良かったんやないかな。
ボールが走ってるように見えましたんで、奴の持ち前の制球力も生かされてました。
ちょっと審判の判定が合わないところもあって、投球内容よりも厳しい場面を背負うこともありましたが、それでも6回のピンチもしっかり切り抜けて見せましたわ。
ああいう投球が安定しないのが奴の現状なんやけど、三度の登板で二度こういう投球をしてくれるなら、十分ローテーションに固定できると思うんやけどな。
次の登板では、さらにええ投球をして勝って欲しいね。

 


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2018/5/8 △ vs 東京ヤクルトスワローズ 6-6

勝負どころでドラの打者はホンマに頭が悪いね。
見てるこっちがガッカリするくらい、ホンマに頭を使えてない。
9回一死満塁で平田の場面、雨の中でカウント2-1と絶対優位になった次のボールで、スライダーに中途半端に手を出してハーフスイングで2-2。
何でカウント有利なところで、もっとコースや球種を絞って思い切り振れんのか。
スライダーが意外やったのは分かるけど、ああいう中途半端なスイングはないやろ…。
そんで最後もクソボールに手を出して三振。
続く周平なんて、変化球が投げにくい状況かつ自分の弱点を考えれば、内角にストレートをガンガン投げてくるのは、私でも分かったけどな。
初球を見送ると、次の二球は前へ飛ばすこともできずに三球三振。
いずれもそんなに難しいボールやなかったのに、まったく合わんかった。
何で絶対優位な場面で、打者がテンパらなアカンねん。
アホかい、まったく…。


もっと頭が痛かったのは、7回に同点に追いついてさらにチャンスで打者・大野奨という場面。
イケイケやというのに、そのまま打たせて凡退(相手の好守とはいえ)。
何でここで代打を出せんのか。
控え捕手が一人というのを気にしたのなら、何で代打が必要な打力しかない捕手陣を二人制にしたのか。
このへんのベンチワークが、さらに分からんわ。
ホンマにアホと違うか??


山本昌氏が柳について、余裕のなさが投球に表れてるとコメントしてましたが、私も強く賛同しますわ。
とくに上位打線に対してや、ピンチでの投球を見る限り、「打たれてはいけない!」という意識が強すぎて、コーナーを狙ってカウントを悪くしたあげく打たれるのがパターン。
本来の奴はボールにキレはあるし、制球もええから、ああいう打たれ方をする投手やないはずなのよね。
だから気持ちの持ちようで、投球内容もずいぶん変わってくると思うんやけど。
今日は前半の投球はいつものビビりが出てたんやけど、2点リードでやや楽になると、3イニングはスイスイと投げられました。
結局は6回途中で4失点やったけど、個人的には次も見たいと思わせる内容でしたわ。
ローテーションの軸になれると期待してるんで、次はもっと頑張ってや。

 

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2018/5/6 ● vs 阪神タイガース 5-7

今日のベンチワーク見てると、谷元が乱れたあたりで勝ちを投げたように見えましたわ。
最近の好調を見てたら、1点ビハインドという重要な場面で谷元を起用するのは理解できるし、少々ピンチになってもマウンドを任せ続けたのも分かる。
しかし完全にゲームを壊してしまうまで、任せてしまうというのはどうなんやろ。
そこまで気を使わなアカン投手やないと思うし、笠原を使うつもりだったなら、いろんな投手を継ぎ込むことも考えられたんやないか。
ゲーム中盤で3~4点差なら、まだ勝ちを諦めるほどやないから、必死になって出血を抑えにかからないかんはず。
そう考えるとあの継投は、ちょっとあり得ないレベルに酷い采配に見えたんやけどね。
プロの指導者には、我々シロウトには見えない敗北決定の目が分かったんやろか。
理解できんなぁ、ホンマ。


欲を言えば3ラン打った代打の周平を、もう一回打たせたかったと思うけど、これは打順とベンチ要員を考えると難しかったねぇ。
とりあえず久々に、打球角度での予想より飛距離の出る、奴らしい一発を見ることができたのは嬉しかった。
しかも真ん中高めのストレートを、レフト方向やなくセンターバックスクリーンへ打ち込んだのも、奴としては内容があったと思います。
こういう打撃が安定せんから、スタメンから外されたりするんやけど、もう少し安定してクリーンアップに固定されて欲しいんやけどな。
今日4安打の平田もようやく「らしい」スイングになってきましたんで、奴らで何とか打線を引っ張ってもらいたい。
頑張ってや。


マルチネスは初めて見たけど、悪くはなかったね。
やっぱりまだ粗い感じはしましたが、やっぱり力のあるストレートと、しっかり抜けるチェンジアップは威力十分でした。
柳や笠原、鈴木翔太あたりと同列で、ブレーク期待組の一人としてカウントできるんやないかな。
(メジャーのスカウトからも注目されてるみたい)
今後、松坂がローテーションに固定されると、笠原や吉見あたりとポジションを競うことになりそうやけど、今後もドラで投げてくれるなら頑張ってもらいたい。
ちょっと芽が出たらメジャーなんつー気分なら、貴重な枠を使うのはもったいないからね。
とりあえず、頑張ってちょ。

 


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2018/5/5 ● vs 阪神タイガース 2-7

今日は誰から見ても、4番の差が出たゲームでしたな(苦笑)。
先制のチャンスをゲッツーで潰したビシエドと、先制のチャンスできっちりタイムリーを打ったロサリオ。
追撃の絶好機を再びゲッツーで潰してくれたビシエドに、さらにタイムリーで追加点を稼ぎ出したロサリオ。
勝敗が決まってから、ポテンヒットでタイムリー打つあたり、ビシエドらしさ満点のゲームやったと思いますわ。
もともと奴の打撃スタイルは、スイング軌道が前後に非常に長いため、そりゃ当たれば飛びますが、軸を投手側に動かしながら、そして軸足が折れて沈み込みながらスイングするという、大きな難点があります。
要するに前後と上下に頭の位置を動かしながらのスイングのため、スピードボールやタイミングの変化へ対応することが難しいわけです。
コンタクト能力に問題があるんやから、決定機で相手投手がギアを上げてくると対応できないのは当然であり、基本的な技術がしっかりしてるアルモンテとは大きな差があるのもしゃーないのよね。
したがって私は一年目から、奴のことは評価してまへん。
6番あたりならええけど、今後4番を打たせ続けても、ええことはないと思ってますわ。


9連戦でリリーフ運用が厳しくなってるだけに、どうしても我慢の継投になってしまいますな。
神宮での三戦目に、序盤の展開のまま一方的に負けてたら、少しは楽やったかも知れんけど、7~8イニング投げてくれる先発投手がおらんチームでは、どうしてもこういう状況になるのよね。
まぁ、終盤は敗戦処理にできましたんで、それについては良かったんやないですか。


藤嶋は二年目にしては楽しませてくれますわ。
見た目よりスピードがあるようで、糸井と福留から三振を奪ったあたりは、大きな自信になるんやないかな。
四球から失点はしましたが、それでも内容的には悪くなかったと思います。
何より結果を恐れない投げっぷりこそ、大きく評価されるべきやね。
柳あたりは見習うべきやないかな。

 

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