関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2017/10/10 ● vs 阪神タイガース 1-6

 

ドラゴンズは四連敗で17年シーズンを終了。

最後も一方的にボコボコにされて終わってしまいました。

まぁしかし、仕事での転勤が途中にあって、生活の激変があったものの、何とか今季も完走できてホッとしてます。

 

今季は順位を一つ上げて最下位を脱出したとはいえ、昨季と変わり映えまないシーズンになってしまいました(勝率はあんまり変わってないし)。

夏ごろまでは積極的にベテランや外国人に頼った戦いだったため、来季への種まきにもならない敗戦を重ねて、ムダな試合が多かったように思いますが、5位がほぼ確定したあたりから徐々に若手起用へ切り替えて、ようやく負けながらも経験値を得る試合ができるようになったんやないかな。

このチームの浮上には力のある若手の台頭が必要なのは、鈴木翔太、小笠原、柳がローテーションで機能していた頃に、今季でもっとも勢いがあったことが証明してますわ。

だからこそ、来季は若手を核として戦い、結果が同じであれば十分OKやないかと思うのよね。

 

そういう戦いをするために、投手陣には明るい兆しがあります。

鈴木翔太と小笠原は数か月間ローテーションに定着して、それぞれ5勝を上げて来季のブレークへの足掛かりを作りました。

柳は肉体的にプロになり切れなかったものの、一発病を除けば投球内容は評価されるべきやと思いますし、シーズン終盤には笠原、阿知羅が先発で活躍できることを証明しました。

これなら軸となるべき大野を含めて、来季はそれなりの陣容を組むことが期待できるんやないかな。

 

一方の野手は厳しいね。

大黒柱のゲレーロの流出が決定的となり、軸となるべき外国人は不安定なビシエド(今季の打率を見ても上がり目は乏しい)のみで、国産ロングヒッターはようやく開花しつつある福田だけ。

そんで故障の治療で手術を避けた平田は全快するかどうか不明で、大島・京田は脇役タイプ(京田が中距離になるのではという期待はあり)となれば、来季も得点力は期待薄。

若手で将来の主軸を期待できる選手が皆無であり、最近のドラフト戦略の誤りが如実に出ていると言えますわ。

今季は有望株のアマが少ないらしいけど、こういう状況なんでドラフトでは投手ではなく将来の主軸を任せられる打者を指名してもらいたい。

(個人的には捕手難も解決できる中村君を希望、清宮君の上から目線は好かん)

 

5年連続Bクラスという屈辱からの復活と、閑古鳥が鳴くナゴドに観客を取り戻すため、ドラゴンズは今日から一日もでムダにはきんので、オフの間は死に物狂いで頑張ってもらいたいね。

来季は勝つぞ!ドラゴンズ!!

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2017/10/5 ● vs 阪神タイガース 1-2

 

またまた敵軍の若手に、プロ初勝利をプレゼントかいな。

プロたるものを教えることなく、ロクに苦労もさせんと勝たせてばかりで、ホンマに頭痛いわ。

弱いんやから仕方ないとは言え、他球団がドラをナメて積極的に若手をぶつけてくるのは気分悪い。

来季はちっとはマシなところを見せて欲しいもんやね。

 

小笠原は最終登板でも援護に恵まれまへんでしたな。

しかし盆明けから投球内容はグッと安定して、6試合連続のQS、そして3試合連続のHQSですから、これで文句言うたらバチ当たりますわ。

よっぽど夏場の二軍落ちが大正解やったのか、投球の質は大幅に改善したと言えます。

入団時から奴の素材としてのポテンシャルはチームの中でもダントツで、あのバズーカ砲のようなストレートがある限り、三年目にはエースになっているはずやと思ってきました。

ドラでは、キレるストレートというイメージのエースが多かったけど、奴は珍しいパワータイプのエースになるでしょう。

私ゃもう一人、鈴木翔太がドラ伝統のキレ系ストレートのエースになれると思ってますんで、再来年には奴らが左右のエースになってくれるんやないかと期待してるのよね。

そのためには、とにかくケガをしないこと。

オフにはしっかりケアして、そして猛練習でスタミナを身に付けてもらいたい。

頑張ってや。

 

福田はゲレーロが抜けて以来、ええとこなかったんやけど、やっと今日は仕事をしてくれました。

チームの屋台骨を背負うというのは、自分にマークが集まってもそれを跳ねのけて、決定的な仕事をするということ。

来季は第一人者として、タイトルを獲るような活躍を期待してまっせ。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2017/10/4 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 1-2

 

今のラインナップでは経験豊富の方の連中が仕事せんから、昨日、今日と勝ち目のない試合になってしまいましたが、それでも若い連中はある程度の力を出せたんやないかな。

ホンマは今シーズンずっと、こういう勝ち目の薄い試合をやりながら、若手のわずかな輝きを探す試合が続くと思ってたんやけど、ベテランと外国人を多めに使ってそれなりに(四割以上)勝ってしまいました。

それがドラにとって幸せなことなのかどうかは別やけど、たとえ消化試合であってもそういう試合を見せてくれたことは、個人的には評価したいと思います。

正直なところもっと早くから、少なくともAクラスの可能性が現実的になくなった頃には、こういうメンバーに切り替えてもらいたかった。

とりあえずこういう寂しい敗戦に見えてしまう試合が、来季の勝利に繋がってくれることを祈らずにはいられまへん。

頑張れ、若竜たち。

 

阿知羅はよく頑張りました。

二軍でローテーションに入ってエースとして活躍しながら、一軍に呼ばれてはリリーフ起用されて打たれ、そしてまた二軍へ逆戻りというパターンでしたが、今日やっとその力を発揮してくれました。

(ずっと二軍で先発起用しながら、一軍ではリリーフでしか使わんという首脳陣の起用には、ずっとイライラしてたのよね)

7イニングで7安打、無四球で2失点。

二本食らったホームランが痛かったけど、無四球は見事でした。

ベイ打線が二回り目に入ったあたりから、合わされて来たように見えましたが、要所で併殺を決めてピンチを切り抜けることができました。

これはまだ一回だけの実績であり、来季の好投が保証されるもんやないけど、それでも大きな自信にはなったはず。

来季は大いにブレークしてもらいたいですな。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2017/10/3 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 1-3

 

相手の初登板・初先発の若手投手に初勝利を、初出場・初打席の若手に特大の決勝初ホームランをプレゼントするという、敵地で見事な引き立て役。

綾部も細川も、ドラ戦で活躍して変な自信つけたからといって、他所で同じように通用すると思うなよ!(苦笑)。

(相手が弱すぎただけやからな!)

あー、ちくしょー

まぁ、綾部は若松みたいなスタイルで、打てそうで打てないイヤなタイプ。

一方の細川はすんごいパワーでしたな。

ドラの若手にあんだけ飛ばせる選手はおるんやろか。

速い球を投げるとか、打球を遠くへ飛ばせるとか、天賦の才が必要な選手をドラフトで獲らずに、中途半端に出来上がった選手を獲りまくって失敗している感がしてなりまへんわ。

細川なんて5位指名なんやけどね。

たったの三年で戦力外になるドラ1を獲ったとか、ドラゴンズの編成は猛省すべきやと思います。

ホンマ、お前らも責任取れや。

 

今日は石川が3安打と活躍しましたが、一方で一番活躍すべき周平はサッパリでしたな。

結局、今季も打率.250すら達せずホームランも2本のみ(しかもオーバーフェンスは一本だけ)。

こんだけ期待を裏切り続けても、チャンスをもらい続けてることは、他の選手から見れば不公平極まりないやろね。

専門家がずっと大器やと言い続けてるのが、個人的には疑問でしかないんやけど、いったいどうにかならんもんやろか。

森野のコメントを聞く限り、奴はあんまり自ら考えて工夫するタイプやないんかな。

「どうしましょう?ではダメ」とか言われてましたが、それが事実であり今後も変わらんとすれば、奴が大成することはあり得んやろね。

ええ加減もっと大人にならなあかんわ。

もっと必死にもがき苦しまんと、来季イヤな通告を受けるのは奴かも知れまへんで。

まだ期待してるから、来季こそブレークしてくれよ。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2017/10/1 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 6-4

 

バレンティンが出ないというハンディ戦やったけど、昨日の仕返しのような結果になりましたが、それにしてもスッキリ勝てんもんかいな。

藤井の最終回で見せたクソのようなプレーは、いったい何やったんやろね。

ワケ分らんわ。

せっかく若い連中が頑張って勝ったというのに、しょーもないミソ付けやがって…。

 

それにしてもスワローズ先発の梅野に序盤はまったく合わず、伊藤が先に3点も失ったところで、今日もまたプロ入り初勝利献上係になるのかとイライラしてみてたんやけど、今日に関しては井領と友永がよく働いてくれました。

まぁ、相手投手が一線級ではないだけに、割り引いて見る必要はあるでしょうが、それぞれマルチ安打を達成し、内容的にもあまり見たことのないような鋭い打球でしたな。

これまではヒットが出ても詰まったような当たりが多かっただけに、これが契機になって飛躍してくれたら嬉しいんやけどね。

14年ドラフト組はまだ誰も主戦力になっておらず、しかも社会人出身が多いだけに、そろそろ見切られるのでは…という危惧もあったんやけど、これで来季も期待してええのかも知れまへん。

この活躍に満足することなく、これからの飛躍の糧にしてもらいたいですな。

 

伊藤準規は若手中心のスワローズ打線を相手に、6イニングを5安打7三振1四球の3失点。

順調に立ち上がりながら、四球から案の定崩れて3失点したあたりは「らしい」醜態を見せたんやけど、その後は修正能力を発揮して立ち直ってくれました。

前回の登板では土砂崩れのように打たれて、立ち直りの気配すら見せられんかったけど、少しは成長したということやろか。

来季はローテーションに入れるよう、オフに頑張ってもらいたいね。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2017/9/30 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 5-7

 

大野の今季の登板は、ひょっとすると今日が最後やろか。

結局は今季も昨季と同じ7勝に終わってしまい、周囲の期待に応えることはできまへんでした。

後半になって調子を上げてきましたが、8月末のベイ戦もそうだったように、復調した今でも調子が悪い時に誤魔化せないのよね。

今日も4点を序盤にもらいながら、ボコボコとヒットを浴びて5失点。

勝てる投手なら少なくともリードを維持して、リリーフにバトンを渡せるんやけど、奴の場合はリードを全部吐き出してしまう。

タイトルを意識してホームランを欲しがり、伸びきった左手一本だけでスイングしてるバレンティンなんぞ、大きくコースを間違えん限り打たれるはずないのに、一番腕が伸びる外角に半速球を投げ込んで、奴にとって絶好球になってしまって同点スリーラン食らうとか意識が低すぎる。

外角にだけは行かんように、引っかけ気味でボールゾーンになっても、絶対内角に投げんといかんかったのにアレはないわ。

入団以来、ずっとエースになることを期待されながら、三年連続二けた勝利の間でも貯金は三つしか作れず、その後は二年連続7勝に終わった投手に、今後も同じような扱いをすることができるやろか。

小笠原や鈴木翔太が台頭してきた以上、来季は新エースを育成するシーズンになるんやないかと思います。

奴はその流れに抗って、来季こそ名実ともにエースになれるかどうか。

注目したいですな。

 

打線の方はルーキーをKOしたまでは良かったものの、その後はスワローズの投手リレーにノーヒットで完封されてしまいました。

ゲレーロを帰国させ、ベテランも外して国産の若手(?)打線となりましたが、やっぱり力不足ということなんやろか。

めったにないチャンスをもらった連中が、内容のない打席を繰り返してると、暗澹たる気分になりますな。

今後の伸びしろが感じられんのなら、チャンスを与えることがムダやと思われてしまっせ。

とにかくチャンスを生かして、来季に繋がる結果を出してもらいたい。

頑張ってや。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2017/9/27 ● vs 読売ジャイアンツ 1-2

 

小笠原とマイコラスによる緊迫した投手戦やったけど、どんだけ打者を圧倒してたかという点で、マイコラスに軍配が上がりました。

何せドラの打者がマイコラスの投げるストレートに対して、そのボールを狙って振ってるのに前に飛ばんのやから、そりゃ得点できるはずないわな。

福田も最後に一発食らわせたとはいえ、カウント3-0の絶対有利からカウント球の甘いストレートが二つ続いたのに、それを狙ってヒットすることもできんかったのは厳しい(四球選んだけど)。

あれではクロスゲームで投げてる投手が可哀そうだわ。

いくらマイコラスの出来が良かったとしても、まずは前にボールを打ち返すくらいはできんと、勝負を競う以前の話にしかなりまへん。

8回で100球を越えてきたところで、やっと奴もボールが上ずり始めましたが、それでもカサにかかってヒットを集めることはできまへんでした。

来季はもう少し一線級の投手に対しても、圧力をかけられるような力のある打線が見たいもんです。

 

小笠原はまずまずでしたな。

普通なら十分、勝利投手に値する投球やったけど、今日は相手が一枚上手でした。

しかし9月の登板では防御率も2点台と安定しており、ようやく奴にとってのスタートラインに立ったというところやろか。

(並みの投手なら十分以上やけどね)

オフにはしっかり鍛錬して、もっと強く腕を振り、もっと長く投球できるような身体を作り上げてもらいたい。

来季はタイトルを争うという期待も持ってますんで、頑張ってもらいたいですな。

 

二軍で鈴木翔太が好投して、一軍で最後の登板チャンスをもらえる可能性が出てきました。

個人的には最後に何とか奴を見てみたいですわ。

 

 

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/