ドラゴンズは四連敗で17年シーズンを終了。
最後も一方的にボコボコにされて終わってしまいました。
まぁしかし、仕事での転勤が途中にあって、生活の激変があったものの、何とか今季も完走できてホッとしてます。
今季は順位を一つ上げて最下位を脱出したとはいえ、昨季と変わり映えまないシーズンになってしまいました(勝率はあんまり変わってないし)。
夏ごろまでは積極的にベテランや外国人に頼った戦いだったため、来季への種まきにもならない敗戦を重ねて、ムダな試合が多かったように思いますが、5位がほぼ確定したあたりから徐々に若手起用へ切り替えて、ようやく負けながらも経験値を得る試合ができるようになったんやないかな。
このチームの浮上には力のある若手の台頭が必要なのは、鈴木翔太、小笠原、柳がローテーションで機能していた頃に、今季でもっとも勢いがあったことが証明してますわ。
だからこそ、来季は若手を核として戦い、結果が同じであれば十分OKやないかと思うのよね。
そういう戦いをするために、投手陣には明るい兆しがあります。
鈴木翔太と小笠原は数か月間ローテーションに定着して、それぞれ5勝を上げて来季のブレークへの足掛かりを作りました。
柳は肉体的にプロになり切れなかったものの、一発病を除けば投球内容は評価されるべきやと思いますし、シーズン終盤には笠原、阿知羅が先発で活躍できることを証明しました。
これなら軸となるべき大野を含めて、来季はそれなりの陣容を組むことが期待できるんやないかな。
一方の野手は厳しいね。
大黒柱のゲレーロの流出が決定的となり、軸となるべき外国人は不安定なビシエド(今季の打率を見ても上がり目は乏しい)のみで、国産ロングヒッターはようやく開花しつつある福田だけ。
そんで故障の治療で手術を避けた平田は全快するかどうか不明で、大島・京田は脇役タイプ(京田が中距離になるのではという期待はあり)となれば、来季も得点力は期待薄。
若手で将来の主軸を期待できる選手が皆無であり、最近のドラフト戦略の誤りが如実に出ていると言えますわ。
今季は有望株のアマが少ないらしいけど、こういう状況なんでドラフトでは投手ではなく将来の主軸を任せられる打者を指名してもらいたい。
(個人的には捕手難も解決できる中村君を希望、清宮君の上から目線は好かん)
5年連続Bクラスという屈辱からの復活と、閑古鳥が鳴くナゴドに観客を取り戻すため、ドラゴンズは今日から一日もでムダにはきんので、オフの間は死に物狂いで頑張ってもらいたいね。
来季は勝つぞ!ドラゴンズ!!
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