関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2017/10/3 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 1-3

 

相手の初登板・初先発の若手投手に初勝利を、初出場・初打席の若手に特大の決勝初ホームランをプレゼントするという、敵地で見事な引き立て役。

綾部も細川も、ドラ戦で活躍して変な自信つけたからといって、他所で同じように通用すると思うなよ!(苦笑)。

(相手が弱すぎただけやからな!)

あー、ちくしょー

まぁ、綾部は若松みたいなスタイルで、打てそうで打てないイヤなタイプ。

一方の細川はすんごいパワーでしたな。

ドラの若手にあんだけ飛ばせる選手はおるんやろか。

速い球を投げるとか、打球を遠くへ飛ばせるとか、天賦の才が必要な選手をドラフトで獲らずに、中途半端に出来上がった選手を獲りまくって失敗している感がしてなりまへんわ。

細川なんて5位指名なんやけどね。

たったの三年で戦力外になるドラ1を獲ったとか、ドラゴンズの編成は猛省すべきやと思います。

ホンマ、お前らも責任取れや。

 

今日は石川が3安打と活躍しましたが、一方で一番活躍すべき周平はサッパリでしたな。

結局、今季も打率.250すら達せずホームランも2本のみ(しかもオーバーフェンスは一本だけ)。

こんだけ期待を裏切り続けても、チャンスをもらい続けてることは、他の選手から見れば不公平極まりないやろね。

専門家がずっと大器やと言い続けてるのが、個人的には疑問でしかないんやけど、いったいどうにかならんもんやろか。

森野のコメントを聞く限り、奴はあんまり自ら考えて工夫するタイプやないんかな。

「どうしましょう?ではダメ」とか言われてましたが、それが事実であり今後も変わらんとすれば、奴が大成することはあり得んやろね。

ええ加減もっと大人にならなあかんわ。

もっと必死にもがき苦しまんと、来季イヤな通告を受けるのは奴かも知れまへんで。

まだ期待してるから、来季こそブレークしてくれよ。

 

 

 

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2017/10/1 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 6-4

 

バレンティンが出ないというハンディ戦やったけど、昨日の仕返しのような結果になりましたが、それにしてもスッキリ勝てんもんかいな。

藤井の最終回で見せたクソのようなプレーは、いったい何やったんやろね。

ワケ分らんわ。

せっかく若い連中が頑張って勝ったというのに、しょーもないミソ付けやがって…。

 

それにしてもスワローズ先発の梅野に序盤はまったく合わず、伊藤が先に3点も失ったところで、今日もまたプロ入り初勝利献上係になるのかとイライラしてみてたんやけど、今日に関しては井領と友永がよく働いてくれました。

まぁ、相手投手が一線級ではないだけに、割り引いて見る必要はあるでしょうが、それぞれマルチ安打を達成し、内容的にもあまり見たことのないような鋭い打球でしたな。

これまではヒットが出ても詰まったような当たりが多かっただけに、これが契機になって飛躍してくれたら嬉しいんやけどね。

14年ドラフト組はまだ誰も主戦力になっておらず、しかも社会人出身が多いだけに、そろそろ見切られるのでは…という危惧もあったんやけど、これで来季も期待してええのかも知れまへん。

この活躍に満足することなく、これからの飛躍の糧にしてもらいたいですな。

 

伊藤準規は若手中心のスワローズ打線を相手に、6イニングを5安打7三振1四球の3失点。

順調に立ち上がりながら、四球から案の定崩れて3失点したあたりは「らしい」醜態を見せたんやけど、その後は修正能力を発揮して立ち直ってくれました。

前回の登板では土砂崩れのように打たれて、立ち直りの気配すら見せられんかったけど、少しは成長したということやろか。

来季はローテーションに入れるよう、オフに頑張ってもらいたいね。

 

 

 

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2017/9/30 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 5-7

 

大野の今季の登板は、ひょっとすると今日が最後やろか。

結局は今季も昨季と同じ7勝に終わってしまい、周囲の期待に応えることはできまへんでした。

後半になって調子を上げてきましたが、8月末のベイ戦もそうだったように、復調した今でも調子が悪い時に誤魔化せないのよね。

今日も4点を序盤にもらいながら、ボコボコとヒットを浴びて5失点。

勝てる投手なら少なくともリードを維持して、リリーフにバトンを渡せるんやけど、奴の場合はリードを全部吐き出してしまう。

タイトルを意識してホームランを欲しがり、伸びきった左手一本だけでスイングしてるバレンティンなんぞ、大きくコースを間違えん限り打たれるはずないのに、一番腕が伸びる外角に半速球を投げ込んで、奴にとって絶好球になってしまって同点スリーラン食らうとか意識が低すぎる。

外角にだけは行かんように、引っかけ気味でボールゾーンになっても、絶対内角に投げんといかんかったのにアレはないわ。

入団以来、ずっとエースになることを期待されながら、三年連続二けた勝利の間でも貯金は三つしか作れず、その後は二年連続7勝に終わった投手に、今後も同じような扱いをすることができるやろか。

小笠原や鈴木翔太が台頭してきた以上、来季は新エースを育成するシーズンになるんやないかと思います。

奴はその流れに抗って、来季こそ名実ともにエースになれるかどうか。

注目したいですな。

 

打線の方はルーキーをKOしたまでは良かったものの、その後はスワローズの投手リレーにノーヒットで完封されてしまいました。

ゲレーロを帰国させ、ベテランも外して国産の若手(?)打線となりましたが、やっぱり力不足ということなんやろか。

めったにないチャンスをもらった連中が、内容のない打席を繰り返してると、暗澹たる気分になりますな。

今後の伸びしろが感じられんのなら、チャンスを与えることがムダやと思われてしまっせ。

とにかくチャンスを生かして、来季に繋がる結果を出してもらいたい。

頑張ってや。

 

 

 

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2017/9/27 ● vs 読売ジャイアンツ 1-2

 

小笠原とマイコラスによる緊迫した投手戦やったけど、どんだけ打者を圧倒してたかという点で、マイコラスに軍配が上がりました。

何せドラの打者がマイコラスの投げるストレートに対して、そのボールを狙って振ってるのに前に飛ばんのやから、そりゃ得点できるはずないわな。

福田も最後に一発食らわせたとはいえ、カウント3-0の絶対有利からカウント球の甘いストレートが二つ続いたのに、それを狙ってヒットすることもできんかったのは厳しい(四球選んだけど)。

あれではクロスゲームで投げてる投手が可哀そうだわ。

いくらマイコラスの出来が良かったとしても、まずは前にボールを打ち返すくらいはできんと、勝負を競う以前の話にしかなりまへん。

8回で100球を越えてきたところで、やっと奴もボールが上ずり始めましたが、それでもカサにかかってヒットを集めることはできまへんでした。

来季はもう少し一線級の投手に対しても、圧力をかけられるような力のある打線が見たいもんです。

 

小笠原はまずまずでしたな。

普通なら十分、勝利投手に値する投球やったけど、今日は相手が一枚上手でした。

しかし9月の登板では防御率も2点台と安定しており、ようやく奴にとってのスタートラインに立ったというところやろか。

(並みの投手なら十分以上やけどね)

オフにはしっかり鍛錬して、もっと強く腕を振り、もっと長く投球できるような身体を作り上げてもらいたい。

来季はタイトルを争うという期待も持ってますんで、頑張ってもらいたいですな。

 

二軍で鈴木翔太が好投して、一軍で最後の登板チャンスをもらえる可能性が出てきました。

個人的には最後に何とか奴を見てみたいですわ。

 

 

 

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2017/9/24 ○ vs 広島東洋カープ 3-2x

 

森野は、大人しく自己主張が強くない選手が多いドラにあって、良くも悪くも自我の強い選手でした。

ルーキーシーズンでプロ初打席初ホームランという華々しいデビューをしながら、レギュラーに定着できたのは9シーズン目という遅咲きの苦労人。

しかし落合元監督の殺人ノックに耐えて成長し、ミスタードラゴンズ・立浪氏からポジションを奪取すると、鋭いライナー性の打球でロングヒットを量産する中心打者となって、ついには日本代表にも選出されるに至りました。

シーズン本塁打の最多は23本でしたが、OPSは最大.950をマークするなど、強打者として他球団からマークされる立場となったように、とくに読売戦での活躍が印象的でしたな。

しかし晩年はトラブルが続き、まず低反発球で打撃を崩して前年から打率を一割も下げてしまい、そして公式球がもとに戻ったことで復調したというのに、一昨年には開幕カードのアクシデントで指を骨折。

結果的にはこのケガが、致命傷になってしまったのかも知れまへん。

 

このように奴のプロ生活は山あり谷あり、波乱万丈だったように見えますが、一つだけ間違いないのは長いドラの球団史において、奴が輝かしい時代に大きく貢献したということです。

ドラに指名されてプロの門を叩き、そしてその成長過程をファンに示しながら、ドラのユニフォームを着たまま引退するというのは、FAで選手の流動性が高まった現代において、私のようなオールド・ファンにとっては特別な意味がありますわ。

またドラのユニフォームを着ることになるでしょうが、その時は新たに強いドラゴンズを作ってもらいたい。

21年間の長い間、ホンマにご苦労さん。

ありがとう!!

 

 

 

試合の方は、今日も笠原がええところを見せてくれました。

武器であるチェンジアップが冴えて、7イニングを119球、6安打、8三振、5四死球で2失点。

しかし100球を越えてくるあたりから握力が落ちてきたようで、ボールが上ずり始めて詰まらせていたストレートの威力もなくなっていきました。

スカパーで実況が、京田が二遊間のゴロ処理を間違えなければ…と言ってましたが、あのプレーでギリギリ保っていた奴の中の均衡が破れて投球がボロボロになり、押し出し二つで2点を失ってしまいましたな。

それでも中盤までは、強力カープ打線に対して十分通用するところを見せてくれたと思います。

投打とも戦力層の薄さが問題やったけど、投手については奴も含めて希望が見えてきたように見えますんで、是非ともオフの鍛錬を怠らずに来季の飛躍を繋げてもらいたいですな。

 

 

 

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2017/9/23 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 5-13

 

伊藤の立ち上がりを見る限り、桑原を討ち取ったところは普通に良かったと思うんやけどなぁ。

例によって梶谷には制球を乱して四球、盗塁で二進を許して筒香にタイムリーされる。

ここまでは仕方ないように思いますが、続くロペスを討ち取りながら内野安打にされてしまったところで、完全に歯車が狂ってしまったんやろか。

柴田を何とか討ち取って二死まで漕ぎつけながら、投手の石田にタイムリーを食らったあたりで混乱の極みになったのか、続く桑原と梶谷に投じたストレートなんかは完全に棒球になってしまいましたな。

しかしいくら立ち上がりだったとはいえ、こんだけ無残に打たれてしまってはワン・モア・チャンスはなくなるのと違うか。

と言うか、すでにそれなりに経験を積みながら、ある程度のところで踏みとどまって試合を作れないというのでは、ヘタしたら今日の一回だけで今季積み上げた実績が全部パーと見なされかねん。

一番やってはいけない投球をやってしまっただけに、今後の奴の立場は微妙になってしまったんやないか。

次にもしチャンスをもらえるなら、今度こそビシッと投げてもらいたいもんやね。

 

続いて登板した三ツ間も、序盤で準備不十分ななかでの登板になったんでしょうが、それで?結果は残せまへんでした。

シュートはええと思うんやけど、それを生かせるボールが乏しいのかなぁ。

制球が微妙なんやから、絶対的な球種が必要なんやろね。

来季は飛躍して欲しいもんです。

 

浅尾が久しぶりに登板しましたが、完全にフォークボール・ピッチャーになってましたな。

もう150キロは投げられんだけに、スタイルを変えてくるのは正しい選択やと思います。

しかし奴も勝負できるボールがフォークしかなく、制球も決して良くないため、今のままでは勝負どころで投げさせるのは難しい。

シュートあたりを覚えるとかなり投球の幅も広がると思うんやけど、奴の投げ方だと開きが早くなって余計悪くなるかも知れまへんな。

もし来季も現役にこだわるなら、何かもう一つ覚えてもらいたいね。

 

周平が2安打。

しかし二本とも外角を打ったものであり、内角をガツンと引っ張って長打にするような打席は、まだほとんど見せてもらえてまへん。

それができん限り、奴のブレークはないと断言しますんで、早くそういう打撃を見せてもらいたいですな。

 

 

 

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2017/9/20 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 3-1

 

大野が相手打線を圧倒し、周平と福田によって奪った2得点を背景にして、終始優位に試合を進めた勝利

最近の数試合では、かなり内容のある野球を見ることができてます。

こういう試合が春から見ることができれば、シーズンはまったく違ったものになったんでしょうが、それはないものねだりというものなんやろね。

とにかく今はこれが、来季への糧になることを期待するだけです。

残り試合も、こういう試合がたくさん見たいもんだわ。

 

今日も大野は良かったね。

楽して勝とうとして昨季から不振に陥りましたが、自分がパワーピッチャーやと再認識してから、徐々にストレートの威力を取り戻してきたようです。

今日もズドーンと来る威力あるストレートとツーシームを軸に、スワローズ打線を手玉にとって7イニングをたった2安打6三振1失点。

ほぼ完ぺきに抑え込んだと言ってもええでしょう。

山田に一発食らって失点してしまいましたが、これは松井雅の配球に問題があるんやないか。

山田にしてもバレンティンにしても、奴らの今季打率を大きく超えてドラ戦で三割以上打ってるんやから、厳しい配球が必要なのは間違いありまへん。

しかし松井雅の配球では見せ球は外角中心で、その攻めで大野が両者から連続三振を奪った場面もありましたが、山田に打たれた場面では高低で揺さぶったものの内角を抉るようなボールはなし。

何でそんなスマートな配球に拘るのか、私ゃ理解に苦しみますわ。

やっぱり個人的には、奴にドラの正捕手は任せたくありまへん。

 

福田は前半戦ではタイミングで試行錯誤してましたが、それがカチッと合って本塁打を打ち始めた7月以降、ゲレーロにヒケを取らんペースで量産してます。

9月はやや失速気味やけど、これを忘れんようにオフを過ごしてくれたら、待望の国産主砲の誕生になるはずです。

来季が楽しみですわ。

 

 

 

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