関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2017/6/11 ○ vs オリックスバファローズ 4-0

せっかく三連勝してチームが調子を上げてきたところで、ベンチワークでミスって三連敗。

元の木阿弥になってしまい、さらに連敗が伸びる可能性があった今日のゲームやけど、久々に登板したバルデスのおかげでストップできました。

3タテ食らうと挽回に時間がかかるだけに、負け越し「1」で三連戦を終えられたことは不幸中の幸いと言うべきやろね。

それにしてもバファローズは強いねぇ。

一戦目、二戦目もそうやったけど、小さい得点差でリードしても勝ち切れる雰囲気やなかった。

今日も最少得点でのリードだったため、逆にドラの方が追い詰められてる気さえしてたんやけど、連敗中と違って今日に限っては最後に効果的な追加点を取れたのがおおきかったね。

さて交流戦も終盤に入って、火曜日から本拠地での六連戦やけど、久々に勝ち越しておきたいな。

 

バルデスがリフレッシュして登板し、中盤に制球を乱してピンチの連続となったものの、立ち直って7イニングを投げ切り2勝目をマーク。

外国人を中心としたロングヒットの威圧感を感じさせるバファローズ打線を相手に、最後まで崩れることなく無失点で切り抜けました。

こういう展開になると、奴が失点しないことが勝利の条件やったと思うけど、ちゃんとそのミッションをクリアしてくれたのは嬉しかったね。

そんで今までなら後続が打たれて、奴の勝ち星をフイにしてきたんやけど、今日は継投に入るところで効果的な追加点があり、勝ち切ることができました。

これまでが弱いチームの野球をしてたということやけど、こういうゲームを勝てるということは、少しはチーム状態が上ってきたということかも知れまへんな。

次の本拠地でもええ野球を見せてもらいたいもんです。

 

打線の方は、6試合連続ホームラン以降バットが湿ってたゲレーロが復調し、さらに下位に沈んでる平田も久々に元気なところを見せて得点することができました。

やはりドラの得点力は大島、ビシエドゲレーロ、平田の四人に依存してるところが大きいんで、奴らがどんだけ打ってくれるかが今後もカギになります。

ビシエドも早く5月の勢いを取り戻してもらいたいもんやね。

 

 

 

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2017/6/10 ● vs オリックスバファローズ 3-5

昨夜継投について書いたら、今日も同じような流れで負けてしまいましたな。

柳の球数が100に届いてないということで、7イニング投げ切った後も続投という判断になりましたが、8回は先頭打者に長打を食らって後続にも四球を与えたところで伊藤へスイッチ。

逆転のピンチができあがったところで、今日もベンチはリリーフへの継投を判断したけど、今日もこの判断が裏目に出たわけやね。

はっきり言ってこれは結果論やなくて、首脳陣の判断力のなさ、センスのなさが原因やと断言しますわ。

ドラの勝ちパターンのリリーフには、勝敗が懸かったようなピンチで登板して仕事ができるような、相手を圧倒できるほどの力量を持った投手はせいぜい田島くらいしかいてまへん(奴でも微妙やけど)。

イニングの先頭から登板して初めて、仕事ができる程度のメンバーしかおらんのです。

だからこそ継投はイニング途中やなく、そのイニングの頭からというのを原則にせないかん。

それなのにドラの投手運用には、どういう場面でどういう起用をするのかという原則がないのよね。

今日なんかは1点を争う厳しい展開だっただけに、8回から伊藤への継投で良かったと思うんやけど、球数が少なくまだ投げられるという期待感が判断を鈍らせてしまった。

ゲーム終盤の息苦しい場面を、初体験の新人に託すような判断が正しかったとは、個人的には到底思えんけどなぁ。

同じ失敗を何度も繰り返してるけど、さすがにええ加減にして欲しいね。

ホンマにアホらしい負けだったわ。

 

柳は前回より良かったと思います。

スピードが出ないことが危惧されたストレートで打者を押し込み、しっかり力勝負できていたあたりは見どころがあったし、制球面で崩れる心配もなかった。

先発が二度目ということもあり、マウンド上でも落ち着いて見えましたんで、さすが東京六大学でエースとして場数を踏んできた投手でしたわ。

打者がしっかり援護してくれたら、いずれ普通に勝てるやろね。

課題を言えば、心身ともにまだ本当のスタミナが足りないことやろか。

これはドラの若手に総じて言えることやけど、二軍が先発を6回あたりまでに降ろしてリリーフを使う投手運用をしているため、一軍でいきなりロングイニングを求められても厳しいのよ。

(先日、阿知羅が完封したのが唯一の完投)

したがってローテーションで投げてる若手は、5~6イニングから徐々に延ばして行くような配慮が必要でしょうな。

ベンチがアホやからなかなか勝てんけど、腐らずに頑張ってもらいたいね。

 

6月に入って両外国人のバットが湿ってしまい、得点力が半減してましたが、昨日あたりから徐々に復調してきた「かも」知れまへん。

明日は久々のバルデスをきっちり援護して、勝たせてやってもらいたいね。

 

 

 

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2017/6/9 ● vs オリックスバファローズ 2-4x

若手投手がフラフラながら最少失点で踏ん張る

⇒ 中盤でピンチ

⇒ まだ決壊していない段階でリリーフへスイッチ

⇒ リリーフが打たれて致命的な失点

 

こういうパターンが多過ぎやせんかい?

まだ百歩譲って今日の伊藤は分からんでもないけど、アラウホやら佐藤やら小川やら三ツ間やら、中盤の大ピンチを切り抜けるには力量不足の投手を起用して、ことごとくゲームの趨勢が決定してしまうような失点をしてきたベンチワークには、個人的には疑問を感じざるを得ないんやけどな。

すでに修羅場になってしまった場面で、中途半端な投手を起用するくらいなら、若手の先発にそのギリギリの場面の責任を、最後まで取らせりゃ良かったのに。

今日の小笠原なんてフラフラなのは分かってたのに、リリーフが足らんからあと1イニングなげてくれんかなぁ~、なんてスケベ心出して続投させておきながら、コトが起こって手遅れになりかけてからリリーフ出すんやもん。

あんな厳しいところで出されるリリーフもしんどいやん。

ピンチを予防するために先発を早めに降ろすか、それとも決めたイニングまではゲームの勝機が大きく変わらん限り投げ切らせるか、リリーフをしっかりイニングの頭から投げられるようベンチは配慮すべきやと思いますわ。

「先発には一つでもアウト稼いで欲しい」という期待を前提としたベンチワークは、はっきり言って中途半端でええことはほとんどないよ。

早く気付いてや。

 

小笠原は走者が出ない間は安定してたのに、いったん走者が出るととたんに制球が乱れてヘロヘロになってしまいましたな。

制球面も含めて昨季からあんまり進歩がないのは、オフでまったく投げられなかったからやろか。

ストレートの勢いも昨季ほどではなく、今んとこ少々期待外れな状態やなぁ。

まぁ、昨季も夏場を越えてからやっと安定したところを見せ始めましたんで、我慢して起用し続けてたらええことあるかも知れまへん。

まったくダメということはありまへんので、しばらくは現状のもがきを見守ることにしますわ。

 

それにしてもリリーフが足らんね。

勝ちパターンで起用できるのが、伊藤、岩瀬、田島の三人しかいてまへん。

今日のように先発が早々に降板して、しかも延長にでもなったら勝ち目は薄いのよ。

早く孝行息子が出て来て欲しいもんです。

 

 

 

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2017/6/8 ● vs 千葉ロッテマリーンズ 5-9

今日は鈴木翔太ZOZOマリンで投げるっつーんで、実は二年ぶりの生観戦に出撃するつもりだったのよね。

しかし天気予報が雨ということで、行っても濡れるわ寒いわが予想されたため、諦めて自宅観戦にしたんやけど、ゲーム展開だけを見れば結果オーライやったかも知れまへんな。

あんな乱戦だと球場から出るのは22時だったでしょうから、明日も仕事のサラリーマンとしては、それで良かったと思っときますわ(苦笑)。

明日から京セラドームやけど、また借金返済が進むようなら嬉しいね。

頑張ってちょ。

 

前回のホークス戦が素晴らしかっただけに、今日の鈴木翔太には大いに期待してたんやけどなぁ。

同じくらい抱いてた大きな不安の方が的中してしまいましたわ。

又吉と大野が快投したため忘れてましたが、やっぱり独特の強風が吹くマリンのマウンドは難しかったかな。

(もともとドラはそのせいで、この球場が苦手やったからね)

マウンドにも合わなかったのか、調子自体も悪かったのか、武器であるストレートが走らなかったのも痛かった。

これまで制球が定まらずにストライクを取りに行って打たれたとか、抜け気味のボールを打たれたりはありましたが、ストレートをこれだけマトモに打ち返されたのも初めてやないかと思います。

ストレートが走らないことで力んだのか、立ち上がりにはストライク先行で投げられていたのが、3回には二死走者なしから死球、四球でピンチを招いて逆転されてしまい、そんで勝利投手の権利が懸かった5回も先頭から四球を出して、そしてストライクが入らなくなってしまいました。

力を抜いてバランス良く投げている間は制球も問題ないのに、少し力が入るだけでボールが操れなくなる。

まだキャリア不足で修正能力を求めるのは難しいでしょうが、次のチャンスがあればしっかり投げてもらいたいね。

 

それにしても…、鈴木翔太を降板させるのはええとして、何で後続の投手は揃いも揃って必ず打たれるんやろ。

今日の奴の投球内容だと、5回途中の降板もやむを得ない気はしましたが、勝負どころを任せる投手として小川や三ツ間では厳しいんやないのかな。

せっかくスイッチしてもまったく用をなさないなら、あのまま続投でも良かったやん…(ブツブツ)。

ちゃんと機能する継投をしてもらいたいもんだわ。

 

 

 

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2017/6/7 ○ vs 千葉ロッテマリーンズ 4-2

最短の二軍降格期間10日で突貫調整して、復調を期待されながら前回も無様にKOされただけに、さらに中六日の調整だけではどうにもならんと思ってたんやけどね。

うん、今日の大野は良かったですな。

我々ド素人には残した結果と、素人なりの見た目でしか判断できんけど、今日はホンマに後がないという状況で、逆に覚悟が決まったような殺気を感じさせる表情で投げてたように見えました。

前回までは150kmを計時したストレートですら簡単に打ち返されてたのに、調子の出ないマリーンズ打線が相手とはいえ、今日はストレートで打者を圧倒していましたな。

友利コーチが「大野はパワーピッチャーなんだ」とコメントしてましたが、まさに奴の場合は思い切り腕を振って投げ込んだストレートが命なのよね。

しかし、だんだんプロに慣れてきて、綺麗に勝とう、楽に勝とうという意識が働いて、そのストレートが錆びついてしまったというのが、奴の不調の原因やないのかな。

たったの一週間では肉体的には変わりようがないし、技術的にも大きく改善するという可能性は少ない。

そうなれば何が変わったのか疑問を感じますが、結局は戦う気持ち、自分の武器であるストレートで勝負する気持ちを取り戻したということやと思います。

今日の奴の表情を見ていて、そういう思いを強くしましたわ。

しかし今季も一度や二度の好投はありながら、不調が続いてきたという事実がありますんで、今回のたった一度の好投で復調を確信することはできまへん。

奴がコメントしてたように、5つも作ってしまった借金を完済してこそ、復調やと言えるんやないか。

早くそうなるように頑張ってもらいたいね。

 

伊藤準規のセットアッパーでの活躍は、首脳陣の大ヒットかも知れまへんな。

奴の働きに対して、私ゃずっと半信半疑やったんですが、ここまで来ると信じてええのと違うやろか。

ずっと有り余る才能を持て余してきたのが、ようやく戦力になってきたと思うと、すごく感慨深く、非常に嬉しく思いますわ。

激務だけにケガには気をつけて、シーズン最後まで頑張ってもらいたいですな。

 

岡田が左手を手術したというニュースが流れてきました。

血行障害を抱えてたのは知ってましたが、かなり深刻やったのね。

朝倉が同じ障害を抱えてましたが、奴の復調には時間を要したという記憶があります。

じっくり治して、早く戻って来てもらいたいですな。

 

 

 

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2017/6/6 ○ vs 千葉ロッテマリーンズ 3-0

マリーンズ先発の石川は調子悪いと聞いてたんやけど、いったいどこがやねん!つーくらい素晴らしい投球でしたわ。

150kmを超えるストレートをコーナーにガンガン投げ込んで、どんどんストライクを先行させてきましたんで、最初にラッキーな1点を取ったもののまったく得点の気配がしないようなゲーム展開になりました。

相手の打線が低調やという側面はあったとしても、それでも又吉が1点リードを守っている間に確実にチャンスをモノにして追加点を取り、そのまま勝ち切るんやから見事なもんです。

本来なら勝ち目の薄いようなゲームを、相手に流れを渡さずに勝ち切ってしまうというのは、まるで落合体制での黄金期を見るような快勝で少々胸が熱くなりましたわ。

こういう野球が続けられるなら、ひょっとしたら上の方が見えて来るかも知れんけど、そんなに簡単な話ではないやろね。

でも少し勝ち負けに楽しみが出てきたような気がします。

明日は絶不調の大野が先発やけど、またこのチームのいい流れをぶち壊すのか、それともその流れにノッて復調するのか。

ちょっと注目しないといけまへんな。

 

とにかく今日は又吉が素晴らしかったね。

奴の先発での投球は、相手を圧倒するというより走者を出しても粘って最終失点に抑え、そんで球数がそれなりになったところでリリーフに任せるというケースが多かったように思います。

しかし今日はボールのキレも制球力も十分で、ほとんどマリーンズ打線を圧倒してしまいました。

被安打3やけど、バットの芯を食った当たりは鈴木大地の一本だけやったもんね。

これでリーグ防御率1位に躍り出て、かつジーダンに並んでチームの勝ち頭に浮上。

昨オフから奴の先発起用の準備をして、実際に転向させた判断については、首脳陣を高く評価したいと思います。

…んが、ゆめゆめ奴をまたリリーフへ戻そうなんて、アホなことは考えんでくれよ。

このままエースになるかも知れん投手なんやから。

 

大島の活躍も大きかった。

6回に2点目を叩き出した貴重なタイムリーは、粘った末にタイミングを外されながらも、高等技術で合わせてヒットにしたものであり、奴ならではの一打でしたわ。

しかし個人的に評価したいのは、5回の二死二塁での守りで、吉田のセンターライナーを判断良く前進して好捕したプレーです。

本来なら真っ正面の低い当たりのライナーは、外野手としてもっとも判断が難しい打球であり、これを一歩目の判断良く好捕できたのは、奴の名外野手としての能力が発揮されたからこそであり、同点を許さなかったビッグプレーでした。

またチームを助けてもらいたいもんです。

 

 

 

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2017/6/3 ○ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 2-0

ドラの交流戦は最初がホークス、次がイーグルスと、強いパ・リーグの2位・1位でスタートするという不利な日程になっており、始まる前には6連敗もあり得るなんて思ってたし、実際に吉見と大野が続けて炎上した時には「やっぱりな~」なんて思って、焦りもしなかったくらいなんやけどね(苦笑)。

そんで金曜日に古川を攻略して勝った時には、土曜、日曜の勝機が薄いことから、とりあえず一つ勝っておけたのは良かったと思ってました。

それが終わってみれば、この一週間を3勝3敗の五割で通過できたというのは、かなり出来過ぎた結果として評価すべきなんやろね。

これはひょっとして、少しは勝てるチームになってきたということやろか?

勝てない投手を整理して、若手に切り替えることでチームが前進しつつあるとしたら、ドラの将来に大きな輝きが見えてきたことになりますんで、これからの戦いがかなり楽しみになってきましたわ。

来週はアウェイが続きますが、何とかまたええところを見せてもらいたいですな。

 

今日はジョーダンがよく投げてくれましたな。

2回に無死満塁とされた場面では、まず島内にフルカウントと粘られながら、最後にボールゾーンへ逃げる球を振らせて三振を奪い、そして嶋に対してはボールを散らして最後は低めを打たせて併殺打

球威あるボールが適度に荒れて、強力イーグルス打線に的を絞らせなかった印象です。

前回登板でベイ打線に10失点とボコボコにされましたが、その汚名を濯ぐような見事な投球でした。

これでチームの勝ち頭となる4勝目、これからもローテーションの中心として頑張ってもらいたいね。

 

そしてそのジョーダンの後を継いだリリーフ陣は、今日も無失点リレーを見せてくれました。

7回を伊藤準規、8回を岩瀬か三ツ間、そして9回の締めくくりを田島と、役割を固定できずに苦労してきた勝ちパターンのリリーフは、伊藤準規をセットアッパーに固定するという発想の転換と、開幕直後には不安定なところも見せていた岩瀬の大復活によって、頼れる顔ぶれが揃いつつあるようです。

とくに伊藤準規がここまで戦力になるとは、想像もしてまへんでしたわ。

このメンツが他球団を上回るような、鉄壁のリリーフ陣になってくれるよう強く期待してまっせ。

頼むで!

 

今日は「平田良介デー」だったらしいけど、肝心の本人は4打席連続三振とはね…。

ファンクラブスペシャルデー第一弾の大島デーでは、ヒーローインタビューを受けるほど本人が大活躍してくれたんやけど、今回は企画倒れもええとこでしたなぁ。

開幕からの一時期のみ輝きを見せましたが、今季の奴はほとんど爆発力を見せられてまへん。

バットがうまく出て来ないんやけど、この修正は今期中は無理なんやろか。

ちょっとチームにとっても厳しい状況ですな。

 

 

 

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